テレビの名画劇場で「名犬ラッシー」をやっていたので、ついみてしまった。
そして健気さと勇敢さに、ついついナミダナミダしてしまった。
子どものころみていた夕方のテレビドラマではなくて、映画版のラッシーは、もとの飼い主のところに帰るためにものすごい困難をのりこえて、山野をめぐり、ひん死でもどる物語だった....。
道中で出会った人形遣いのおじさんは、
「おまえは人間の言葉がわかるのに、俺にはわからない。なのに人間の方がえらいっていうのはおかしいよなあ」
とラッシーに話しかけ、
獣医は、ひん死のラッシーをみながら、
「動物には生きることに執着心がないから」
と少年にいっていた。
ラッシーは名犬の代表者だが、動物はおしなべてみな名犬。