毎年イチョウの葉っぱが舞うころに作るコサージュがある。
ある年は直径20センチぐらいにうんと大きくして玄関に飾る用にしたり、またはうんと小さくして、プレゼントのリボンに挟んだりと、
イチョウコサージュは便利なものになる。
胸元に付けるのは直径10センチほどのもの。
コーデュロイのモスグリーンのコートに、ベージュのジャケットにと、落ち着いた色合いの服によく似合うコサージュとなる。
秋特有のすんだ明るさがパッと射すのだ。
そして会った人との会話のネタになることもしばしばで、「アタシも作ってみるわ!」と、イチョウコサージュはじわじわっと友人の間では流行っている。(と思うんだけど・・・)
そしてしばらく楽しんだ後、ではまた来年と捨てるところも気に入っているポイントだ。
散歩しているといい拾いものがたくさんある。今朝はこぶしの赤い実を手のひらに山盛りのせて帰ってきた。
さっそくあり合わせの缶バッチに接着剤で貼りつけてみた。なんてシックでいい赤なんだろう。黒のタートルの襟元にバッジをつけ、鏡を見てご満悦の笑みの私。
秋の拾い物は「天然アクセサリー」の素材。それもタダ!ララル~♪
小枝にどんぐりとボタンを貼り付けたブローチはクリスマスのプレゼント用にいくつか作っておこうかな・・・と手芸熱が上がるのもこの時期特有の発熱だ。