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東京新聞 中日新聞連載 おしゃれのレシピ 11月9日掲載


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【わがままと贅沢】

「あら素敵!」と私のカーディガンを褒めてくれた友だちに
「ちょっと着てみて」と脱いで手渡す。持った途端に「ああこれ
は無理だわ私」とダメの一言。でも思わず「でしょ〜?そうなの!」
と共感してしまう。そうなのだ、重さが着るもの選びの大きな
ポイントになってきているのだ。気に入っているカーディガン
だけれど、手を通す時はエイヤッの覚悟だ。

歳重ねると共に、身につけるものに対しての要求が増えどんどんわがままに
なっていく。できるだけ軽いもので肌触りがよくて、締め付ける
感じもなく長い時間身につけていても気にならないもの。
固いものより、よりソフトで、悪目立ちせずそれでいておしゃれ感はあり
自分流に着こなしていたい。
ふ〜〜・・・我ながらわがままだなあと思うよ。
裏起毛のスウェットに、フリースのジャケットを重ね、薄いナイロン
製のポシェット、モコモコのブーツで軽くて暖かい支度はできるけれど、どこかね
味気ないのだ。あまり年齢にこだわる必要はないけれど年齢に
ぴったりくるおしゃれの方が断然きれいだと思う。パチパチの静電気
も避けたいのでケミカル素材より天然の素材で作られた
ものの方が我々にはありがたく、また有利だ。カシミヤのセーター
を下着の上に着てしまおう。とろりとした肌触りがうれしい。柔らかい
コットンのショールを首や肩に。久しぶりにクラシカルな短めのネック
レスもしてみちゃう?とかねカシミヤだからこその余裕も生まれる。
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数が増してくる着るものへのわがままは、ちょっとした贅沢を
与えなければ解消できない。
また自分への贅沢を許すのもまた我々の年代だからこそ!と確信する。
革のバッグはフェイクファーの手提げに持ち替え、春夏と履き続け
た歩きやすいサンダルにこれからは厚手ソックスを合わせたりと
自分流おしゃれも保持でいきたい。


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14日。
今日は澄んだ青空だった〜〜。
午前中の美容院にいって、ぐるぐるパーマをしっかりとかけてもらう。
半分の毛量なので、座っている時間が少なくなった!(でも料金はいっしょなのね)
帰宅して、庭で一服。
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見どころは、安定のわるいところにすえた椅子にギクリッ。
青空.m4v

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私の肩をトントンと、ワンクリックプリーズ!
コリもほぐれ、更新する意欲がモリモリとわいてきます!

日々

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、 ココカラPARKbyやずやのサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokarapark.com/
どちらも月に2〜3回ほどの更新です。

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
2017年10月より小田原市在住。
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