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東京新聞おしゃれのレシピ 2011・10・10掲載

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雑誌(カラー)


【ポンチョ】
すっきり着こなし心掛け

ここ数年、秋ごろからポンチョスタイルをよく見かける。
お店には、ニットのウールの、またはフェイクファーの・・・と素材もデザインも様々な物が売られている。
どれもゆったりとしたドレープがきれいだし、暖かそうとも思うけれど、ただ一点の不安、それは「ダルマさんに見えやしないかい?」である。
でもそこんとこをうま~く回避して、ポンチョを着てみたい気持ちは満々にある。
丈は短めで「ショールとベストの中間」のような一枚ならいいなと選んだ。
素材はフェイクファーにした。
トロンと身体添って落ちるので、ダルマさん回避には成功したと思う。
しばらくはシャツと合わせて
ベスト感覚、コートを着るようになったらショールのように使おうを思っている。

せっかくだものと、何通りもの着回し着回し・・・を熟考している。
前ボタンで丈も長めのポンチョも怯えることなく、ぱっと羽織れる大きいショールという気持ちでいいのかも?と思う。
下半身スッキリ着こなしを心がけて、チノパンツやデニムを合わせれば、いつもの日常の「ラフおしゃれ」も可能だ。
キルトスカートも合いそう。
お!合わせるものでダルマさんからの脱却道はいっぱいあるぞ、と思う。
クラシックな革バッグを持てば、プチマダム風にもなれるしね。

今っぽいアイテムをひとつ手に入れ、あれこれ考える楽しみは、
旨しサンマや焼き芋の味わいと同等の秋。

ホームページ、トップの動く着せ替えイラスト

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2011年 夏編(8月15日~10月18日)
ココクリックで動きます。


四人

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 指定ナシ


石坂学園 食育クッキング教室 のチラシ広告

おもて面
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うら面
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くわしいことはこちら・・。
●石坂学園食育クッキング教室
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それぞれのメインイラストはこんな風です。
自転車のスタイル・・・HPの表紙イラストの一人のようにということで似た人になっています。
顔の向きに修正が入りました。私はこの仕事が好きだな。

東京新聞おしゃれのレシピ 2011・09・26掲載

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雑誌(カラー)


【5年目の秋に思うこと】

この連載が、5回目の秋を迎えた。
たくさんの方に長いこと読み続けていただけて本当に嬉しい。
新聞で読んでくださっている方々から、ときどきお葉書やメールをいただく。
私の年齢にビックリされた!と書いてくださる方も少なくないのである。
(いちばん最初の紹介欄に昭和30年生まれと記しただけだったですもんね)
たま~に年齢を推定できそうな「35年ほど前の成人式には・・・」とか「27歳の
娘が・・・」などの文中の文字から年齢を察して驚いてくださるのだ。
自分も同年代です!と。
そして、安心して告白(?)してくださるのでしょう、
・55歳になる今まで自分の着るものについて考えたことがなかった。
・自分の好みがわからない。
・似合うって、どういうこと?
・何歳までおしゃれしていいの?
と質問なども書かかれている。

あっ!と思う。
はっ!とする。

こんな風に着よう、小物を上手にアレンジしようなどと書くのは簡単なことだ。
それを「自分用」に変換するのは楽しくもまた厄介なことでもあると思う。

歳を重ねると、5年前いや1年前には考えられなかったような出来事が襲ってくる。
それはそ~っと忍び寄ってきてはいたんだろうけど。

どんな時も服をちゃんと着てしゃんとしていたいと思っている。

そしてどんどんおしゃれが楽しくなってきている今日この頃、56歳なう。


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明度+コントラスト+2

東京新聞おしゃれのレシピ 2011・09・05掲載


【季節を着る】 小さい秋付け加え計画
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写真(カラー)明度+5 コントラスト0

風に秋が混じるのを感じるのが好きだ。
サラ~ッと素肌をなぜて通り過ぎる風。
着るものも少しずつ替えていきたくなってくる。
まだ素材を暖っかものにチェンジはしがたいから、色で・・・と。
今ノースリーブや半そでシャツの上に羽織りたいのは綿のジャケットだ。
裏地のない一枚仕立てのジャケットは腕にかけて持ち歩くのも、肩にひっかけるように着るのも様になる気がする。
カーディガンより「ちゃんとした感」も出るのでおでかけスタイルに丁度いいなと思う。
肩が張っていなく、ウエストあたりはちょっと絞ってあって、二つボタン。丈は腰骨すれすれぐらい。
袖も細身でコンパクトなタイプを腕まくりして着る。脱いだり着たり・・・が楽にできることもこの時期の大事なポイントだろう。
まだまだ日差しが強い日中もあるしね~。
「季節を着る!」という気持ちで丁度な一枚を選びたいと思う。
モスグリーン、ベージュ、ココア色を夏のワンピースと重ねる時に感じる小さい秋はなんとも言えない幸だ。
コットンのスカーフを巻くのももうそう遠くはないだろうなとか、大きめのブローチを衿に?
そんな付け加え計画もココロの隅におきながらコットンジャケットを羽織り外に出る。
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雑誌(カラー)

