午前中から気温はぐいぐい。
集中して考えないといけない仕事と、読まないといけない本や資料を持って図書館にでかけた。
歩いていると毛だくさんの私の頭からは汗がどっと流れてくる。
赤子用にと買ったガーゼハンカチだけど、何枚かわたし用にもらっておいた。
母はガーゼハンカチにふちどりのレース編みをしてくれたが、私にそんな根気はない。
ならんでワッフル地のハンカチも吸収力がいい。
M子さんの手作りってとこがすごい。
どちらも「汗だく」の味方だ。
毛だくは、毛虫みたいな小さなクリップではさむのがいちばんよく留まる。
一度に10個ぐらい頭に。
クーラーがいいぐあいに効いた図書館で、雑誌をめくる。
澤地久枝さんと倉本聰氏の対談記事を読む。
「日本は経済大国みたいになって、日本というスーパーカーをつくったけど、付け忘れた装置がふたつある」
と倉本氏はいう。
それはブレーキとバックギア....だって。
なるほど〜と思うけど、私はスーパーカーとさえ思えない。