デパートの帽子売り場で冬物の帽子がワゴンに山盛り。
大セールの真っ最中だった。20人近くの人たちが、次々とかぶってみては
鏡で確認をくりかえしていた。あ、それ!それ似合う!とまったくの他人ながら
心の中で密かに拍手を送るけれど、いつも「それ!」は決して選ばれる
ことはない。
帽子の威力はすごいものだ。かぶるだけで一瞬にして
印象が変わると言っても過言ではないと思う。(良くも悪くも)
厚地のフェルトでリブのあるハットはかぶり慣れていないと自分に違和感を
感じるものだけど、ダークな色調のハットこそ
我々「ちょいと中年世代」には大きなお助けアイテムになってくれるのだ。
●顔の輪郭をスッキリと見せてくれる。
●陰影を付けられ、目鼻立ちがくっきりする。
●ボリューム感のある服装の一番上に来るピタッとしたハットで全体の調和が生
まれる。
帽子売り場には途切れることなくたくさんの人たちが。そして色んなタイプの帽
子を試着して、最後は無難なニット帽子やウールのキャスケットを買っていかれていた。
(じっくり観察してました~、スミマセン!)
鏡の目線と他人の目線はおおいに違うところがある。
ちょっと冒険かな?と思うような一つが意外に喝采を受けたりするもの。
セールにもなっていることだしね、ここはひとつ...と思い切ってみるのも
いいかも!おしゃれは冒険のわくわくとドキドキが礎だから。