
ちょっと離れたショッピングセンターへ。
徒歩20分というところだ。
欲しかった雑誌や、食料品を買い込む。
久々の外出となった。
大きめのサングラスをかけて目のまわりをレンズの奥に仕舞い込んでしまえば、なんとか通常のかおだ。
本屋をうろうろしてからコーヒーショップで一休みとかね、先週したかったことをしてきた♪
きゅうりの模様のワンピース、サラサラの着心地がいい。
湿度が高い日向きである。
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私が入院を、コッソリとしておきたかったわけは、否定的に言われるのが嫌だったからだ。
「危ないから」「年考えて」「鈍ってきてるんだから」「また怪我したらどうするの」「それでもサップやるの」.......とかね。
わかってることを言われるのは、気持ちがひねくれ、やさぐれるよ。(実際けっこう言われたし)
今日、もらったメール。
「ブログでびっくり!スポーツにはある程度危険はつきもの。お互い気をつけよう。病院やだよな!これに懲りずにSUPはやった方がいいと思う」
と書かれていた。
涙ボロボロものである。
怪我も、泣くほどの痛みじゃなかったし、手術後もこらえられたのに(私は痛みに鈍感らしい・・・)ここにきてあっさり滂沱からのぉ、ぼーだである。
学生時代、一緒にヨットに乗っていた同期の仲間からのメールだった。
やさぐれ終了。
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「ああ、来る!」
とボードを見ていた。
スローモーションみたいだった。
降りたサップのボードが、波にあおられ急に暴れたのだ。
降りたボードの風下に立ってはいけないことは重々承知ノ助のはずだったのに・・・・降りた時の気のゆるみだったと思う。
そして、残念ながら、とっさの判断力の低下をしみじみと実感した。
昔なら・・・ああ、来る!と感じたらソッコー、体は動いていたと思う。
避けられたはずだ。
それができずに、ああ、来ると思ったままで固まってしまい、ボードの角を左顔面で受け取ってしまったのだった。
海で、サップでひと遊びした午後のことだった。
鼻に痛さはあったものの、それでもその後もかき氷を食べたり、シャンプーしたりの余裕はまだあった。
友人に車で送ってもらって帰宅〜。
翌日、病院で検査してしてもらったら、眼球に異常なしでホッとしたけれど、鼻とほほ骨と、目の横の骨が折れているということであった。
「このままにしておいても、くっつきますけど、今なら骨が動くから、手術することをすすめますよ」
とは先生の見立てであった。
あまり人相が変わって見えるほどの変化はなかったものの、ほほ骨がやや低くなっているようには感じたので、手術してもらうことにした〜。
「三箇所同時にって、大手術ですか?」
と聞いたら、
「一時間半くらいで終わります。大手術ってこともないです」
と先生の言葉に安心も。
一週間の入院で完了ということだったので、夏休みということにすれば、バレることもない・・・とふんで、姉にも友人らにも言わないどこっと♪と決心して入院支度をした。
全身麻酔での手術は、気が付いた時には全て終わっていた!
今現在、まだちょっと左ほほに腫れは残るものの、他は痛みはナシ。
やれやれである。
左目の横の骨は、ホチキスの玉のような金属二本でとめられている。
ほほ骨は、三センチほどのプレートで、粉砕した骨がつなぎ合わされている。
鼻は、鼻ギブスを5日間しっかと装着した後、今は付け鼻のような簡易ギブスに交換されている。
・・・・とねっ、箇条書きにこう書くと、けっこうな痛々しさだけど。
お世話になった病院では、「富士山と海」を毎日眺めて過ごした。
退院してすぐに、スーさんといつものマイお浜の海岸に向かった。
気持ちのいい風と、スーの毛感触にうっとりした。
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