昨夜の夕食は50代3名と、20代4名。
7名で中華料理店へ向かった。
この飲み会、「約束の夜」の会合だったのである。
それは幼稚園から高校まで同じ学び舎で過ごした子どもら。
その「母友」といつかきっと子どもたちといっしょにビール飲もうね!とずっとずっと以前から約束していたからだ。
その日がきた。
「かんぱーい!」と合わせるグラスからは、カチカチと幸せな音がいくつもした。
一人のムスメは、異国のカレシを同伴してやってきており、今さらながらそこここに成長の証を見る。
成長の証を確認しながらも、われわれ母らは
「幼稚園のあの時は...」
と、4歳児のあの時の姿とダブらせる。
「子どもの成長は自分のより早い」
と時間軸の差を言う友に同感である。
親も子も、それぞれに大小の不安事項や問題を抱えてはいるけれど、こんな風に集まれた夜が心から嬉しかった。
幼稚園に送って行き、別れる際に大泣きしていた16年前の子どもら、今はもう振り向きもせず二次会へとニコニコと去って行った。
夜なのに、そこだけやけに明るい光が差して未来に向かうようなその後ろ姿がやや眩しいぜ。
今度みんなで会う時は「孫」という人とも合流するかもしれない。
我々のこれからも未来という名前の時間でありますように.....と、50代後半を願う。
大きくなってくれてありがとね....と子どもらに。
そして次回はごちそうしてねと続けたい。