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ばあさんを決めた日 2

今なおまざまざと思い出される「自分のばあさんを思った日」がある。
それは三年ぐらい前だったか....「マルタの優しい刺繍」という映画を観た日の事だった。
その日の事は、ブログにも書いた記憶がある。

若い頃観た「黄昏」、「コクーン」、「八月の鯨」、「ドライビング•Missデイジー」とか、主人公が老人の映画とは全然ちがった印象をばあさんたちから受けたのだ。
仕草、考え方などが自分に重なった。
映画館を出て見上げた西の空、スクリーンよりでかく墨痕あざやかに「近々」と描かれているのを見た。
多分そのとき私は54か55歳だったと思う。
東の空に薄墨で書かれた「JUST NOW!」を私は見逃したのではあるまいか。

とそんなことを新人ばあさんは思い出し「私的ばあさん年齢」を確信するのです。

ばあさんを決めた日

展覧会をきっかけに、ばあさんについて考え続けている。

まず....ばあさんとはいったい何歳からの女性をさすのか?である。
心が少女のようにいきいきしていれば、いくつになっても青春っ!とか、孫が生まれ、おばあちゃんになったら....というのはひとまず右横に置いておきたい。
そこ、保留。(却下したわけではない)
拓郎の歌った、♪喫茶店で渋茶を注文すること〜♪あ〜それが老人〜♪は、左横に置いたゴミ箱に捨てる。


じゃ、きりのいいところで60?65かな〜?
と、アイスティー飲みながら、ふと雑誌をめくる。
それは、【40歳からの私らしいおしゃれ探し】とサブタイトルの入ったムックであった。
最後の方の記事に「街で見つけたプラチナ世代の素敵な女性たち」として、街角おしゃれさんスナップ写真が載っていた。
20人ほどの登場。
主に40代女性だった。
母娘のツーショットもある。母44娘18とか母45娘20のペア。
みなとてもおしゃれさんである。

その中で、え?ちょと雰囲気ちがうんでねの?と目がとまった写真もある。
素敵な装いをこなれた感じでさらりと着こなしておられる方々なのであるけれど、なにかがきわだって他とちがう.....。

え〜〜っと率直にはっきりいってしまいます。
「おばあさんに見えた」のである。
キャプションについている年齢を確かめると、52歳、54歳。
ああん??歳下じゃん!
57歳って?同じ歳じゃん!


重ねていいますが、センスすごくよく着こなしてて品もあって、選ばれし人であることは間違いないのです。
しかし、40代30代の中にあれば、差、歴然。
はっきり見えるラインがありました。
もういっかいいいますが、若い>若くないの式をいっているのではないよ。

ばあさんとはいったい何歳から....?を考えているときに見た雑誌。
60?65?などとふわ〜っと考えたりしてたわれであったが、チラッと写真で見てピッと感じたおばあさんとは52歳。

「私的ばあさん年齢」は、グレーゾーンの間くらいをとって55歳で手を打った。
しゃしゃんのしゃん、GOGO!レッツGObaーsan55!

55歳は、ばあさんの初心者、ばあさん界の新参者。
新人ばあさんなのである。
なんだかとっても嬉しく感じるのはなぜだ?わからん。

これからしゅくしゅくとばあさん街道を歩いていこう!と決心した。

今日も午後から

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きのうの残念な部分が心残りだったので....午後から現場に。
今日は、はからずもたくさんの人の出入りがあった。
家主のH一家3人、K一家5人、O母娘、Tくん、アタシと息子。
老若男女13人と犬三匹が入り乱れての作業となった。
子どもらはみなほぼ幼稚園から高校までおなじ学び舎の仲間である。
親同士は久々の再会を喜び合ったりもし、楽しく作業をした。

私は若い者らのじゃまにならぬようにキッチン方面に逃げ込んでいた。
付近に冷蔵庫もあり、ビールの差し入れもあり、そういった恵まれた環境下にあったので、親方らしくビール片手ににこやかに見守るほかなかった。

家主は、古い壁の塗料をはがすというとっても地味でもっとも大変な裏方作業をしておいてくれたので、わりと派手めな仕事を来訪者にやらせてくれたのであった。
ありがたいことである。

BGMに、テレビの「劇的ビフォーアフター」の匠のテーマミュージックが流されて、テンションが著しくアップした。

リビングはあと床張りを残すのみ。
ダイニングも完成間近い。

トイレ洗面所、玄関まわりは手付かずのままだけど、それもだんだんと形になっていくことだろう。
楽しみである。
これから夏休みの子どもたちの手もどんどん交えて、作業に加速がつくはず。
リフォームってこんなふうにするんだな、人の集まる家ってこんな家なんだな〜と思わせてくれる。
人が家だ。

昨日、冗談のように段取った完成を祝う日も近い!?

