「コミュニティープラザ」という、きれいな建物の2階が今回の会場だった。
会場は100人入るそうだが、申し込みは57名。
当日、「孫の運動会と重なって...」と、キャンセルもでたそう。
わりとゆとりをもったスペース配分で、参加してくださる方の席がしつらえられていた。
司会進行の方や、担当者と打ち合わせ、だいたいの段取りをおしえてもらう。
(まったく緊張もしてない私だった)
いただいた進行表をめくると、最初に、
「今回の講座は、本田葉子さんです。テーマはおしゃれのスランプ楽しく解決!で.....」
と、紹介してくださる文面がある。
それから、開始と。
最後のページには、
「素晴らしい講演をいただきました。皆様いま一度、大きな拍手をお送りください」
とある。
そこ読んだとたん、ゾクッとし、一瞬で風邪をひいてしまった。
きちんとしたレジュメもできていて、書き込み欄もある。
勉強体勢は整えられていたんである。
風邪をひいてしまったらしい私は、のどがイガイガする。
わるい熱もでてきたようだった。
ぼ〜っとしだした。
しかし、会は始められたんです。
明日に続く
いや......延ばしてもしょうがないんで、続けます。
いちばんの気がかりだった初めて使うパワーポイントだったけど、そこんとこはうまく作動してくれた。
アタシのイラストの拡大率、過去最高を記録したのはまちがいない。
デカデカとスクリーンに次々と映し出されたし。
最初に、おしゃれについて私の思っていること、心がけていることなど話す。
スタート、うまくいってた....と思う。
15分くらいしゃべった後、スクリーンのイラストや写真をみせながら、話す運びに移る。
ちょっと会場が暗くなった。
あ〜、原稿が見えにくいじゃん!
立ってのしゃべりなものだから、原稿との距離もイタイとこ。
マウスクリックしながらだもんだから、気持ちがワシャワシャしだす。
朝、空きっ腹に食べたあんトースト、あんこの隣に添えられていたクリームがチョイ胸焼け気味だったあれ、逆流しだしたのだ。
うっ!マジまずい方向に展開しだした〜....。
あさってに続く
いや、がんばって続けます.....。
静かな会場からは、カリカリとエンピツを走らす音が聞こえてくる。
皆さん、アタシのいうこと、メモをとりながら聞いてくださっている。
急性感冒は、一気に悪化。
悪寒がはしるのに、ブラの下は汗だまりとなっている。
むだ話しのひとつもしててくれればいいのに〜と思うが、熱心な熱い視線しか感じられなかった。
それでも、イラストで見せたことを実際にやってお見せすると、ややヒソヒソ声も聞こえだし、会場の空気がふっと和んだようだった。
「羽織りとスカートに」「スカーフで」など4点ほど、実演(??)した。
「ブツ」持ってってよかった!としみじみ思ったことだった。
あれこれしゃべりすぎで、時間切れ。
パワポの画像、4分の1はお見せできず、残念。
私ってば、途中まで、時計みるの忘れてたしぃ、ばかばかアタシのおバカさ〜ん。
最後に司会者の方、やっぱ、あの決められていたセリフをいってくださった。
「素晴らしい....」のあれである。
会場からは、割れんばかりの、いや、正確には、まばらな拍手をいただいた。
風邪は、瞬間一過性感冒だったようで、終了と同時に完治。
参加者の中に、ba-san人形を持ってこられた方がいらっしゃった。
お帰りの時に、あいさつをしてくれて、ba-sanとの再会をはたした。
知らない人ばかりの間にあって、やっと友人(初対面だけど)に会えた思いで、思わず腕にすがった。
あの腕の温もり、忘れない。
ブログを読んでくださっているとおっしゃる。
友!とよばずして......。
今回、反省するところは山盛りで、省いた方がよかったこと、もっと整理して話さなければいけなかったこと、スライド操作はスタッフさんにお任せして、合図を送ったら次に...とかしてもらえばよかったとか、時間の配分の大間違い、もっともっといっぱいある。
そして、なにより会場に来てくださった方々に心から感謝。
なにか...参考になること、あったら嬉しいのですけど。
でも、勉強したのは私の方です。
帰路では名古屋で赤福餅を買うほどの余裕も。
赤福に付いていた栞を見ながら、いっぷくの夜。
ワシ、くたくただった。
自己戦いすんで日が暮れて眺めるには、ピッタリの絵。