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着物のこと

朝のニュース番組で、友禅の工房が取材されていた。
職人仕事のようすとか、体験染めのこととか。
昔は軒を連ねていた工房も、ぐっと減ってしまったこと、高級着物じたいの需要が少ないことなどさもありなん・・・な取材だった。
コメンテーターの人たちは、「日本の伝統をなくさないようにしないと」とか和服のすばらしさを口にしていた。

私が着物を着られるようになりたい!と思ったきっかけは、先日のブログの通りで、母親の着物をなんとかしたいというのが発端である。
そしてもうひとつ大きく気持ちが動いたのは、「ごく近所に教室があり、一回の参加費が500円ポッキリ」ということであった。
「遠くて高い」では不動だ。


着付け教室に通うことにしたと家族に言ったとき、
息子がいみじくもこう言った。
「着物って習わないと着れないもんなの?」
と。
そうだよね、母親やおばあちゃんから自然と教えられてくもんだよね。
見て覚えたりしてね。
ちょい前の時代ならね、それが普通のことなんだろう。
アタシの母も祖母も、伯母も和服の人であった。
ああそれなのに、アタシってば・・・。

日本人だもん、着物くらい自分で着られなくちゃ!民族衣装継承すべし!の志は私にはまったくない。
これから先、高価で職人技まんさいの美しい和服購入の意志もない。
ただ、早いとこいじわるばあさん的着こなしに行き着きたいと、母のタンスをほじくりかえしたいとただただ願うばかり。
今月の末に二回目の教室がある。
先日の復習などしとこうかと・・・わりと熱心な生徒。

日々

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、 ココカラPARKbyやずやのサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokarapark.com/
どちらも月に2〜3回ほどの更新です。

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
2017年10月より小田原市在住。
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