そしてそれぞれに自分のかかわった部分を指差しながらしみじみと言うのだろう。
「ここ塗ったんだよ」
「ここ打ったんだよ」

それぞれ自分の家のようにジマンし合いたい。

涼しそうな画像をどうぞ

おととい見かけた、ソニービルにあった水槽の中のさかな。

このさかなが成魚になると....、
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こうなって、しま模様になるそうだ。
渦巻きもようからしま模もようなる中間あたりのもようがすごく気になる。
どう変化していくのだろうか?
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海のなかには不思議がいっぱい。

沖縄の海のさかなだそうです。

親方ふたたび

午後からまた親方をやってきた。
今日も壁ぬりを主に。
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この一週間のあいだに、Hご夫婦はちゃくちゃくと作業を進められ、また数人の助っ人さんたち(若者、パワーみなぎる中年ら)も参加もあり、天井の塗り替えが完了していた!
しかしまだまだ作業は続くのであった。

私も先日の「現場」でちょっと要領をつかんだってこともあって、今日の作業はココロの中で密かに「ひとり段取り」をつけて開始した。
一畳分ぐらいの壁面に対し30分くらい、三面はやっちまおう....と。

しかしとっても惜しかったのは、あと1メートル四方というところで漆喰が足りなくなってしまったことだ。
親方としては無念だ。
もう一袋漆喰の袋を開封してもよかったのだが、まあ時間も時間だしとあきらめた。
次回は、漆喰の分量の配分も考慮して段取りたいと反省した。

前回より上達したのは休息の取り方だった。
それぞれの仕事のきりのいいところで、それぞれにインターバルをとっていた。
一服する者、ポットのコーヒーを飲む者、他の者の仕事っぷりにちゃちゃを入れる者、.....みな好きなように力をチャージするアラウンド60。

電気ノコギリのジージーいう音、コテのシャッシャいう音、ペンキをとく音が現場にみなぎり、それぞれの持ち場仕事に没頭した。
汗がぼたぼた落ちた。

古い家がだんだんと生まれ変わっていくさまは、本当に気持ちがいい。
帰りの車(今回も送迎してもらった)の中では、リフォーム完成を祝う会の段取りも話し合う。
なんでも段取りは大事なんである。

(画像のアタシ、なんともうでっぷしがいいではないか!)

3ba-sans 集合して

友だちと長年の懸案事項であった「銀座の三亀でランチをする」を、暑さマックスな今日やっとこ実行した。

実行におよんだのは確かなんだけど....とんまな我々らしく、本日定休日であったのに気づいたのは、三亀さんちの前でのことであった。
およよ〜っと暑さで倒れ込みそうになりつつも、やっぱりね〜、そうだもんね〜と妙な納得感を味わう。
......それはさかのぼる事30年前。今日みたいな暑い午後.......浅草の花屋敷の前でも同じ味わい。
意気込んで行くと定休日っての、われわれのお約束なのかもしれない。

それでも二三軒先に、稲庭うどんのおいしそうな由緒も正しそうな、老舗そうなお店をみつけ、そこで冷やしうどんランチと、夏野菜の天ぷらを食べることにした。
由緒ありの老舗でギンザだけれど、ランチセットは安価でわれわれにもやさしかったのでよかった。

竹のすのこ状のうつわに盛られた冷たい稲庭うどんはつやつやでコシコシで、あつあつの天ぷらと合わせて、とてもおいしかった。
「暑い日はこれよね〜」「ね〜」「そうだよ、これこれ」
と、三亀のことはすっかり忘れ、とんまなりの幸をえる。
すっかり食べ終わってから、あ!写真とっとくんだった!と思いつくも、時すでにおそし...。

その後、これまたご近所のカフェ、AUX BACCHANALESに移りコーヒー&デザートに。
「小さい甘いのちょっと食べたい」
と3ba-sans意見の一致で、小さいマカロンを三個注文する。

