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色は譲れない

昨日娘とのお茶のみ話しで・・・娘が
「TさんとMちゃん夫婦って仲良いよね。ケンカしなさそうだし」
と、私の友だち夫婦のことを言った。
確かにとても仲良いご夫婦、二人とも穏やか〜な性格っぽいので一触即発てな激しい喧嘩はしなさそうである。

でも!私は見たのである!少し前に!
Mちゃんが「黄色のタオルどこにある?」とTさんに訊ねた。
「その奥だよ」とかなんとかTさんは答えたけれど、黄色のタオルは見つからなかった。
Mちゃんはちょっとイラッとしつつ「どこよ!ないわよ」と。
Tさんは、「ここにあるじゃん?」とすんなり取り出すタオル。
Mちゃんムッとしつつ・・・・「それって黄色じゃなくて緑色だよね」と。
Tさんも負けちゃいない。「違うよ、これは黄色だよっ」と若干語気を強めた。
Mちゃん、イラッとにターボがかかっていた〜〜〜。

そして思い出したのだ!かつて私も家人と色の見解で大ゲンカしたことを。
「カーキのパンツ出しといて」
と言われ、出しておいたら
「違うよ、それじゃない。それってベージュでしょ」
と言われたときにはカッチーンと来たもんだ。
家人が、
「これをカーキ色っていうの」
と出してきたパンツはモスグリーン。
いやいやいや、そしていやいやいや、モスグリーンをカーキと言っちゃあお終いよ。
砂色に近いのがカーキ!とキッとしながら主張したが、あの時はどちらも譲らなかったように思う。
あの当時は「スマホで検索」の手段がなかったので、白黒つけがたくうやむやに〜。
という思い出話しを娘にしつつ、
「これ何色っていう?」
と、モスグリーンのコートを指して試しに聞いてみたらまんまと
「これはカーキ色!」
ときっぱり。
父派であった・・・・。

そもそもベージュとモスグリーンはカーキと称されることが多い。
特に衣類の色を言うとき、カーキ色って軍隊ニュアンスのある色調を言うらしいよ。
砂とか葉っぱとかね。
迷彩柄に使われる色はすべてカーキ。
そういわれてもやっぱり腑に落ちないカーキ問題。

TさんとMちゃんの黄色VS.緑問題だって未だ両者一歩も引いてないであろう。
「黄緑色」ってことで手も打てないだろう。

自分の信じている色とその名前はなぜかケンカの種になりがち〜。

日々

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、 ココカラPARKbyやずやのサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokarapark.com/
どちらも月に2〜3回ほどの更新です。

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
2017年10月より小田原市在住。
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