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夏の終わり

強い雨と風で散らばったサルスベリの花を片付けた。
IMG_8063.jpg
サルスベリの花が終わったら、秋が来るんだよな〜と思う。
ホウキではきながら、腕がもぞもぞっとすると思ったらカマキリが乗っていた!
昔ならわーきゃー言いながらジタバタしてたであろう私・・・今じゃ落ち着いたものである。
腕ごと草むらに運び、ぴょんと下ろす。
すべて畑から学んだことだよ。
ちょっとやそっとの虫でいちいちびくつくなとなっ♪
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余談ですが、近所のスーパーの魚屋さんの充実っぷりについては前に書いたけれど、今日はそのコーナーでいつも流れているミュージックについて。
童謡「かわいい魚屋さん」の歌が繰り返し流れているのだ。
子どもがお母さんを相手にか・・・ままごと遊びで魚を売りにくる。
「お魚いかがです?」と。
するとお母さんは、
「今日はまだいりません」と答えるのだった。
どうして買ってあげないんだろ?
せめて、「今日は何があるの?」っくらい聞いてあげてもいいのではないか?相手はかわいい魚屋さんなのだからー。
とかね、スーパーで思いつつ、アジの開きとかしらすなど見つくろう私だ。

帰宅して、かわいい魚屋さんの歌詞の続きを調べてみたよ。

歌の二番では、天びんかついで来る魚屋さんにお母さんは、
「今日はそうねえ、よかったわ」と答え、また不買よ。
え〜〜〜!!商売のむずかしさを教えてんのか〜〜?現実を見よと?
しかし連続で買わないとは、なかなかの母である。

しかし!!三番四番では「大だい小だいにタコにサバ」と売り、かわいい魚屋さんは完売し、ニコニコ。
明日もまたニコニコやろう♪と希望をつなげて終わるよ歌が。

いいねえ、お母さんは遊びの緩急をつけていたのだね。
いらないわ、いらないわよ、断り続けたのちに、タコとサバ、そしてタイにいたっては大小の二尾購入である。
かわいい魚屋さんのよりいっそうのよろこびが伝わるよ。

余談中の余談だけど、歌っている歌手がまたいい鯵、いえ味出して歌っているのだ!
なんというか、演歌ぽく色っぽくというか。
♬かぁわぁいいかぁわぁいいさっかなやさ〜んぅ♬と湿り気と粘りっけのある歌唱法が、昭和の初めの感じがよく出ているのだ。
耳に残る歌。
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先月、夏ど真ん中にまーごと行ったプールでの写真。
IMG_7758.jpg
今年らしさがよく出てるなあと思う一枚。
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バッグつくりに その2

昨日の続き〜。

藤沢の「藤沢ミシン」でのワークショップで開かれた廃棄処分された古いセールからバッグをつくるワークショップ。
教えてくださったのは、現役でヨットに乗っている女性である。
リ・セイルファクトリーのあみこさんだ。
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ヨットに乗りはじめたころ、廃棄されるセイルを知り、なんとか形にできないかな?と考えたそう。
僭越ながら・・・私もセイルで何か作れないかな?と思ったことがあったけれど、バッグとか小物になって販売されてるなら欲しいなっ位の気持ちだった。
しかしあみこさんは違う!!
自分でつくることにしたのだ。
そして、つくりたいと思ってるだろう人に向けてのワークショップを企画するって、そう簡単なことじゃないと思うよ。
すごいなあ、あみこさん。
心から尊敬の眼差しで見つめちゃう。
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こんな恵まれたチャンス、逃さずによかった。
ここまで、縫製だけすればいいような大きさにカットするまでの工程を思うと、涙でるよ。(実際には出さないけど・・・)
海水の塩まみれになった古いセイル。
それも大きい!!
まず真水で「塩出し」することから始めるんだろう。
一回二回シャワーかけたって、塩は抜けないはず。
2〜3日?つけておいたり、ブラシでこすったりの、下処理がきっと必要だったはず。
それから広い広い場所で干したりカットしたり。
想像しただけで汗がドバーッだよ。

そんなバッグ用に、小さくカットされた帆布、それぞれに個性があって、古傷とか油じみもあってジーンとしつつも、マイバッグ用としてふさわしい一枚をチョイスした。
あ03.jpg
あ02.jpg
もう、手芸というより、「工作」の境地である。
まち針は打てないので(刺すと穴になっちゃうの。革工芸と同じ!)両面テープやクリップで押さえて作業を進める。

5人の参加の方々と一緒に進める作業、ちょう楽しいです!
うち男性お二人。
「セイルの修復の勉強になると思って・・・」
とクルーザー所有の男性も、初めてのミシン作業、熱心に。
あ04.jpg
あ05.jpg
すごいね!工業用ミシンって。
プラスティックのファスナーも楽々と縫っていくよ。
なに?この頼れる感じ?身も心も委ねられる感じ?
オトコの中のオトコって感じがした。
久々に感じた「ホレた」のが、ミシン。

できることなら、我が家に一台導入したい。
でもお高いんだろうなあ。
調べて見よう。

あ06.jpg
カットするのもハサミじゃなくて、熱よ。
あ07.jpg

持ち手も縫い付けた。
あ08.jpg

初めての経験「ヨットのセイルを縫う」は本当に気持ちのいいものだった。
うんと若いころ、遊ばせてもらってたヨットのセイル。
今は買い物バッグにかわった。
いちいち潮の香りするし。
あ9.jpg
あみこさんのリ・セイルファクトリーのHP、見てみてちょ。
14日にもまたワークショップあるらしいです!
https://resailfactory.com/

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日々

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、 ココカラPARKbyやずやのサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokarapark.com/
どちらも月に2〜3回ほどの更新です。

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
2017年10月より小田原市在住。
お仕事のご依頼はこちら

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