東京新聞おしゃれのレシピ 2011・08・22掲載

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写真(カラー)明度+10コントラスト+7

【今日使ってこそ】
箱の底の埋蔵品、生き生き

暑いから・・・「家でできること」を少しずつやっている。
クーラーも低め設定の中、できるだけ動かないで済む作業を見つけてはと。
前々から気になっていた一箱があった。
それはアクセサリーをごちゃっと入れっぱなしにしている箱。
出番はまったく無くなっているアクセサリーたち。
いざいざ、整理&処分!と、とりかかったけれど・・・いっこいっこ手に取り始めると、ヒュ~と気持ちが冷めてしまう。
特にいただいたシーンや人に思い出がある物は処分できないしね~。
いつかする時がくるだろう・・・・の思いとだけは決別し、進めた。
「いつか」とは「今」と決めて、整理を。
ずっとずっと仕舞いっぱなしの代表に大きなカメオのブローチがあった。
天地5.5センチ左右4センチのそれには美女の横顔が刻まれている。
上品に、よそ行きに、特別に、とつい思いこんでいたから、箱の底の埋蔵品にしかならなかったのだろう。
どんどん使いさえばすればイラナイ物ではなくなる!
「今日」のTシャツの真ん中にドンとつけてみた。白いTシャツに象牙色の美女は涼やかに見えるアクセサリーになった。
どうして今までこんな風につけてこなかったのだろう?
何かのイメージに縛られていたのかな。
子どもの頃買ってもらったチープな半分おもちゃのペンダントはオレンジ色でキラキラ付き。
思い出として保管していたけど、これ、ビンテージのワンピースに合いそうだ。
今日使ってこそ活き活きするものをいくつか見つけ出した。
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明るさ+2 コントラスト-2

HPのトップページ

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写真(カラー)でスキャン明度+10コントラスト+10

東京新聞 おしゃれのレシピ  2011・8・01日掲載

Scan0018.jpg写真(カラー)明度+5 コントラスト0でスキャン


【若い子向けの夏の服】 小物でまとめワタシ流

娘(27歳)が、タンクトップをぞろーりと長くしたような細身のカットソーのワンピースを着ていた。
なかなか涼しげで、着心地もよさそうな一着だ。仕事に行く時はパーカーを合わせたり丈短のジージャンを羽織って行くという。
「ちょっとお母さんにもそれ着させて」
と娘の服を試着させてもらったら、
「なんだか全然違うもんに見えるぅ~アハハッ」
と大笑いされた。アチャ!
でも着心地はいいし涼しいし、なんとも今風でもある。
お家着にならいいかなと、購入してみた。
体にあまりピッタリしてないものを選んだ。ポッコリお腹やお尻の段々が目立たない程度のゆとりのあるものをと。
コレ一枚ではやっぱりね・・・パジャマな感じが否めないものよ。ダラ~っと見えちゃって。
若い子とそうでない者の差はこういう「シンプル」を
まとった時に歴然とするものだ。残酷にも明暗を分ける!
けれど同じような服でもその年代ならではの着方を目指す方向に気持ちを向ければ、着こなしは可能に思える。
暗を明に!
ウエストにベルト、薄いショールを肩に。同色の靴と帽子で全体のまとまりをとる。
アクセントを付けて、ダラ~っとした印象は消し去る。
今風で安くて手に入りやすい若い子向けの夏の服、アレンジ次第でうんと楽しく着こなせると思う。
「娘とおんなじ素敵」を目指すなかれ。「ワタシの素敵」はまだまだ発見できる。

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雑誌(カラー)でスキャンnotPS 800×600pix

2011・8・15のBLOG

「今日から!」のイラストScan0003.jpg
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イラスト

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、 ココカラPARKbyやずやのサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokarapark.com/
どちらも月に2〜3回ほどの更新です。

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
2017年10月より小田原市在住。
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