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マカロンからなにかのお告げを聞き出そうとしているかのような1ba-san。
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マカロン3個には、オマケが付くといわれ、嬉しがる。
なんかフランスっぽいアイスだった。
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計算がうまくできない2ba-sans。
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出かける前、ちょっと迷ったのだ。
着ていくものについて。
夏の着物を着るいいチャンスではないか!と。
紗の着物は昨夜から衣紋掛けにスタンバイしてあったし、アユ柄の帯も出しておいた。
しかし...暑さに挫折してしまい、ノースリーブのワンピースを着て出かけた。
電車の中、街の中では数人の和装の人を見かけた。
浴衣の若い女子、夏着物のご婦人。
真夏の和服姿はなんとも素敵である。
あ〜やっぱ着物だったかな〜とやや後悔した。

きわめつけの後悔は、帰りの電車を下りた駅の階段での出来事である。
浴衣姿の20代の二人。
重そうな荷物(車輪付きのカートみたいなトランクみたいなの)を持って階段をえんやら下っているおばあさんに近寄ったかとおもうやいなや、すっとおばあさんの荷物を持ってあげていたのを目撃したこと。
(私は、あ、危ないなあと思っただけ....)
ちょい裾を乱しながら、カートを運び下ろした二人だった。
おいおい!かっこええぞ〜!日本女子ぃ〜!

わたしまけましたわ。
暑さにも親切にも....。

モンキーズ

中学生のころ、夢中になっていたモンキーズ。ミッキー、デイビー、マイク、ピーター。
テレビの「ザ•モンキーズ」は楽しかったなあ。

今、キヨシローの日本語版のデイドリームが時々テレビから流れるのを聴く。
♪ずっとゆめ〜をみてた〜♪っと、短くてもキヨシローぶしのデイドリームだ。
それだけでも、きゅんきゅんくるのに、モンキーズで聴いたらどきゅんするだろうと、なんでもお取り揃えのユーチューブに頼ってみたら、すぐあった。


ああ、なんていい曲だったんだろうと聴き入った。

13の私は、テレビから流れる「えーごの歌詞」をカタカナで大急ぎでメモした。
それでも聞き取りとメモ書きのスピードが間に合わず、いつも残念な私であった。
ジュワッデイドリームビリーバアンダーホームカミンキーン。
シックスクロックオウデブリ〜ン。
っていったいどんな意味と思っていたんだろう。
意味などどうでもよかったんだよね。


とある日、1ーBの教室で、志おなじゅうする久保ちゃんから「完璧なカタカナの歌詞カード」を写させてもらったあの日の事は忘れない。
それから毎週その歌詞カードを持って、テレビのモンキーズといっしょに歌っていた。

今ユーチューブ見て歌う。
シックスコロックオウデブリ〜ン。
あの歌詞カード、やっぱ完璧だったで、久保ちゃん。
そしてちゃんと覚えてたし。

夏のおかず

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またもやナスをいただいたので、またもや素揚げのあれをつくる。
そうめんでの使いかけの長ネギ、ピーマン、鶏肉のささみも一口大にしてささっと揚げる。

水でわったしまだやそうめんつゆには、鷹の爪を浸しておく。
ほんのちょっとピリッとさせるためと、ほとんど彩りです。

かぼちゃサラダ。
かぼちゃはやわらかーくゆで、お湯をきったあと粗くつぶしながらから煎りみたいにして水分を飛ばす。
これ重要とおもう。(常識な行為?)
すっかりさましたら、マヨネーズをちょっとだけ入れて和える。
熱があるうちに和えると、油がもどってべたっとなるから、すっかり冷めてからがいいとおもう。
これもまたふつーのことなのかも?

それとしゃけを焼いて、夕飯にした。
そうめんつゆに浸した野菜のおかずは残ったんで、冷やして明日の朝食にしよっと。

!!!!友だちのブログに、おんなじメニューが画像と共にあった!!!びっくり!
これって「夏の定番おかず」だもんね。
盛りつけ方にはそれぞれの個性が出る。
盛りつけに出てるアタシの雑っぱく。
(友だちはアイテム別にして盛りつけていた。そっちが上品。こんどそうしてみよう)

いつも通る道に

いつも通るアーケード、モップの先のところをこんな風に干してあるのをよく見かける。
このところこだわっている白髪。
そう見えてしょうがない。
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レースのついたスカートとブラウスに、スエードの靴をはいた今日。
サンダルかいつものペタンコ靴では物足りない気がして出してきた。
でも足の裏がいちだんと暑かったけど。
竹で編まれた黒いがごバッグを手に持って。
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後ろボタンのブラウスが好きだ。
スカート、ともに古着。@DEPT


