金曜日から土曜日にかけて、長野に帰省してきた。
長野市内のおしゃれ雑貨店さんからイラストのお仕事をいただき、いそいそっとね♪
ついでと言ってはなんだけど・・・葬祭以外では会うことも無くなっていた従兄弟と会う予定も組み込んだ。
昼間は打ち合わせ、夕方から従兄弟飲み会、そうなるといつもみたいに姉のところ行って、半日喋り倒して午後帰宅という、超特急な帰省よりも一泊した方が疲れも少なかろうよと金曜日は泊まりっ!てことにした。
姉のところ?なじみの友人のところもいいな!と思ったけれど、一番泊まりたかったのは、駅前のホテルだった。
従兄弟&姉と共にの「いとこ会食」の後、徒歩で寝る場所に行け、ひとっ風呂浴びビールで〆てから爆睡。翌朝はぷるっと顔洗ったあとコーヒー飲みにカフェに。雪眺めつつ一人の時間。
それからゆっくりと帰路ってな憧れのタイムスケジュール♬を懐で温めていたんだ〜〜。
姉の強めのあたたかな誘いを断る辛さ、どうかお察しくだせい・・・お代官さまぁ〜・・・。
泊まらせてもらえるところがいっぱいあるという贅沢な身上なのに、ビジネスホテルを選ぶのは謀叛に等しい?
でもそうしたかった我儘をどうか大目に見て欲しい。
駅前のホテルは奇しくも私が子どもの頃過ごした「国鉄アパート」のすぐそばだった!
姉が教えてくれた位置関係。
子どものころよく遊んだ「柳原神社」が6階の部屋の窓から見下ろせた。
ああ、あの神社にあったブランコから飛び降りて足を怪我したんだよな〜とは五歳の頃の思い出。
(今スネを確かめたら、傷跡がうっすらと残ってたわ〜)
小学校へ通った道も見えた。
翌朝、あたりをブラブラして、小学校のあたりまで行ってみようかと思ったけれどやめた。
6Fから見渡せた風景は、そう言われればそうだけど思い出の風景とは全然違っていたし現在を確かめても・・・うっすらと残ってるものを確かめに行ってもねえと思った。
父母が亡くなって何年たっただろうか。
両親がいなくなっても故郷は故郷、実家は実家に変わりないけれど、やっぱり足運ぶ回数は減っていくものだ。
故郷やお墓は、もう身に取り込んでいこうと思うよ。
思い出は血や肉となって肉体を成すものとすれば、これはもう究極のミニマム。
身一つで完結。
いい!