朝晩スーの散歩で歩き回っていると、自然と顔おなじみさんができてくるものである。
犬連れの方とは気軽に、
「何才ですか?」とか「雄ですか雌ですか?」「お名前は?」
などの基本情報を得るために、お互いに挨拶と言葉を交わしあう。
とくにスーは、先手で吠えていく方針の犬のなので、
「ごめんなさいね〜、えばりんぼうで」
と声かけてすれ違う。
畑仕事をしている方とも「おはようございま〜〜す」と挨拶。
「大根持ってかない?できすぎちゃってよ」
とうれしいお言葉と大きな大根をいただくこともある。
そんな散歩道。
毎日朝晩の計二時間ほどの散歩では、海岸以外にもあちこち歩き回る。
気密性の高い新しい家も次々に建っているけれど、やはり古い家々もたくさん残っている。
粋な黒塀、見越しの松、門かぶりの松、庭には小さな赤い鳥居と狐・・・とかね、あんまり覗き込んじゃ失礼とは思いつつもジロジロとのぞき込まずにはおれない。
(♪あだな姿の洗い髪〜〜♪とついつい続けちゃった方、はい握手ね)
時々、お家の方と目が合っちゃうけれど、
「すみません、お庭が素敵なので、つい」
と会釈すればノープロブレムだ。
犬を連れているとすべてのエクスキューズとなる。
そんな歩き回り(←散歩ともいう)では空き地もたくさん見る。
石の門扉の一部だけが残されていたり、大木の切り株、石の階段らしきものなどお家の痕跡が見て取れる。
まただ〜れも住んでいなさそうな古民家も多々。
今は朽ち果てるのを待ってるだけのようなお家もある。
もったいないけど、いろんなお家事情があるんだろうな・・・・とかさ、いろいろ想像しながら歩くよ。
ちょっと前から、菜園を作ってみたいと思い始めていた。
多摩市の家では庭に少し植物を植え始め「お花の庭計画」を立て始めたころになんやかんやと忙しくなり、志半ばで草ボーボーになってしまっていた。
もともと土いじりが大好きってこともなかったので、すっかり草ボーボーの庭に甘んじていた。
小田原の家の庭には、もともと赤い実の千両万両、ツワブキ、水仙などがきれいに植わっている。
飛び石とマッチング〜〜で見飽きない庭である。
ここ耕して畑にするなんぞムリムリ。
そしてお借りしている家ゆえ、そんなことはもってのほかである。
散歩の途中で畑を見るにつけ、どこか、ほんのちょっと・・・・タタミ一畳分か二畳ほど誰か貸してくんないかな〜と思っていた。
いわゆる「貸し家庭菜園」である。
しかし、あたりは本気の畑ばかり。
しゃらくさい家庭菜園などしてるとこはあるわきゃない。
・・・・・あったのである。
それは、しばしば通過する道。
コンビニのわきのちょっと入ったとこは、スーの気に入りの道でもあった。
ああ、どうして今まで気づかなかったんだろ。
【畑空きあります】
の小さな立て札に!
連絡先も書いてあったので、連絡してみました。
続くよ
今日は、おいしいマグロでちょい飲み。
カシューナッツもあるでよ。
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