昨年末、友だち数人で集まった。40代〜70代3人にそこに90代(義母)も何気に混じった忘年会である。
いくつなっても女性が集まればかしましいし、本音が爆発する可笑しさもたまらない。
一人が「今年一年洋服を買わなかったわ」と言い出すと、誰かが答えるように
「そうそう何買っていいかわからないし」
と。
また別アンサーでは
「何着ても似合わなくて、選ぶのも億劫になっちゃう」
と低めの声で続ける。年を重ねるとその人らしいおしゃれの定番スタイルが確立していくものだ。
装いと人柄がだんだんと合致していく。
ベーシックカラーのベージュやグレー、パープルなどの組み合わせでなんとなく日々回していける。
しかしどこかくすんだようなイメージはぬぐいきれない。
くすんだ人になってはもったいない!
薄めの色と濃いめの色を合わせたり、どこかに差し色を入れるだけでもぐっと印象は変わる。
新しく手にれなくとも新しい着こなしはいつつか考えられるのではないか?と思う。
グレー✖️黒、ベージュ✖️焦げ茶色など強めの色と合わせるだけで、昨日とは違う着こなしができるはず。
また「白」は優しくもあり強力にも使える色で、暖色(ピンクとか)と共に身につけると、よりいっそう
暖か味と幸せ感が増すし、寒色(ブルーなどね)ではスッキリ度がグッと上がる。
白のワンピースはお出かけ着としても着回せる。
白は真っ白で身に付けたいので新調するなら白の小物がいいな。
白つながりで
「真っ白な髪も素敵よね」
と白髪の友の頭に皆の視線が集まる。ただいま移行中の私としては憧れだ。
雰囲気がおしゃれなのがいちばんいいもの。
年が明けて早々に、真っ白な毛糸でまれた帽子が送られてきた!
「これでプレ白髪を楽しんでね」とのメッセージ付きで。
白の帽子は思った以上に着こなしのポイントになる。何より
顔まわりがパッと明るくなり、思わずニコッとしてしまう。
口紅をひくと我ながらいい雰囲気である。
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