2012年10月30日
いろんなおかずや汁物に、じゃんじゃん塩糀をつかっている私であることは、ちょいちょい書いた。
おいしくなるから...がその理由だけど、免疫力アップするなどいいききめはたくさんあるようだ。
今朝、久しぶりに体重計に乗ってみた。
増えてない!
まったく増えてないどころか、やや、ほんのわずかだけれど、針は左方向に振れていた。
ダイエットに励んだわけではないのに。
やっぱりこんな効果もあったのだと実感の今日。
理想体重まではあと3キロ減だ。
努力とかしないで、ただおいしく食べて減ってたらこんな嬉しいことはないぞ!
仕込んだ味噌は日々そだっている様子。
大豆と糀同量で仕込まれた味噌。
旨さ、身体へのききめは大いに期待できるところ。
ますます待ちどおしいぞ!
余談
家の者が、「うちの餃子がおいしくなった」と感想をもらした。(ほぼ週いちで餃子)
ぱりぱりの羽を生やすのが上手くなったこともあるけれど、それはひとえに豚ひき肉にしっかりと塩糀を揉み込んでおくという下ごしらえのせいなのだった。
料理上手になったように見せかけるにも有効。
2012年10月29日

化学繊維の薄いコートがちょうどよかった今日だ。
あいかわらずの古着。(@下北沢の小さい古着屋)
着物にありそうな模様だなとお店で見たとき思った。
深いグリーンのスカートと、グレーのタートルネックシャツを合わせて着た。
ちょっと地味だなと、パッとした水色のリックサックを持ちたいと思ってさがしたけれど、見つからず。
使いたいときに限ってでてこないのがアタシの常。
残念な性分だ。
2012年10月28日

いっぱいいるけどうるさくはないba-sanたち。
なにより。
2012年10月27日

アメトーークのDVDで、「絵心ない芸人」編をゆうべ見た。
ライオンを描くというテーマでは、まゆ毛のある顔のライオンなどそれはおもしろすぎる絵で、布団の中でクッククックと笑った。
絵心がないくくりだったけれど、どの絵もすごくおもしろく、そしてひかれた。
司会の宮迫がいっていた「下手なのに線にまったく迷いがない」は、その通りだあと思った。
アタシもさっそくやってみた。
なんも見ないでライオンやゴリラ、自転車に乗る人などを描いてみた。
妙な下心のある私の絵は、なんの魅力もない絵にしかならなかった。
ちょっとぐらい描けるというのと、人をひきつける絵を描くのとはまったく違うものだと思う。
アタシなんてまだまだと思う反面、あんな風に迷いのない線がもうひけない。
絵心ってなんでしょうね。
ただただ描きたいって気持ちが勝ったとき、下心ってなくなるのだろうか。
2012年10月26日

いつもカモメに餌をあげているba-san。
「カモメ食堂のバァーバ」と噂されている。
2012年10月26日

買ったばかりのスマートフォンのカメラで自分撮りしてみた。
いうのなんか気が進まないけど、きれいに写るなあと思った。(画像がね)
無印のカットソーのワンピースに、パンツから作ってもらったバッグを持つ。
ba-san人形と飛行機の、どうどうの二個づけ。
2012年10月25日

