流行(はやり)とはなんぞや......が知りたくて検索したら、「流行についてあれこれいい合うサイト」に流れ着いた。
昔持っていて、今じゃ恥ずかしくって、というのが語らいのテーマらしかった。
まず厚底ブーツや肩パッド入りの服というのが出てきた。
続いて、ティファニーのオープンハート、Kitsonやcherのトートバッグ、アニヤのトート、プラダのリュック、ヴィトンのマルチカラー(文字のところがカラフルな色のだよね)やグラフィティ(筆文字で大きく書かれてたアレだな)エルメスのスカース、グッチのバンブー...なども名を連ねていた。
「カルティエのスリーゴールドの三連リングはバブル時代にみんな揃ってしてたよね」
のしゃらくさ発言もあった。
そこに集う人たちの年齢層はそう高くないと思われた。
そこのサイトで書かれていた「恥ずかしくってもう使えない」は個人的意見だし、うのみにするわけにはいかないけれど、挙げられたアイテムに共通してただよう【時代】もしくは【当時】のようなにおいを感じることはできる。
でもね〜、当時流行りものだったとはいえ、やっぱり気に入って手に入れたものじゃん?
ヴィトンのマルチカラーはかわいいし、エルメスのスカーフの柄はずっとイカしてね?
今持ったら笑われちゃうと恥ずかしがることはまったくないと私は思う。
大流行りした「物」がすたれていくのは宿命かもしれないが、自分がその時に感じたステキ!の感情が比例してすたれるものではない。
それにしても、挙げられていたアイテムいっこも持ってないアタシ。
流行に乗ってこなかったのか?
いやいや...興味がなかったわけじゃないけど、買おうと思うほどステキ!と感じなかったんだろうな。
白いシャツにブルーストライプのギャザースカートが初夏のアタシの流行。
私はアタシの流行でいく。
つづく