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東京新聞  おしゃれのレシピ 6月13日掲載

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このところめっきり足腰が弱ってきた義母(91才)のために
電動のベッドを入れようと、義母の部屋の片付けをした。
この際だから、思いきって処分していただこう!とのもくろみ
もあった。義母は60才過ぎまで仕事をしていたので洋服がどっさり。
整理の最中には、
「これは○○に旅行した時に着てったのよ~」
とか「これは○○さんにもらったもの」など必ずコメントがつく。
服とは、単に気に入っているとか着心地がいいからという理由以外に
手元に置く訳がある。それは思い出や思い入れだ。コメントをつけながらも、大幅な処分を実行した義母は見上げたものである。
「着てくれないかしら」と、私に回ってきた服も多々。
どうしても処分しきれないものはアタシに。
「ガッテン!ありがとう」とすべていただいておくけれど着るか着ないかはまた別の話し。

年を重ねると、思い出も重ね着するんだな~と実感する。
さっぱりと捨てて軽やかに生きていきたいと思う反面、とっておきたい物や思い出との共存はなかなかに難しい。
とっておくのだったら、日々つかい毎日に生かしていきたいものだ。

実家の母からもらったアクセサリー、義母からもらったバッグや服。
今年買ったロングのワンピースに合わせてつかいたいと思う。

母たちの思い入れなどはさらりと忘れ、アタシ流のおしゃれとして取り入れる。
そんなところでいいのでは?と思う。
つかってこその「物」。

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革のスカート

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二枚の革スカートは長いことはいている。
みじかい方は、娘を抱っこしながら試着した記憶があるので30年ものだ。
あのころ好きだった靴のお店、「TELLUS」においてあった。
革つながりということで、少数だけ売られていたんだっけか。
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どちらも巻きスカートなので、処分の対象にもならず今日まで共に暮らしてこれたのだと思う。
ウエストが太っても、まあまあ調節できるから。

革物は真夏をはずせば、あまり季節を問わないものだ。
困ったときの革スカート......として、お出かけにもはいていく。


ふだん家で着ているヒラ〜っとしたワンピースに、革スカートを重ねてでかけた。
スソからワンピがちょっとはみ出るけれどゆるせる範囲だ。

歳月をかけて着込むにつれやわらかくなり、身体に添うように育っていく服。
革ならではのことである。

お天気のいい日に日陰にほしたりして、手入れをしようと思う。
スエードの方にはブラシをかけ、表革の方はクリームでヨゴレをとったり......。
これから先も着るつもりなので、ちょっとはね、洗濯しないかわりにね。

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日々

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、 ココカラPARKbyやずやのサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokarapark.com/
どちらも月に2〜3回ほどの更新です。

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
2017年10月より小田原市在住。
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