毎朝、今朝の見守り・・・と称して何か物を一品と朝ごはんを写真に撮ってインスタグラムに載せている。(前にも書いたわね〜)
「今朝の見守りの一品」はそのまま一日中机の上に置いておき翌朝に次のと交代ってことにしている。
今朝の一品は、植草甚一の本にした。
久々にペラペラめくるページ。
48年前の本の活字の小ささよ!老眼鏡しっかりかけなおし読んでみた。
グッとくるフレーズ満載だ。
これから読もっと!楽しみができたわ。
.............................................
半月ほど前、いただいた挿絵のお仕事は初めて描かせていただくところだ。
ホホホの本田を見てくださったと、ご依頼をいただいた。
何回かのやりとりの後、下書きを送ったところ修正の赤字チェックが細かく入る。
2度目の修正でもまだオッケーは出ない。
絵に「リアル」と「正確さ」を求めておられた。
私は・・・その対極のような・・・「ムード」とか「雰囲気」でずっとやってきた絵の者である。
そないなこと言われたって、と途方にくれてしまった。
「ごめんなさい!白旗です!描けません」と、降ろしていただくなら早い方が両者のためとも思ったけれど、もう一回だけもう一度だけ修正に応じようと書き直しをした。
でもまたもやの修正赤字をいただく。
はて?これってもしや、私に対する100本ノック?と俄然やる気が出てきた私だ。
卑下するつもりはぜんぜんないけど、60オーバーのイラストレーターに新たな分野の種類のタッチを求めてきてくれるなんて、と。
ちょっとムッとしてしまった自分を大いに恥じた。
(HPを見てくださったのならムードで押し切っているタイプと知ってのことでは?リアルや正確を要求されてもなあと思っていたのだ。ごめんなさいチョットだけよ〜)
自分の伸びしろを信じて、書き直しに励んだ。
こんなにたくさん同じシーン描いたのって何年ぶりだろう。
1カットに20枚以上のしくじりペーパーね。
もしかしてホホホの本田のHPを読んでくださって、私が100本ノックに耐えられるオンナと思ってくださったお仕事だったのでしょか?
ならば、よろこんで受けて立ちましょうぜ!
今朝の見守りの本の中のイラストレーションは湯村照彦・小島武・河村要助・和田誠・門坂流・佐々木マキ・本山賢司。
そうそうたるメンバー、憧れ続ける。
わずかな伸びしろでもゲットしときたいよ。
....................................................................................
私の肩をトントンと、ワンクリックプリーズ!
コリもほぐれ、更新する意欲がモリモリとわいてきます!