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半幅帯の結び方をしっかりとマスターした!
貝の口のちょっと変形結びも教わった。
ものすごく気に入った結び方だ。
先生は、
「この結び方は普段着にね。電車に乗ってのお出かけとかには向きませんよ」
とおっしゃる。
また謎が生まれる。
なんでだ??
こんなに簡単に結べてかっこいいと思われる形なのに、どうして?
私はバスにも電車にも乗って、どしどし出かけるつもりでいるけどね。
夏用の着物に貝の口結びで、細めの帯締めをキリリっとな。

親方をする

友人が、家を大リフォーム中。
それも自分たちだけでの。

主に壁の塗り替えと、床の張り替えをするというので、一日イザ助っ人!行ってきた。(送迎してもらったんだけど...)
景気づけのみやげは、やはりあれである。
ぜったいこの夫婦はかぶりたがるであろうと見込んで、朝から買ってきたあれ。
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どうだろう、このがぶりっぷり。
横分けスタイルもなかなかである。
自前の頭髪がややとぼしくなったご主人も、ひさびさのふっさふさの笑顔で、アタシも嬉しい。
愛犬サラさん、ゴージャス犬に。

さて、壁塗りに没頭した今日。
漆喰の塗り方をざっとMARIKOさんに教わった後、ぺたぺたと塗りはじめる。
じょじょに上手になっていった。

•ワンストロークを長く
•まずコテの線の部分で漆喰を均一に壁に塗る
•その後コテの面の部分でテクスチャーをつけていく
•いっかい半乾きにした後、もういっかいコテ面でニュアンス付け.....。
などと、独自の技法をあみだす。
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どんどん上手くなり、早くも家主にも指図を出すアタシ、「親方」と呼ばれはじめ、気をぐっと引き締めた。

つぐさんは、穴の開いた壁をめりめりっとはがし、ベニヤ板と角材を買ってきて、小さな飾り棚に改造。

大きな古い家なので、とても広いのである。
まだまだ壁はたくさんあり、床面積もたっぷりと。
また近いうちに伺って、なんらかの手伝いをしたいと思っている。

キッチンはシャーベットグリーンで、トイレの壁はピンク色がいいんじゃないか?と思ってるんだが、どうだろう。
うるさいだろ〜?親方。


マープル手帳

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アガサクリスティーのミスマープル、大好きなばあさんだ。
DVDで何度も見ては、気になったところをメモしたりもする。
それをどうこうしようということもないんだけど。
あの時代の小間物や洋服が特に好き。

マープル役の女優さんは、主に2人いるんだけどどっちもいい。
ヒックソンは上品だし、もう一人の女優さんも毅然と可愛さがと〜ってもいいのだ。

メモしたへにょへにょなエンピツ絵をパソコンに取り込んで、どうこうしてみた。

これは「復習の女神」の中のマープル。
編み物中に、えっ?と驚くシーンだったはず。
カットワークのブラウスのエリが良かったから描いんだけど、ばあさんのシワって縦横無尽でかっこよささえ感じる。


夏のやさい

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ナスやらいんげんやらししとうやら....どれもぷっくりとした夏やさいをいただいた。
どう料理してくれようかと迷ったけれど、酢の味のものが食べたかったので、素揚げしたあと三杯酢に浸けた。

たまらんかった....おいしくて。

うれしいと

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うれしいと、耳がペタ〜っとなってしまうスー。


さっき届いた荷物を開いたとき、耳が約1センチほど後ろに動いた自分を感じた。
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初おろし

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今日はラジオ体操参加から朝をはじめた。
ほんとはもっと早朝の5時ごろの散歩がスーのためにはいいんだろうけど、むり。
わしにはむりっ。
6時に家を出て、ちょっとぶらぶらして、ラジオ体操の公園に行って、もちょっとだけぶらぶらして帰宅のコースで精一杯である。

葉っぱ柄のハワイのスカートの初おろしをしてみた。
ハワイアングッズのお店(@逗子)をやっている友人がプレゼントしてくれたものだ。
画像では、暗めのグリーンに写ってしまったけれど、あざやかなグリーン色、そりゃワイハ〜だもの、きっぱりカラー。
黒で大きな葉っぱが描かれている。

