【黒を着るとき】
うんとハデ色を足して
電車の中で前の座席の人たち。7人中6人が、黒のジャケットまたは黒色のコートを着ていた。
なんだか重たい景色だなあ・・・と眺めてしまった。
寒くなるにつれ黒っぽい服装がだんだんと増えてくる。
そして印象がぐっと重くなり、残念なヤボに通じることもある。
黒は「便利、安心、合わせやすい色」なので、面積の大きい服でも気軽に着られる。
でも、ちょい歳を重ねてきたら・・・軽やかにそして楽しげ着こなす!ってことがこれからのポイントだと思う。
ふんわりしたスカートにピタッとしたニットでと強弱をつけたり・・・と。
黒色はもともと主張が強い。そして同時に包容力のある色でもある。
特にビビットな色との相性がすごくいい!ピンク、オレンジ、赤、
ピーコックグリーンのシャツなどハッとするぐらいのコントラストをつけるときれい。
ハデ~とも思われるほどのスカーフを首周りにきっちりと巻く。
などなど、黒色を着たときには、うんとハデ色を足していくと「楽しげ」と「軽やかさ」が加わる。
花や動物のアクセサリー、これからはクリスマスモチーフも!!
ちょっと大きめでかわいいものでも黒っぽいカラーの服装には良く似合うはず。
黒色の大舞台は冠婚葬祭。歳を重ねると共に、法事など葬祭カンケーへの出席の方が多くなる我々・・・。
普段着では楽しい遊び心ををうんと発揮して着こなしたいと思う。