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今日のなに着た

2014,12,09.jpg
朝、ふとんから出たらなんだかゾクゾクっとする。
寒さのせいなのか、なにかの兆候なのか?
カゼはぜったいひきたくなので、ここはひとつ大事をとることにしようと決めた今日。

娘たちと庭のくさむしり&BBQの予定の日だったけれど、延期にする。
一日中、家にじっとしていたいところだけれど、スーさんはだまっちゃいないのだった。
いつもの時間にいつものように「いこいこ!さあいきましょう、おかあさん」といいよってくる。

私はパマジャマにしているピンクのジャージ(←門外不出にしていた)まんまの上にコートを着てよろよろと散歩に出た。
元気だねえスーさん。来年は九つになるのにねえ...などといいながら歩くいつものコースだ。

...............................
最近アタシ熱中中のネックウォーマー、友だちの間でも流行って3人が編んでいる最中らしい。
みんなアンマリーさんのあの本を買ってもくもくと。
「あそこがむずしいんだよね」という箇所、みんなおんなじ部分なのが可笑しい。
そうそう!山んとこが山場なのよね。

ホホホの読者さんからも編み方の問い合わせメールを数人の方からいただいた。
くわしくはアンマリーさんのご本で...。
https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00311972014
でだけではそっけないので、ざっと編み方をば。
10号の棒針二本で編みます。
ガータ編み。
せっせと20目で10段、そして1目ずつ増やしながら10段。30目まで増えてることになりますね。
そこまでいったら三角の山。(あとでそこんとこ書きます)
三角山がおわったら、また一目ずつ増やして40目まで育てます。
そしてまた山の作業。
そしたら、増やさずに10段編みます。そしてまた山。
増やさずにまた10段。そして山。
今度は減らし目をしながら10段ね。30目までへらすことになります。
また山です。
また減らし目しつつ10段。20目になりました〜。それで終わり。
伏せてしまいます。
山は全部で5つ入ります。
閉じて、できあがり!

さーて、アタシも何回もやって、なかなかうまくいかなかった「山」のこと。
3目編んだらひっくり返して、滑り目いっこして帰ってきます。
「登山」とココロの中でよんでます。
登山中なので、こんどは六合目にまで登らにゃならん。
3目編んだら、いっこ前の裏目をひっぱりだして(私はつまようじでひっぱりだしています)4目めといっしょにして編みすすめ6目にします。
またひっくり返して...おなじように。
これをくりかえして18目まで登ってそこが頂上。(ヤッホーとか叫んでみましょう。臨場感が出ます)
そしたら下山になります。
今度は、登りと反対の作業になり、三目三目をのこしつつ、繰り返し編みます。
そしたら、こんどは一気に裏目をひろっていきます。
登りと下りは、真逆の作業ということです。
下山しおわったら、一服しましょう。やれやれといいながら。

何度も先生にそこんとこはくり返しておしえてもらいました。
やっぱり、本で......編み方を確認しながらの方が確実ですなあ〜!

編み物をなさる方には、これはきっと簡単な部類に入る編み物なのでしょうね。
アタシみたいな、減らし目&増し目もできなかった者にはいろいろ覚えることが多くてむずかしく感じられましたけど。
けどさ、覚えきれないものでもないよ。
レッツ編み編み!

でも、面積が小さいから時間はそうかからんです。
これ考えた人すごいなあ...と、私の編み物の先生もいってましたが、ほんとよく考えられてるなあと思ったよ、アタシも。
今は山のところにしましまを入れて編んでます。
IMG_5294.jpg

「生姜のパン」と思って

5年前ぐらい前だったか......、「なんでもいいから、なにか軽いもんが観たいな」と、寝る前に観るDVDをTSUTAYAでみつくろったことがあった。
そのときメガネをもってなかったので、あんまりよくパッケージの文字(あれって極小の文字すぎない?)も読めなくて、「ジンジャーブレッド」と書かれてると思ってそれを借りた。
マルチェロ.マストロヤンニがタキシード姿で踊っている写真がパッケージにあったと思う。
「生姜のパン」と思い込み、なにかこうピリッとした風味のやわらかいパンっぽいコメディーとほんとうに思い込んで見はじめたのだった。

ちがったんですね〜これが、根本から。
ジンジャーのブレッドではなくて、それはジンジャーとフレッドという人名だったのだ!

こんなまるっきりの無知状態で観はじめた映画にぐいぐいと引き込まれていった夜を思い出す。

昔、ジンジャーとフレッドは男女でのコンビの物まねの芸人さんだった。
若い時分は、タップダンスでぶいぶいいわせていたらしい。
でもコンビ解消してずいぶんとたっており、ふたりともうんと年をとっていた。
それが、テレビのクリスマス企画、「懐かし番組」(見せ物要素たっぷりの)によばれる。
久々に再会するジンジャーとフレッド......。

昔は恋人関係にもあったのだが、フレッドのいい加減さ(主にオンナ関係)に別れてしまった過去がある。
そんな二人が企画参加のために、お互い遠方から現地に集合して再び舞台に立つっ......てなストーリー。

この映画はあとからじわじわと骨にしみてくるタイプの映画だ。
しんみりとか、感動とか、ほのぼのとか、あ〜楽しかった〜とか、滂沱の涙でもない。
教訓もない。
でも心のどっかにしまっておきたくなる映画なのだ。

私のしばしばの勘違いや思い込みは、とんでもねえ結果におちいることが多い。
しかし、この勘違いで借りたDVDだけは、老眼と自分の思い込みをほめてやるぞ!

玄関の棚にクリスマスの飾りを出しながら、二人が再会したのはこの時期だったんだよな〜と思い出す。
http://movie.walkerplus.com/mv11090/

日々

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、 ココカラPARKbyやずやのサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokarapark.com/
どちらも月に2〜3回ほどの更新です。

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
2017年10月より小田原市在住。
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