こんなスカートには、やはりゴムぞうりが似合うよ。
リゾート気分を出して、長ネギを買いにいった。

今日のアタシは機嫌がいい♪それはあんたとは関係なくて、新しい服着てるからからだよ〜ん♪というような歌。
げにそのとーりである。

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ba-san人形のご注文、ありがとうございました!
一人に人気集中(??)もあり、本当に悪かったのですけど、先着順にさせていただきました。
ごめんなさい!
おわびにポストカードをたんとお送りしましたので、すみませんが平面ばあさんでごかんべん願う。

友人の手芸店に、三人のばあさんを展示させていただいています。
本日引き上げてまいりますので、また明日お店に新人さんとして出させていただきますね。
ま〜ばあさん、うれっこでありがたや。

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思ったこと 3
寝ててもなんも始まらんと思いました。
こんなあったりめえのこと、ちゃんと眠りほうけて納得しないと自信をもっていえないです。
体得ってこゆこと?
逃げきれることは少ない。

あと思ったのは「下手な考え休むに似たり」というけれど、似てるとはおんなじじゃないってこと。
下手な考えこそ山盛りしないとダメなんだな。
これも体得。

新しい服は気分がいい。
これも真実。
簡単なこと。
寄ってくる波にはまかせとけばいい。
そしたら上手に乗っていける。
(↑名言じゃね?)
(↑そういうこといわない人が名人なのに....)

待機中

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ばあさん人形の発売を開始しました。

先週末にお店に顔を出すといってましたが、ごめんなさい、遅れて今日になってしまいました。

右上の「●お店」にて5人、待機してます!どうかご指名をば!!

思ったこと 2

出先でみたもういっこの夢は、買い物の夢であった。

どこかのしょぼい土産店で、ミッキーマウスとかの小さい人形を選んでいたアタシ。(ほしくはないのに)
三体をレジに持っていったところ、
「240万円です」
といわれる。
「はい」
と支払う私。

義母の妊娠、ミッキー240万.....それらに対してビックリもせず、ふつーにしている。

どんなことにもびくともすんな!という啓示であろうか?

どっちも現実にはおこりませんようにと.....ただ祈るばかり。

思ったこと

サザンの桑田と、サマーズの大竹と、映画の堤監督の共通するところは、見たとこばかりじゃないような気がする。
身のこなし方や手つき、目線のくれかたなど、どこもかしこも似ているような気がしてならない....。
「見ているもの」がそっくりなのかも。

......................................................................
昨日まで、ちょいと遠出していた私、出先ではふたつみっつ夢をみた。
いちばんシュールだったのは、義母が妊娠してたことであった。

おおきくなったお腹にゆるめの浴衣、その上にゆったりと薄紅色の半幅帯をまいていた。
夢路の絵の人のように、横座りして。
「あ、おむつの用意しなくちゃね」
と、さらしをジョキジョキ切っていた嫁たる私。

むちゃくちゃ怖い夢。
逃避事項破壊威力最大Q。

眠りの国から

生後ずいぶんたってからのねんねは、なんの成長効果もなく。


睡眠を支配する神ミーンは、今日も私を眠りの国へ送り込んだのであった....。
いったいどんだけ逃避したいというのか。
しかし、逃げ、避けるという方法、私は案外いい方法のひとつだと思っているのである。

嫌なこと、考えたくないこと、やりたくないこと、決定しかねることからとりあえず逃げてみる。
うまいこと逃げまくれたら、それは最初っからそういうもんだったと思うのだ。
しかし、逃げたり避けたりしても、それでもまだとりついてくる事柄だったら、それには喜んで捕まってやろうではないか。
「あ〜とうとう捕まっちゃった〜♪」
なーんつてな。

眠り続ける美しい姫には、白馬にまたがった超かっこいい王子さまがやってきてだな、そして優しく揺り起こしてくれるのが定説であるが、それはもはや望めない状況下にあるこの身。

1000歩ゆずって.....馬にまたがった白髪(もしくはハゲ)の王子がやってきたとしても、
「いいかげん起きゃーがれっ!」
つて、乗馬ブーツの先の固いところで、尻にケリの一撃をくれるであろう。

さあてと、私は充分に逃避した。
もうこれ以上は逃げ切れんぞ!と思うのである。

さあてと、いったい私は何から逃げてたんだっけ?
.........忘れてしまうほど眠りすぎた。

ひたすら眠い

気持ちわるいほど睡眠をほっするわがカラダに驚きながら眠りに寝た。
なにかから逃避するには、根を詰め作業か睡眠にかぎるし。

疲れをとるには睡眠というけれど....それはそうだけれど、寝るほど疲れが増すような気がしてならない。
でも止められない。
家の者らとも、5文字ていどの会話でやりすごす。

