昔の家は夜になると薄暗くちょっと怖かった。
明るいところと暗いところがあって、御不浄などは怖さ全開であった。
障子や襖の隙間からヒュ〜っと風が入って来たり、天井の組んである木がピシっとか不意に音立てたりすると、ぶるっとしてちびりそうになったものである。
子どものころのこと。
そんな生活から離れた暮らしをもう何年もしてきたんだなあ...と思う。
夜も煌々としたあかりの中にずっと住んでいた。
しかし、暗いだの明るいだの、怖い、寒い、なんか居そう、などの畏れを家に感じつつ暮らすことは大事なことだったのでは......と今は思う。
それが感情のたわわさにつながっていくのではないか。
最初玄関の天井ライトだけでは暗いかな?と思ってフロアスタンドを置いたけれど、むしろフロアスタンドだけで光量は充分だ。
スタンドの傘が作る光の形、ここに来て初めて見たような気がする。
鴨居のところから.....まっくろくろすけっぽいのが出てきてもいい。
スーはこの場所が好きだ。
そこで寝ているスーが大好きだ。
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