ウイルスが祭りしていても新年はやってくる。
年が変わっても日常はそうは変わらんねー。
昨夜のスキヤキの残りの肉と、煮物のごぼうを合体させて、「牛肉のごぼう巻き」をつくってみた。
AMからビールは元旦だからね〜♪で済まされる言祝ぎの行為である。
残りものでの方がおいしいものできるってどゆこと?とちょっと思う。
ストーブの上からいい匂いが部屋中に。
湯気からおいしい煮物である。
好物のレンコンを多めに入れた。
お正月用の漆塗りのお椀は、結婚祝いとしてムサビ時代の恩師から贈られたものだった。
40年も前のこと、正月にしか使わん椀よ。
「これオヨベ(←敬意と愛情込めての呼びすて〜)からもらったんだよね。」
「盛岡のだよね」
と、毎年必ずお約束のようにどっちかから話題にしていた。
ある年は、「肉厚なところがいい」といい、またある年は独特な朱色をほめた。
口当たりがいい、さわり心地がいい・・・と・・・、そうだ!こういうこと「非の打ち所がない」というのかも!
私はこのことを、いつか及部先生に言いたいと思っている。
椀がwonderfulであったこと。
今年は、一人ずつの松花堂弁当のようにした。
黒豆、昆布巻きは友から〜♪
黒豆のうまさにうっとりするわ。たっぷりの「汁」は大事に保存。
ノドに効き目ありの「汁」はありがたいもの。
義母さんはなますとキントン多めに盛り付け、私はキントンなしで黒豆多めで・・・とか好みに合わせて詰めることができる、ってイイネ!
Sちゃんからいただいた柚子、ふんだんに使いたくて、今年は初めて「器」にも利用する。
私の畑の大根で柚子大根にして、皮に盛った々〜。香り、ハンパないっす!
大分から数の子、料理人Tくんから伊達巻・・・っと、うちのおせちの充実っぷり。
おいしい正月だ。
あ、かまぼこは近所の魚屋さんでつくってるもの♪
玄関の花の前に、今日いただいた年賀状のかっこいいやつを置く。
描かれてるのは道真公かな?
年賀状、今年は出さなかったくせに、もらうとやっぱりうれしいものね♪
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うちの名犬スーさんは、名犬だから滅多にテーブル上の物に手を出さないけれど、たま〜〜に食われることがある。
今回の、お一人さまお弁当形態作戦はなかなかいい作戦だと思った。
台所がてんやわんや&ごちゃごちゃになっているから、整えたものからテーブルに運びたいもの。
お弁当スタイルだと、フタがあるからいいよね。
塗りものの食器は手に持った時のあたたかみがうれしい。
じっさいあたたかいし、どんな料理にも合う、手入れも案外カンタン・・・とかとかとかとか、独りブツブツ言いながら飲むビールもまた、それはそれでまたいいものよ。
この椀にかなうものは、今のところまだないです。
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