雪が舞う多摩地区。
午後おそくの一時など、目の前が真っ白になるほどの吹雪状態に。
雪好きのスーを連れて、散歩に出る。
スーはスキップせんばかりのよろこびようで、吹雪の中をウキウキと進んでいた。
でも帰宅すると即座に布団の上で丸くなっている。
なぜ。
そうだ!お雛さまを飾ろう!と思い立ち、友人作の粘土の雛をだす。
親指ほどの大きさのカップルである。
玄関にあった赤いハガキの上にお雛を並べる。
古いコーヒーカップにさしたのは冷蔵庫にあった食用の菜の花だ。
開くかな?と思って水にさしておいたら、まんまと開花してくれた。
えらい!ありがとう!食べても美味しい、見てもきれいな菜の花。
もらっておいた母のお香立てに、香をたく。
玄関の小さな棚だけが一気に春めく。