郵便局へ自転車を走らせていた時のこと。
国道一号線沿いの歩道、一羽のハトがグデッとしていた。
うずくまるというのではなく、普通ではありえないアクロバット的体勢をとっていた。
でも流血の感じはない。
近所の獣医さん(スーが通っていた病院ね)へ運ぼうか・・・と思ったけれど、やめた。
ずっとずっと前、ケガして地面でバタついていた鳥(種類も忘れた)を保護しようと近寄ったとたん、大きめの鳥が頭上からサ〜〜〜〜〜ッと舞い降りてきてかっさらって行ったのだった。
歯医者の椅子の上で開けるよりもずっと大きな口を開けて、私はそれを見ていたと思う。
あっちゅう間の出来事だったよ。
そばにいたおじいさんが、「そういうふうになってるんだなあ」とつぶやくように言った。
そういうふうになっている・・・はなかなかしみる言葉だ。
国道一号線、国府津の海の空には大きな鳥が何羽も舞っている。
トンビ?かもめ?鷹?カラスか?
彼らにもまた養う家族ありだろう。
そういうふうになっている・・・と自転車上で滑舌良くつぶやいて全速力で通り過ぎた。
フワフワした産毛みたいな羽がそよいでいたことだけ覚えておこうと思った。
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夕方、庭に出て草取りなどしていたら部活帰りの男子高校生とおぼしき集団が、ガヤガヤと横を通り過ぎて行った。
キュッとしまったお尻、褐色の肌に見惚れたわ〜。
「いい体してんな〜」と言葉が口からダダ漏れていた。
クソババアになるのはいいけれど、エロババアになるのは本望ではないので、漏れた言葉を急いで拭ったわ。
でもうんと若い頃(←20代前半ね)メディチの全身像を初めてみた時、いっしょにいた友人と
「いい体してるね」
「あの顔に、こんな体とは思わなかった」
とか言い合った思い出。(石膏の胸像しか見たことがなかったものだから)いい体はいくつになっても人を感動させるものよ。
なんてね! by ERBBA予備軍
てな今日見たことでした〜〜♬