発表がおそくなりましたが、自家製の塩糀づくりは成功いたしました。
この時期に、常温発酵は時間がかかったけれど、やく二週間ほどで完成。
100グラムの糀に、30グラムの塩を加え、そこにひたひたになるくらいまで水を入れ、一晩放置。
翌朝、どれどれ?と見ると、しっかり水分を吸収して、ややふくらみを帯びた糀になっています。
そこにまた水をひたひたに足して、その後はそのまま置いておく。
一日いっかいかきまぜるのを忘れない。
それで出来上がり。
完成したかどうかを確かめるには、ひとつぶふたつぶの糀を指でさわってみて、やわらかくつぶれるようになったかな?と試すこと。
出来上がりを確認したら、その後は冷蔵庫にしまっておく。
きゅうりを拍子切りにして塩糀をまぶしておくと、二時間ぐらいで浅漬けっぽいものに。
けっこうおいしいです。
大根でもいけるはずだろな。今晩やってみよう。
スーの散歩の途中では、いろいろと拾いものをする。
秋には特にいい拾いものどっさりと。
私は「拾いもの達人」なのである。
今日、意外さ最上級な拾いものをした。
それは道路のわきっちょのタイル塀のあたり.....申し訳ないのだが、スーのお気に入りスポットのあたりに落っこちてた。
入れ歯!
さすが達人ともなると拾いものの押さえどころがちがうでしょう?
わりとすべての歯がピンク色の歯茎に生えそろっているものだったけれど、それ、上の歯か下の歯かは判断がつかなかった。
なにか、こう、妙に近寄りがたい雰囲気をただよわせてそれは道にあった。
ちょっとだけ迷ったけれど、達人としては拾わぬわけにはいかない。
ビニール袋を散歩バッグから取り出し、そっと拾って近くの交番に届けることにした。
交番には若いおまわりさんがいて、手渡したビニール袋を透かして見ながら、
「入れ歯ですね〜」
と確認したのち、まじめな顔でこう続けた。
「拾得物の権利を放棄しますか?」
私は、声のトーンを一段階ほどおとし、
「はい、放棄します」
と、名も所も告げずに粋に立ち去ったのである。
これから、達人より上の位の名人を名乗ろうと思う。