先週、一回目の着付け教室に行った。
ほんとは、先々週に初回があったのだけれど、都合がどしてもつかなくて、しょっぱなから欠席してしまったのだ。
教室は近所のコミュニティーセンター「トムハウス」。
先生に、50代~60代の5人の生徒。
習い始めて1年以上だというお仲間に入れていただく。
襦袢の付け方から習う。
先生は、ひとりひとりに文字通り、手取り足取り丁寧に教えてくださるし、和気あいあいな雰囲気も楽しかった。
ピシッとした襟元、ウエストやバストには補正のタオルとか仕込んで、それはきちんとした着付けにできあがっていくように順序をふんでヒモを縛ったり、巻いたりしていく。
私の出来上がりも一応のカタチになっていった。
それはそれは・・・女将風に。
う~ん・・・アタシの目指すところとは違うかも~と密かに思う。
私の着物のお手本人は、「いじわるばあさん」なのだった。
そう、長谷川町子さんが描かれるあのばあさんである。
でも!このきちんと基本に則った着付けを覚えなければ、あのような着こなしはできないということは知ってるので、女将風をしっかり覚えていこうと思った。
三時間弱で一回のレッスン(というのだろうか?)は終了した。
洋服から着物姿に変身した生徒仲間さんたちは、洋服姿より格段の差で美しく見える。
これって着物マジックであるね。
同じ人とは思えない変身っぷりに、え?じゃ?アタシも?と姿見を見入ってしまった。
先生は熱心な方で、私だけ都合の良い日をすりあわせて特別レッスンをしてくださるという。
がんばります!
熱中してヒモやら布を一生懸命さわっていると、なんとも高級な気持ちになれるものだなあと思った。