新生児はほとんど寝てますよね。
おっぱいのんでねんねして〜は成長の過程だ。

57歳児は、ビールのんでねんねして〜ってかあ?
明日の朝には「成長」してるかな。

朝の時間

スーの朝の散歩は...もう朝とはいえない時間、9時とか10時ごろに出かけることも多い。
しかし素足族にはつらい時間帯となる。
これからはもっともっと。

昨日は5時半に奇跡的に目がさめたので、スーを連れ出す。
いつなんどき(どんな天候でも)散歩にさそっても、嫌な顔を見せたことがないえらいやつだ。

5時台って、朝の散歩の王道だったのだろうか、会う会う犬に。
顔見知りの方には、
「え〜〜!?スーくん、珍しいね〜」
といわれる。
そのとーり。

早起きは苦手中の苦手だけれど、やはりこれからは起き上がらねば!と思う。
毛皮系素足族に属するカレのために。

発送完了!

「三人三様展」で、嫁にしていただけるとお約束をいただいたばあさんたち。
昨日、今日とで発送を済ませました。
おそくとも明日の午後までには到着すると思います。
よろしくお願いいたします。
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しっかし!!
しぶとくまだ家に残るばあさんもいるであった....。

展覧会の前に、
「展覧会には遠くって行かれないけれど、ばあさん売ってはもらえんだろか?」
との嬉しい嬉しいお問い合わせをいただいてもいたので、私の●お店に出してみようと思っている。


「ばあさんがお店に出ている」.....なんだかひじょうにマニアックな店の感じがただよう。
水割りとかオーダーしても、
「あんだってぇ〜?あに?キンツバはやってねーだよ」
と受け答えもなかなかチャーミングなBarになるはずである。


今は発送完了で本当にほっとして脱力しているので、今週末の予定で。

洗濯ざんまい

今日は天気よくてよかった!
たまりほうけていた洗濯物をのしのしとする。

朝廊下にスーのゲロッパがあったところをみると、アタシ不在の日々のストレスか。
けなげなやっちゃのう。
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散歩をたくさんして、夜もいちゃいちゃと遊んでやった。

展覧会の後の始末とか、部屋の片付けとか発送とかの細々仕事がまだ残っているので、少しはじめた。
いっきょに済ませたいところだけれど、いかんせん今日は「じぶん体力と気力の限界っす....」の引退力士気分なので、少しずつ。

友だちからビールが届いた。「お疲れさま。これで一杯やって」のメッセージカード付きで!

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こうぶつっす。ごっつぁんです。

5日め 最終日

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朝。
起きてすぐ迷うことなくバナナミルクを一杯つくる。
昨日いただいたうましバナナが待っていたからだ。
バナナのみの風味を味わいたくて、メロンなしでいく。
太い完熟バナナ一本勝負。
元気出そうな味わいであった。

一杯飲み干した後、会場へ向かう。

最終日、お客様が途切れることなく次々にやってきてくださる幸。
感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました!

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この指輪、KIEKOさんが作ったもの。
搬入日から、「あ!これはアタシんだ!」と内心思っていた。
しかし展示会当事者が初日から買ってはならんな...とも。
でももし最終日まで残留していたら、それは確実に私の元にくる運命の一品である。
....そして今日まで....それはしっかりと残っていたのだった。

何人もの方が指にはめて試していらしたが、なんらかのオーラ(買うんじゃねーよ)を発する指輪だったのかもしれない。
私が怖い顔で見張っていたわけでは決してないけれど。

片付けはじめの時間。
「これいただきますっ」
と嬉しくKIEKOさんに申し出る。
「プレゼントするよ!」
とKIEKOさんは気前よくいってくださった。
「いやいや、買うから」
と6日前から決めていた私。
「いいの、あげるから」
辞退もせず.......いただいた。

三個の石がはまった指輪は、今日までの「三様」の展覧会を象徴しているようだ。
しっかりと指にはめ、帰りの電車の中で何度もながめた。

みんないっぱい作ったよね。
作るってやっぱり楽しいことだよね。
それを気に入ってくれる人がいるなんて、幸せなことですよね。

さてまた明日から通常生活にもどります。
さぼり続けた掃除洗濯、食事の用意。
またがんばろう!

