午前10時にお床入りさせた赤いホーロー鍋。
午後10時に取り出すと、なな、なんと甘酒が出来上がってました〜!
発酵、おそるべし。
ぬるまった鍋をあけると、フウ〜ンとほのかな糀のかおりがただよう。
待ちきれず、スプーンでひとさじ味見する。
え〜!あ、あま〜〜〜い!
どうしてこんなに甘くなっているのだろう?
ちょっとお湯を足して加熱する。
糀のつぶつぶもおいしく口の中でとける。
これ、いかにもなつかしい味だ。
酒粕で作った甘酒とはまた違ったおいしさである。
糀についてきた「甘酒の作り方」の通りにやってみた。
●ご飯をちゃわんに一杯
●水、ちゃわんに一杯半
鍋で合わせ一度加熱して湧かせる。
●茶碗に一杯の糀をそこに入れて保温。
私は、電気シーツの入った布団にそのお鍋を入れた。
それだけなのに....。
感激のあまり寝入りばなの義母をたたき起し、飲ませる。
「うん、甘い!おいしい。明日の朝また飲むからとっといて」
と上々の感想をいわせる。
私は上機嫌。
塩糀はまだまだだ。