先月、うちの犬は6歳になった。コロッコロしていた時期はあっ
という間に過ぎ、すっかり落ち着いた風格さえ漂うわんこに成長した。
この犬が来てから朝夕二回、都合2時間弱の散歩が私の日課になり、
朝は起床速攻で飛び出す日々に。着ていく服はいきおいはきやすいパンツ
にTシャツや、被るだけのコットンワンピースだ。私の生活
習慣服は「犬と散歩用の服」。そしてつば広のハットと糞の持
ち帰り用エチケットバックも。何も考えないでセット物のように
それらを手に取り犬と出かける。マンネリにも近いスタイルだ。
せっかくの「外出」なのに....。
小振りのバスケット、布バッグ、絹の巾着袋、日頃使わない小さ
めのバッグや布の帽子、ストローハットなど、犬の散歩にも使っ
ていこうと改めて思う。夕方の散歩には、サンダルにソックスを
合わせようかな?と足下にも思いが及び、がぜん散歩時間が楽しみになってくる。
だれにでもそれぞれの生活の習慣服がきっとあるはず。その装いをちょっ
と見直し、変化をつけていくことで「今日一日」がまた「昨日と違う一日」になって
今日のごきげんアップにつながっていくと思う。
気持ちに新しい風を吹き込ませるには、長年当たり前になっていることを
ちょっと見直すことなんじゃないかな?と、6年間の犬の散歩から
教わった。私はこれからもずっとずっときげん良く散歩にいこ
うね!とカレと約束をする。