ばあさんになりつつある我々ではあるが、まだまだ人生には楽しみや幸せが散りばめられていると、信じていいとやっぱり思うのである。

四日め

今日は思いがけない出会いが二件あった。
一件めはバナナである。
「三人のブログを読んできました!」と遠方よりみえてくださった方があった。
「是非差し上げたいと思って!」
と土産までたずさえて....。

それはこれ。
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それはもうかぶりがいのある房であった。

満足な人。
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バナナ帽にうっとりしてる人。
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じつに似合う人。
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どうです?アナタもかぶりたくなったでしょう?


二件目の出逢いは、古い友人との再会であった....。

その男は、「やあやあ!」というそぶりで会場に入って来た。
私もつられるように「やあやあ!」の顔をして迎えたけれど、いったい何者なのか....全然わからなかった。
だ、だれなんだ?いったい...。
昔仕事したカンケー?ご近所だった人?学生時代の友だち?
????????私の記憶の思考回路はショート寸前であった。

しかし、やあやあな態度をとってしまったいじょう、もはや「どなたでしたっけ?」とは言い出せない。
そこで私は仲間にそっと小声で「お願い!芳名帳にお名前書いてってすすめて!!」とSOSを出した。

男は言った。
「よーこさん......会っても思い出せないもんだね〜」
と。
私はハッとする。
そうだ〜〜!FACEBOOKでコンタクトをとりあったあの人だ!
FBで、「きっとすれ違ったとしてもお互い変化率高すぎてわからないよね」とかなんとか書き合ったことがあった。
思い出せてほっとするあまり、
「つかさくん、来てくれてありがとう!休日なのに悪いね〜。吉祥寺も変わったよね〜。なつかしいね〜」
と、いきなり饒舌になった私であった。
じつに38年ぶりの再会であった。
しかし「今のアタシ」と「18のアタシ」が一致してないようであったが....。

38年前、鷹の台のつかさくんのアパート(4畳半)で友だちと朝まで飲んだ事、カノジョカレシのなんやかや.....その他いろいろいろいろあったが、あまりに時がたちすぎていた。
もうもうお互いの顔もわからないほどに。

わからないなりに近況などをいいあう。
不思議な会話であったことだった。

「これから北千住に模型の材料を買いに行く」
といって去っていかれた....。
趣味の電車の模型作りの材料だって。
鷹の台のつかさくんには、そんな趣味なかったのにね。
(アタシだってばあさん人形作ってなかったし)

今日はバナナをかぶったり、思考回路ばりばりに運営させたりの忙しい一日だった。

来てくださった方々、本当にありがとうございました!
感謝感謝の四日め。

三日め

雨の土曜日。
でも吉祥寺ってすごいよ、人出が。

またたくさんのお客様がみえてくださって嬉しい一日だった。

お昼にてんぷら蕎麦がどうしても食べたくなって、簡単に入れてすすす〜っと食べられるお店を探しながら歩いたけれど、発見できず。
しかしお腹とアタマはすっかり「てんぷら蕎麦受け入れ態勢」ができあがっていたので、コンビニでカップのやつを購入して、会場の小さなキッチン(給湯室か?)でお湯をそそいでいただいた。
と〜〜ってもおいしかった。

仲間の一人も昨日「蕎麦アタマ」になっていたという。
若干疲れた身体は、おしょうゆ味を欲するものなのだろうか。

夕方、いろんな「締め」をした後、すみよさんとお嬢さんとでどら焼きタイムする。
あんこが空きっ腹にしみわたる。

胃袋さえ満足させておけば、あと二日も元気に通えそうだ。

二日め

静かな一日であった。
忙しい姉が長野からわざわざやってきてくれた今日。
吉祥寺で姉妹しみじみとランチする。
展示会ではすみよさんの服がいたく気に入った模様でいくつかお買い上げして帰っていった。
ばあさんに土産と、ばあさん人形も。

三様のメンバーと記念撮影する余裕さえあった。
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終わり時間すれすれに学生時代の友だちが来てくれた。
いつも律儀に来てくれる友だちだ。
本当に嬉しい。
ざざっと見てくれた後、恒例、ビールに行く。


さささ西原〜もきてたんだ〜....の居酒屋で飲み会。
「いなかっぺ」という名前のお店。
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飲食物の画像は撮り忘れ....。


