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東京新聞おしゃれのレシピ 2011・09・26掲載

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雑誌(カラー)


【5年目の秋に思うこと】

この連載が、5回目の秋を迎えた。
たくさんの方に長いこと読み続けていただけて本当に嬉しい。
新聞で読んでくださっている方々から、ときどきお葉書やメールをいただく。
私の年齢にビックリされた!と書いてくださる方も少なくないのである。
(いちばん最初の紹介欄に昭和30年生まれと記しただけだったですもんね)
たま~に年齢を推定できそうな「35年ほど前の成人式には・・・」とか「27歳の
娘が・・・」などの文中の文字から年齢を察して驚いてくださるのだ。
自分も同年代です!と。
そして、安心して告白(?)してくださるのでしょう、
・55歳になる今まで自分の着るものについて考えたことがなかった。
・自分の好みがわからない。
・似合うって、どういうこと?
・何歳までおしゃれしていいの?
と質問なども書かかれている。

あっ!と思う。
はっ!とする。

こんな風に着よう、小物を上手にアレンジしようなどと書くのは簡単なことだ。
それを「自分用」に変換するのは楽しくもまた厄介なことでもあると思う。

歳を重ねると、5年前いや1年前には考えられなかったような出来事が襲ってくる。
それはそ~っと忍び寄ってきてはいたんだろうけど。

どんな時も服をちゃんと着てしゃんとしていたいと思っている。

そしてどんどんおしゃれが楽しくなってきている今日この頃、56歳なう。


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明度+コントラスト+2

東京新聞おしゃれのレシピ 2011・09・05掲載


【季節を着る】 小さい秋付け加え計画
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写真(カラー)明度+5 コントラスト0

風に秋が混じるのを感じるのが好きだ。
サラ~ッと素肌をなぜて通り過ぎる風。
着るものも少しずつ替えていきたくなってくる。
まだ素材を暖っかものにチェンジはしがたいから、色で・・・と。
今ノースリーブや半そでシャツの上に羽織りたいのは綿のジャケットだ。
裏地のない一枚仕立てのジャケットは腕にかけて持ち歩くのも、肩にひっかけるように着るのも様になる気がする。
カーディガンより「ちゃんとした感」も出るのでおでかけスタイルに丁度いいなと思う。
肩が張っていなく、ウエストあたりはちょっと絞ってあって、二つボタン。丈は腰骨すれすれぐらい。
袖も細身でコンパクトなタイプを腕まくりして着る。脱いだり着たり・・・が楽にできることもこの時期の大事なポイントだろう。
まだまだ日差しが強い日中もあるしね~。
「季節を着る!」という気持ちで丁度な一枚を選びたいと思う。
モスグリーン、ベージュ、ココア色を夏のワンピースと重ねる時に感じる小さい秋はなんとも言えない幸だ。
コットンのスカーフを巻くのももうそう遠くはないだろうなとか、大きめのブローチを衿に?
そんな付け加え計画もココロの隅におきながらコットンジャケットを羽織り外に出る。
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雑誌(カラー)

東京新聞おしゃれのレシピ 2011・08・22掲載

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写真(カラー)明度+10コントラスト+7

【今日使ってこそ】
箱の底の埋蔵品、生き生き

暑いから・・・「家でできること」を少しずつやっている。
クーラーも低め設定の中、できるだけ動かないで済む作業を見つけてはと。
前々から気になっていた一箱があった。
それはアクセサリーをごちゃっと入れっぱなしにしている箱。
出番はまったく無くなっているアクセサリーたち。
いざいざ、整理&処分!と、とりかかったけれど・・・いっこいっこ手に取り始めると、ヒュ~と気持ちが冷めてしまう。
特にいただいたシーンや人に思い出がある物は処分できないしね~。
いつかする時がくるだろう・・・・の思いとだけは決別し、進めた。
「いつか」とは「今」と決めて、整理を。
ずっとずっと仕舞いっぱなしの代表に大きなカメオのブローチがあった。
天地5.5センチ左右4センチのそれには美女の横顔が刻まれている。
上品に、よそ行きに、特別に、とつい思いこんでいたから、箱の底の埋蔵品にしかならなかったのだろう。
どんどん使いさえばすればイラナイ物ではなくなる!
「今日」のTシャツの真ん中にドンとつけてみた。白いTシャツに象牙色の美女は涼やかに見えるアクセサリーになった。
どうして今までこんな風につけてこなかったのだろう?
何かのイメージに縛られていたのかな。
子どもの頃買ってもらったチープな半分おもちゃのペンダントはオレンジ色でキラキラ付き。
思い出として保管していたけど、これ、ビンテージのワンピースに合いそうだ。
今日使ってこそ活き活きするものをいくつか見つけ出した。
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明るさ+2 コントラスト-2

