姉から「ダッフルコートがほしいんだけど、軽くて着やすいの、ないかな」と相談
を受けた。
長野に住む姉は、軽くて暖かいコートを母や自分のために探してきたのだろう。
しかし今年の冬は久しぶりにダッフルが着たくなったという。
一巡したかのようだ。
今年はダッフルコート姿の方をよく目にする。
学生はまじめっぽく見え、通勤の男性は溌剌っぽく見える。
年配の方はこなれたおしゃれさんに見える。
トラッド物にはわりといいイメージしか湧かないな。
それは20代の頃に慣れ親しんだ物ということもあるけれど、「完成されたデザイン」に寄せる信頼だと思う。
しっかりと目の詰まった重めな生地で作られたコートには特徴的な留め具、トグルで前をしめる。
大きいポケットに手を突っ込んでみる。
そんな行為も懐かしくまた楽しいのが我々世代なのではないだろうか。
タータンチェックのマフラーのかわりにファーのショールを首に。
頭はスカーフで包む。
オーストリッチの革手袋とカッチリしたハンドバッグを合わせる。
初代ダッフルから数十年経った今は、あの時とは違う着こなしをしたい。
そして年代に合わせたあしらいを素敵に受け入れていくれるのが
「完成されたデザイン」ならではの余裕だ。
私も明るいブルーで一枚ほしくなる!
安いのは布地がペラペラだし、細身仕立てのは着にくい。あまりにタップリサイズだと
着ていて疲れるし。選びぬくのは容易なこっちゃない。姉はうまいこと見つけられた
かな......。
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年が明けても、着々とコロンボを観続けている私である。
昨日のコロンボは、一気に年老いたように見えたし、事実ピーターフォークさん本人が高齢になってからの作品だったと思われる。
ハイテク機器での捜査もしてたし。(そこワシ、気に入らなかった)
そして通常の3割り増しの粗野っぽさ丸出しであった。
死体の口の臭いを嗅ぐために、うんと顔を近づけるとか、トイレに手をつっこみ何かを拾うとかね。
そして手も洗わずにコーヒーカップを手に取る。
でも、コロンボならではの心理戦の攻防を繰り広げていた。
そして今日は、また一気に若返っていた!
あ〜〜そうだったんだ!一巡したのね〜。
昨日のは、晩年編だったのだろう。
今日のコロンボで感激したのは、声の吹き替えの小池朝雄氏の声も、当然なんだけど若い若い!うれしくなるほど若いのである。
でも......、コロンボも小池朝雄氏も、中年になってからの方がだんぜんいい!!
まだコロンボとして練れていない時代では、犯人を会話としつこさで追いつめていくことはいくんだけど、決め手となるのは共犯者の自供だったりしてどーもこーも心が晴れないというか、スッキリとしないのである。
コロンビスト(←コロンボを愛してやまない人を称して)としては消化不良を起こすのであった。
午後5時。
犬の散歩を済ませて帰宅する時間。
ドッカと椅子に座って、ウイスキーのソーダ割りを片手にゆっくり鑑賞できる日もあれば、台所しごとや夕飯の下準備などしながらちらちら見の日もある。
今日などは洗濯物をたたみながらの鑑賞である。
今日のは多分、1970年代の作品と思われる。
私はこの年代のファッションが大好きである。
コロンボの登場人物の服も好きなのばかりであった。
特に、殺されちゃう婦人の部屋着がチャーミング!
タマゴ色の生地で、セーラーカラー。
黒のスカーフが効いてる。
中年女性のかわいさ満々である。
他の服も素敵だった!
でも、わりと早めに殺されてしまって残念であった。
今晩は熱くコロンボを語ってしまったけれど、見てない人には訳分からなすぎましょう?
めんぼくない。
やはり......DVDを手に入れ、時間にとらわれることなく「いつでも鑑賞」をできるようになりたいなと思ったりもするアタシである。
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