ぶれぶれがいい感じ。
N代、HIROSIくん、Sくん、家人、アタシでまた記念撮影。
酔いどれのメンバーの感じが出ているいい写真。(イケメン店員さんが撮ってくれた)
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ビール三杯、その後「青春の一撃」という名前の焼酎を軽く一撃してくれてやった。
そんな二日め。


私は考えるのである。
展覧会をもう一回は(死ぬまでには近々)単独でやろう。(オール描き下しで)
「ばあさん」というキーワードを突き詰めたい。
真性ばあさんのなにかを見極めたいと心から思った今日。
ばあさんとは私の未来、私のおしゃれの方向。
私のほんの明日。
それはどういうことなのか。

一日め

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12時にオープンしました。
5分もしないうちに、わああ〜〜っとな。
遊び布さんの服のコアなファンの方が次々とみえる。
一気に室温は上昇する。
手描きバティックのワンピースや、更紗のパンツが次々に売れていった。
さすがだな〜と眺め、じゃまにならぬようにドアの外に一時退出してスペースを空ける。
KIEKOさんはジモティーの強みか、お友達が次々にみえられて談笑&商談成立されていた。

アタシのばあさん、初日で4人も嫁に出せたことを寿ぎたい。

東京新聞に展覧会の告知を出していただけたので、見ていらした方もあった。
幸せなことである。

夕べ、ばあさん方にネームカードを急いで作ってやった。
自己紹介が必要か?と思って。
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今日オープン前に急いでひとりひとりに付けた。

ブログを見て来てくださった方、新聞連載を読んでいてくださった方....本当にありがたいことであった。
今日はありがとうございました。
今晩は早めに寝て、明日にそなえることにします。

いろいろ思うところのある展覧会になりました。
いろいろの中に一つ、「ばあさん道」をもう少しまいしんしようと思った。

髪もかわいたし

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今日から展覧会のはじまりです。
ちょっと早めに行って、昨日の続きの残りを...します。

では会場でお待ちしています〜。

搬入

つなぎを着て、搬入気分を出してみました。(いでたちから入るタイプですから)
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明日からはじまる「三人三様展」の搬入を本日してきました。
ま〜小さな会場ながら壮観だこと!

なんとなくそれぞれのコーナーはあるものの、すみよさんの服にKIEKOさんのネックレスがかけられていたり(それがまた相談でもしたかのようなしっくりぶり)、そこに同じ布の服を着たばあさん人形が並んでいたり....の展示になっています。

洋服で遊び布のすみよさん。
アクセサリーとサマーニットでたまにね日記のKIEKOさん。
三人三様の作品が集まった展覧会になりそうです。


画像では入ってませんがばあさんのイラストは、明日額に入ってます!!
(まだ乾いてない部分があって。めんぼくねえ....)

明日も相当に暑くなりそうです。
雨の心配はなさそうですが、日射対策してどうぞおでかけくださいませ。
三人共、毎日在廊予定。

場所、時間等は右側の●お知らせをクリックしてみてください!

早起き

深夜も深夜のど真ん中、三時半にスーと散歩。

あまりにくーんくーんきゅーんきゅーんの声で階段の下から私を呼んでいたので、やれやれ...と思いながらも出かける。
そんな時もあるわさね。

いつもの散歩コースの短縮コースにして、公園をよこぎったところ、まずスーがぎくりとしてフリーズ。
その1秒後に、ベンチのお二人がぎくり。
やや遅れ気味に私がぎょぎょ。
深夜ですもの、そんなこともあるだろう。
気をつけなはれや〜、お互いに。


4時には帰宅して、ミルクティーなどいれて一人ティータイムにする。
箱詰めされたばあさん方にいちべつをくれた後、ガムテープする。

テーブルの下で満足そうに手足を伸ばし寝ている犬。
ミルクティー二杯めで、だんだん窓の外は明るくなっていく。
こんな時間も犬っころからのプレゼントだ。

あんたの気持ちも

ばあさん作りも最後と思っていたけれど、夕べは何かから逃避するようにまた針を持ってしまった。

「あんたの気持ちもわかるわよ」
とばあさんはいってくれはった....。

作るというより、作らせてもらっているというような、坊さんのココロすら湧く。
ばあさん、ホントにありがたや!
そろって会場にまいりましょう!

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お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、 ココカラPARKbyやずやのサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokarapark.com/
どちらも月に2〜3回ほどの更新です。

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
2017年10月より小田原市在住。
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