HPのトップページ

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東京新聞 おしゃれのレシピ  2011・8・01日掲載

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【若い子向けの夏の服】 小物でまとめワタシ流

娘(27歳)が、タンクトップをぞろーりと長くしたような細身のカットソーのワンピースを着ていた。
なかなか涼しげで、着心地もよさそうな一着だ。仕事に行く時はパーカーを合わせたり丈短のジージャンを羽織って行くという。
「ちょっとお母さんにもそれ着させて」
と娘の服を試着させてもらったら、
「なんだか全然違うもんに見えるぅ~アハハッ」
と大笑いされた。アチャ!
でも着心地はいいし涼しいし、なんとも今風でもある。
お家着にならいいかなと、購入してみた。
体にあまりピッタリしてないものを選んだ。ポッコリお腹やお尻の段々が目立たない程度のゆとりのあるものをと。
コレ一枚ではやっぱりね・・・パジャマな感じが否めないものよ。ダラ~っと見えちゃって。
若い子とそうでない者の差はこういう「シンプル」を
まとった時に歴然とするものだ。残酷にも明暗を分ける!
けれど同じような服でもその年代ならではの着方を目指す方向に気持ちを向ければ、着こなしは可能に思える。
暗を明に!
ウエストにベルト、薄いショールを肩に。同色の靴と帽子で全体のまとまりをとる。
アクセントを付けて、ダラ~っとした印象は消し去る。
今風で安くて手に入りやすい若い子向けの夏の服、アレンジ次第でうんと楽しく着こなせると思う。
「娘とおんなじ素敵」を目指すなかれ。「ワタシの素敵」はまだまだ発見できる。

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2011・8・15のBLOG

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冬の素材

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アラン編みのストール、コーデュロイのコート、ネルのスカート。

東京新聞 おしゃれのレシピ 2011年6月6日掲載

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【ジューンホワイト】 大人は1アイテム外しで

6月の花嫁は幸せになるという、ジューン・ブライド。もとはヨーロッパからの伝承だ。
結婚をつかさどる女神ジューノからきているとか、ハツラツとした季節の始まり。復活祭など祝賀ムードに包まれるから・・・など色んな説があるという。
そしてこの季節は白色が一番映える環境で、ウエディングドレスがより綺麗に見えるから!これは私の説ですけど・・・。
梅雨入りもした、むんむんするほどの緑と湿った空気の中でさわやかに
着られる色でもあると思う。

真っ白なコットンの、たっぷりしたパンツを最近手入れた。
これに白のTシャツを合わせるつもりである。でもカジュアルまっしぐらの装いにならぬよう、バッグは皮のハンドバッグにしようともくろんでいる。
晴れ間にはスニーカー、小雨だったら厚底ラバーソールの紐靴にしようとも。「大人ホワイト」には一アイテム外し(工夫)が必要だ。
ゴージャスなアクセサリーをどこかに一つ、メタリックなマニキュアでちょっと冒険もいいな。

洗濯物の匂いが何となく気になるのも、この季節の宿命でもある。
ローズウォーターは、香水やコロンより香りが長持ちしない。
しないところがまた使いやすいところだ。アイロンのスチームに入れたり、洗濯のすすぎ水にたらしたりと扱いも簡単に、ほのかなバラの香りを身につけることができる。

これからの季節、ジューン・ホワイトをほのかな香りと共に着こなしたいと思う。

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東京新聞 おしゃれのレシピ  2011年5月9日掲載

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【気に入りの一着で感謝を】
お別れに着ていく服

お互いの家族みんなで親しくさせてもらっていた友人のご主人が、まったく突然に亡くなった。
優しくてあたたかで、開放的な家庭を作っていらしたご夫婦。
信じたくない気持ちいっぱいだったけれど、お別れに行かなくてはならない。
宗教のない自由葬ということ、紺色でハイカラーのワンピースを着ていくことに決めた。
一番気に入っている服、ストッキングはボルドー色にした。

いきなり喪主になってしまった友だちは、黒のニットに真珠のネックレス、髪をキリリと結い、白いシャツにコーデュロイスーツ姿のご主人に寄り添っていた。どこでも、いつまでも素敵なカップル。

集まった方たちも、黒地に細かなドット模様のシャツに黒のジャケットとか、プリーツ加工のジョーゼットブラウスに大きな黒のブローチなど、それぞれに見送るための装い。きれいな集まりに見えた。
きちんとした喪服の一そろいは、用意しておかなくてはならないものだけれど、でも・・・喪服でお別れしたくない友人がいる。

突然の訃報にあたふたとしながら、それでも気持ちを込めて選んだ気に入りの服で感謝の心を伝えに行く、そんな一着がいいと思った。
友人ご夫婦とのたくさんの思い出を、これからこの服に袖を通す度に何度も思い出すことだろう。
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いくつになってもおしゃれ盛り 4Cページ

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イラスト

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、ココカラ大学という名前のサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokaradaigaku.com/
どっちも月に3回ほどの更新。
見てちょ〜よ!

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
ただ今多摩市在住。
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