先週、足の病院へ行ったときにドキッとすることがあったのだ。
真っ白なショートヘア、えんじ色のシャツに黒のパンツ、ベージュのくつの女の人(おばあさん)が車椅子で私の横を通過していった。
あ、お母さんだ!
ほんの数秒、待合室でのことだった。
全体的にちんまりと丸いその姿は、昨年亡くなった義母さんそのもの!
ドキドキしながら車椅子から目が離せなかった。
車椅子を押しているのは、娘さんかお嫁さん?かな・・・そんな年頃の感じ。
前に回ってお顔を確認したい衝動を抑えきれず、失敬無きようそっと席移動するふりなんかして確かめに回った。
チラッとコソッとしたつもりだったけど、眼力がこもっていたせいか、えんじのシャツの方と目があってしまった。
「そっとニコヤカに『お大事に』と無言で交わす患者同士の挨拶」変換に成功した。
(病院の待合室ではよくあることでしょ?)
もちろん全くの別人でした〜。
それでも、横顔や後ろ姿には、義母さんの面影が色こく反映。
目が離せなく、なぜかサーバーから出てくる生ビールのように、生涙がボーボーと流れ出た。
会いたいなあーと思ったこともなかったけれど、不意打ちに登場されると脳みそが勘違いするわ〜〜。
家に戻ってからも、あの丸っこい後ろ姿の残像が。
で、また生涙がでた。(ホントに生ビールだったら良かったな。直で飲めるし)
昨年の年始から春先にかけての怒涛ようなの生活がたまらなく懐かしく思えた。
点滴交換だって何だって首尾よくできるようになっていたし。
生活全体が懐かしく思えた。
義母さ〜〜んカムバッ〜〜〜ク。(シェーン風に読んでね)
ーーーーまじでカムバックして来られたら、それはそれで怖いけどーーーー
ホホホの本田を読んでくださっている方から、時々長いメールをいただく。
それには、今の自分の状況や家族間のことが綴られている。
知らない仲だからこそ、打ち明けられるってことも大いにあるから、それは吐露するように記されている。
知らない仲でも仲間である。
昨年の義母の介護の暮らしが今とても懐かしく思えるのはやっぱり周りにたくさんの人がいてくれたおかげだと思う。
ケアマネさん、ヘルパーさん訪問医看護師さんたち。
義母さんにそっくりな人に会ってボロボロと涙を流せたのは、あの日々のあの人たちがいたからこそだと改めて思った。
ヘルパーのNさんSさん・・・それから・・・おっと!お名前思い出せないわ〜〜。とほほ。
あんなにお世話になったのにねえ、そんなものなのかしら〜ん♪
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