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東京新聞おしゃれのレシピ 2011・10・24掲載

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雑誌カラー


【同窓会に着る服】
かわいさ持ち込みたい

「10年ぶりに元気な顔を合わせましょう」と、中学校の同窓会の案内状が届いたのは先月のことだった。
あ~、ついこの間会ったと思ってたけど、前回からもう10年も経っちゃんだなあと、時の加速をヒシヒシと感じる。
秋の連休の中日、なに着てこうかな~と着ていく服をまず考えた。

同窓会ってよく考えると、なんとも不思議な集まりである。パーティー?
会合?そこにいるのはみーんな同じ歳。昔をよく知る人たちばかり。
華やかすぎる装いや、ラフすぎるのはふさわしくないだろうな。
でもきちんと感ばかりでは、ウキウキな楽しさは減ってしまうし・・・と悩むところだ。
同窓会では今のアタシはこんなです!色々あるけどさ、でも元気にやってるよ!って顔を合わせて、しばし優しい時間を過ごしたい。
柔らかい素材で明るめの色。
そして少しかわいさを持ち込んでいいのが同窓会では?と思う。
昔の可愛さ(現在よりね)を知っててくれる友だちばかりだから。

しかし残念にも!どうしても当日の都合がつかなくて、欠席せざるをえなくなってしまった。
ガッカリ・・・。出席した友人が
「今同窓会終わったとこ。集合写真の画像送るね」
と早々パソコンに送ってくれた。ジャケットやスーツ姿の男子たち。
女子はワンピースや着物、ツインニットなど。

思いっきり拡大して眺める。
思い出せない顔(変化率高すぎて!)もあるけれど、画像からは、校庭の乾いた砂ぼこりの匂いがしてくる。

東京新聞おしゃれのレシピ 2011・10・10掲載

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雑誌(カラー)


【ポンチョ】
すっきり着こなし心掛け

ここ数年、秋ごろからポンチョスタイルをよく見かける。
お店には、ニットのウールの、またはフェイクファーの・・・と素材もデザインも様々な物が売られている。
どれもゆったりとしたドレープがきれいだし、暖かそうとも思うけれど、ただ一点の不安、それは「ダルマさんに見えやしないかい?」である。
でもそこんとこをうま~く回避して、ポンチョを着てみたい気持ちは満々にある。
丈は短めで「ショールとベストの中間」のような一枚ならいいなと選んだ。
素材はフェイクファーにした。
トロンと身体添って落ちるので、ダルマさん回避には成功したと思う。
しばらくはシャツと合わせて
ベスト感覚、コートを着るようになったらショールのように使おうを思っている。

せっかくだものと、何通りもの着回し着回し・・・を熟考している。
前ボタンで丈も長めのポンチョも怯えることなく、ぱっと羽織れる大きいショールという気持ちでいいのかも?と思う。
下半身スッキリ着こなしを心がけて、チノパンツやデニムを合わせれば、いつもの日常の「ラフおしゃれ」も可能だ。
キルトスカートも合いそう。
お!合わせるものでダルマさんからの脱却道はいっぱいあるぞ、と思う。
クラシックな革バッグを持てば、プチマダム風にもなれるしね。

今っぽいアイテムをひとつ手に入れ、あれこれ考える楽しみは、
旨しサンマや焼き芋の味わいと同等の秋。

イラスト

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、 ココカラPARKbyやずやのサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokarapark.com/
どちらも月に2〜3回ほどの更新です。

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
2017年10月より小田原市在住。
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