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東京新聞おしゃれのレシピ2011・11・28掲載

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【黒を着るとき】
うんとハデ色を足して

電車の中で前の座席の人たち。7人中6人が、黒のジャケットまたは黒色のコートを着ていた。
なんだか重たい景色だなあ・・・と眺めてしまった。
寒くなるにつれ黒っぽい服装がだんだんと増えてくる。
そして印象がぐっと重くなり、残念なヤボに通じることもある。
黒は「便利、安心、合わせやすい色」なので、面積の大きい服でも気軽に着られる。
でも、ちょい歳を重ねてきたら・・・軽やかにそして楽しげ着こなす!ってことがこれからのポイントだと思う。
ふんわりしたスカートにピタッとしたニットでと強弱をつけたり・・・と。
黒色はもともと主張が強い。そして同時に包容力のある色でもある。
特にビビットな色との相性がすごくいい!ピンク、オレンジ、赤、
ピーコックグリーンのシャツなどハッとするぐらいのコントラストをつけるときれい。
ハデ~とも思われるほどのスカーフを首周りにきっちりと巻く。
などなど、黒色を着たときには、うんとハデ色を足していくと「楽しげ」と「軽やかさ」が加わる。
花や動物のアクセサリー、これからはクリスマスモチーフも!!
ちょっと大きめでかわいいものでも黒っぽいカラーの服装には良く似合うはず。
黒色の大舞台は冠婚葬祭。歳を重ねると共に、法事など葬祭カンケーへの出席の方が多くなる我々・・・。
普段着では楽しい遊び心ををうんと発揮して着こなしたいと思う。

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東京新聞おしゃれのレシピ 2011・11・07掲載

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【秋のアクセサリー】
手芸熱上がる天然もの

毎年イチョウの葉っぱが舞うころに作るコサージュがある。
ある年は直径20センチぐらいにうんと大きくして玄関に飾る用にしたり、またはうんと小さくして、プレゼントのリボンに挟んだりと、
イチョウコサージュは便利なものになる。
胸元に付けるのは直径10センチほどのもの。
コーデュロイのモスグリーンのコートに、ベージュのジャケットにと、落ち着いた色合いの服によく似合うコサージュとなる。
秋特有のすんだ明るさがパッと射すのだ。
そして会った人との会話のネタになることもしばしばで、「アタシも作ってみるわ!」と、イチョウコサージュはじわじわっと友人の間では流行っている。(と思うんだけど・・・)
そしてしばらく楽しんだ後、ではまた来年と捨てるところも気に入っているポイントだ。
散歩しているといい拾いものがたくさんある。今朝はこぶしの赤い実を手のひらに山盛りのせて帰ってきた。
さっそくあり合わせの缶バッチに接着剤で貼りつけてみた。なんてシックでいい赤なんだろう。黒のタートルの襟元にバッジをつけ、鏡を見てご満悦の笑みの私。
秋の拾い物は「天然アクセサリー」の素材。それもタダ!ララル~♪
小枝にどんぐりとボタンを貼り付けたブローチはクリスマスのプレゼント用にいくつか作っておこうかな・・・と手芸熱が上がるのもこの時期特有の発熱だ。

イラスト

お知らせ

2017年3月13日
ホホホ以外に.......

カゴ屋さん、メヌイ
http://ameblo.jp/menui-zakka/
と、 ココカラPARKbyやずやのサイトにイラストと文章を連載させていただいてます。
https://kokokarapark.com/
どちらも月に2〜3回ほどの更新です。

プロフィール

本田葉子

イラストレーター。長野県出身。
2017年10月より小田原市在住。
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