夜な夜な編みもの。
おもて編みとうら編みしかできないので、ひとめゴム編みやふためゴム編みなどで、幅広のヘアバンドを編んでいる。
ずずずずっと、平に20センチ〜25センチほど編みすすめて、最後に伏せ目。
脇をかがるだけだ。
小型の腹巻き状態のひとつができ上がる。
今、白毛糸編んでいるのをふくめて、四つめである。
ひとつは、スーの首まきにしてやった。
とても似合うんです!(画像は明日〜....)
ごく幅広のヘアバンドは、一見帽子のように見えるものだ。
一束にまとめた髪の毛がてっぺんから出るので、かぶり心地がいい。
寒い日は、耳も収めるとぬくぬくだ。
オリンピックのジャンプの選手が、台の頂上で編みものをしてるとこがテレビに映っておもしろかった。
近所の手芸屋さんでは、「ニットカフェ」と称して編みものを教えてくれる。
500円でコーヒー付きである。
残糸も格安でわけてくださるので、時々でかけていっては教えていただいたり、でき上がったものを見せにいったり....。
まっすぐ編みだけじゃなくて、もう少し「小技」などつかったものも編みたいと野望もむくむく。
やらなければいけない家事や仕事からちょっと逃避したい気分のとき、編みものはすごくいい。
5段編んだら、仕事にもどる...とかさ。
ジャンプの選手は、超のつく緊張から逃避するために編んでいたのかなあ。
なんだか心あったまる光景だった。
夜更け、雪のせいだろう、いつもよりし〜んの深さが重厚だ。
沸き立てのお湯で、ウイスキー入りの紅茶をいれる。
そして「モンク」ターイム!に。
シーズン3に入って、なんの前触れもなく、アシスタントが変わってしまった。
シャローナは再婚して、引っ越してしまったのだ。
ああ残念。とっても残念。
シャローナと人のいい副警部補、ちょうちょうはっしやりあいながらも、いい感じの♡な雰囲気も出しつつ、突然の引退である。
新しいアシスタント「ナタリー」も子持ちの独身女性である。
新米だから、まだモンクとぎくしゃくしたところはあるにしろ、シャローナと同様にひじょうに勝ち気でありながら、繊細な部分もある人。
これからきっとモンクのいい相棒になっていくのだろう。(と期待まんまん)
モンクは生まれながらの、強迫症というのだろうか....こだわりの強い性格らしい。
潔癖性の最強のやつ。
最愛の妻を亡くしてから、それにターボがかかったようだ。
普通に生活したい、でもできない...とイライラのジレンマ。
あるとき、どうしようもなくおちこんでしまい、医者からハイになる薬を処方される。
ドラマだから、そのハイっぷりがコミカルに描かれているものの、わびしさがただよう。
「ぶっ飛びモンク」という回がそれである。
ぶっ飛んではいるところはあるにしろ、普通の生活ができるモンクが初めて登場したわけである。(レストランで食事、車の運転とか)
が、しかしなんと魅力のない男になってしまうことか!
モンクの魅力は、異常な潔癖なところと、自己中、そしてめんどくさいまでのこだわりに集約されるのだからね〜。
途中、警官復帰の希望はなくなったんだなとみていたが、まだその意欲は消えていなかった。
「復職」を餌にされて、アブナイ仕事をさせられることもあったし。
...............................................
駅前TSUTAYAで、私と後先になりつつ楽しんでいた「モンク同胞さん」は、ものすごいスパートをかけたらしく、すでに最終シリーズに入っていた。
あと二枚で終わりのもよう。
なんとなく、こちらも残念。
まぼろしの相棒だったのにな〜。