友だちに縫ってもらったスカートはビッグな花柄だ。
コットンなので、厚手のレギンスと合わせてはいたらちょうどよかった。
スーの抜け毛は今がピークか.....。
床にいつもうっすらと、スー毛のじゅうたんが敷かれているようだ。
掃除機よりも、モップの方がとれ高は確実である。
モップを振るい出だすと、スーは決まってコソコソっと姿を消す。
(といっても玄関方面に移動するだけだけど)
一着だけの毛皮....お手入れという新陳代謝が必要なのである。
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義母は手術をしないことにした。
昨年、病院で手術をすすめられていたのだった。
「心臓も脳の働きもすこぶる良いから耐えられるでしょう」
と。
93歳の全身麻酔での手術って、一般的なことなのだろうか。
医術は確実にすすんでいて、オペは大成功をおさめ義母の寿命は伸びるのだろうか。
わからん。
義母をめんどっくせえ人だなあ...とは度々思うけれど、死をのぞむような気持ちは今のところない。
二番めのお医者が、
「そ〜っとだましだましって感じでこれから様子をみながらいきませんか」
と言い、義母は大喜びしていた。
アタシも家人も同感であったので、めでたし。
手術はなしってことで落着。
後日、一番めのお医者さんに報告に行ったら、
「わかりました。ではもう忘れて生活してくださいね」
と背中をおしてくれた。
93歳。
これまた微妙なお年頃である。
伴侶も友だちも、皆向こうにいってる。
もう少しこっちにいたい気分もありつつ、向こうにいくのも楽しみ.....というのもなんだが......「いついってもいいというような気持ちよ」と義母は言った。
医療費計算や確定申告の書類、天眼鏡ごしにていねいに書き込む義母。
手術も自分で決めた義母。
ひ孫のためにアイスクリームを買いに行き、ときどき家族のご飯を作ってくれる90オーバーのBig-OBABAってどうよ。
尊敬より他にすることがない。
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