忘れることがじょうずにできる人。
覚えておくべきことと、忘却すべきことの区別がとてもうまくできるba-sanなのだった。
2012年10月23日

毎日たのしみにながめるお味噌。
少しずつ少しずつ味噌色になってきてるようだ。
なめてみた。
こんな美味い味噌はじめてだ!
う〜ん....香りもいい。
大分からお米が届いた。
本当においしいお米なのだ。
おいしいお味噌とご飯があれば、雨風にも負けないよ。
本当の食の幸は、「米と味噌にあり」
その両方が今手中にあるって!!!運が良すぎな私。
ご飯と味噌で昨日のもやもやはすっかり解消される。
♪それで〜いいのだ〜それでいいのだ〜ボンボンバカボンバカボン本田♪
2012年10月22日
家に帰り、さっそく取り出してみる。
どうやって扱うんだろう....?
前の電話機からの情報移動はどうやるんだっけな?説明書のどこに書いてあるんだっけな?
とハテナマークで頭の中は満杯になっていった。
やればやるほどハテナマークは増殖していった。
ハテナ??が顔面にまであらわれはじめたころ、息子登場。
「おかあさん、それ、なに?」
とテーブル上のいっしょに買ってきた機械その他を指していう。
「なにって...これないとつながらないんでしょ?」
息子は即座に理解した。
「あ〜、うちそれいらないんだよ、そっちのもいらないもの。やられたね」
.....ニヤリ。
ご飯をたべはじめた。
むか〜っときた私。
自分自身にです。
ムチってダメね。
「明日ぜってーモンクいいに行ってやる、そんで契約解除したるっ」
と鼻息あらくいう私に、
「いっしょに行くから。契約解除はまたお金かかるって」
と冷静にいいながらご飯をたべ続けていた。
そして今日いちばんでまた昨日行ったばかりの携帯電話やさんへ、自転車こぎこぎして息子と行った。
今日は、男性店員さんの応対。(昨日の彼女は別のお客さんの応対中)
かあ〜っときてる私の隣で、息子はいつもの静かな態度と口調で不必要な物の解約&返却をいってくれた。
ちょっとぉー!ひどいじゃない!ダマしたのね!をただただ顔で表現していたアタシ。
で、男性店員さんは理解してくれたらしく、なんの料金の発生もなく不要品の返却をぶじ成し遂げたのであった。息子が。
ぼっちゃん、ホントえらい!おいしいご飯をつくり続けた甲斐があった!としみじみ思ったことだった。
昨日、女性店員さんの説明の最中にふと感じた違和感や、ささいな言葉(口癖のように繰り返された「安心してください」とか)やいい回し。
もやもや〜っとした帰り道。
スッキリしなかった買い物には、やはり原因はあったのだ。
原因とは....無知ってこと。
その携帯電話会社名は伏せておこうと思う。
だってまだアタシ、お父さん犬を嫌ってはいないから。
2012年10月22日
二年前に、携帯電話をかえた。
それ以前までつかっていたものが、なにやらなにやらで廃盤になるとかで、いろいろ不都合が生じはじめたからだ。
6年以上はつかってなじんだ愛機、若い友人は
「それ、アンティークな感じさえしますね」
と私の赤くてかわいい携帯電話を指さしていっていた。
かえるとき、電話会社も「のりかえ」というチェンジを行った。
溜まっていたポイントを「高級牛肉」に変換させたなどのいきさつは、二年前のブログにも書いたと思う。
そして昨日、今度はスマートフォンというのにしたのだ。
(どこがスマートなんじゃい?といいたいが、そういう名前なんからそうなんだろうと思う。名前にいちゃもんをつけてもせんないことだ)
マイパソコンとの連動とかいろいろ考えた末、スマートフォンにと決心した。
二年前は息子を伴って行った携帯やさん、昨日は一人で出向いた。
契約内容の変更はないし電話機だけを買うのだから、ダイジョブ!と思って。
前回とおなじ駅前のショップに。
30分の待ち時間の後、若い女性店員さんが応対してくれた。
.スマートフォンに、不慣れであること
.月々の支払いが今までより安くなるようにしたい
と、よくわからないので、なにぶんよろしくと頭をさげた。
店員さんはにこやかに、
「大丈夫です。ご安心してください。ご説明しますね」
といってくれ、細かに説明をしてくれた。そもそもスマホとは...と。
そして即持ち帰りのできる機種に決め、私は契約を進めた。
契約書類をよくよく見ると、「月/70円」という項目があった。
私が不審顔をすると、
「ラバー製のカバーなんです。みなさんお付けになってますよ。スマホはデリケートなものですし、必要なんです」
という。
「私はカバーは好きでないのでいりません」
と、取り除いてもらおうとすると、
「店頭価格よりお安い設定ですよ」
という。
無知な私でも、こういわれると、なんだか全部が信じられなくなってきた。
注文もしてないのに、カバーが料金のセットになってるなんて。
「スマホは電池の消費が激しいから必要なんです。ワタシも使ってます!」
というバッテリーとその充電器。
その他の機械をふたつ。
それらも買うことになった。
ないと繋がらないということで....。
○○サービスはいらないというと、
「二ヶ月間無料ですからご安心ください」
「○○は一ヶ月無料ですので、安心してどんどん映画とか観てくださいね〜」
とにこやかにいう。
無料でもなんでもいらないのに〜。
まあとにかく私もがんばって契約してきたのであった。
じゃっかんのもやもやは残ったものの。
.......続く
2012年10月18日
黒うさぎと穏便に暮らしていたba-san。

ある日、出歩くことを覚えた。

.....もう少しきれいなバッグに....と思っているらしい。
2012年10月18日
この人、昔、水泳の選手だった。
おもに背泳。

じつは姉妹。
姉はカナヅチ。

そしてもう一人。雨ふりだから。
9丁目6番地に住んでいるba-san。梨ずき。

2012年10月16日
今日は、わが娘の誕生日であった。
こんなうすら寒い日、うんうんうなってうなって、やっとオギャーと泣いて産まれたんだっけな。
よかったよ、うなってうなって産んで。
と毎年思えることがうれしいです。
泣いて産まれて笑って暮らそうぜ〜!

刺身用の一杯250円のイカ。
@近所のスーパー。
そのぷっくりとした身体、白く透き通るようなお肌。
おいしいでっせ!でっせ!と私に呼びかけているようだった。
たっぷりのおろし大根でおろし煮にしようか....いかそうめんにしようか.....と迷いながら買って帰った。
パックから取り出し、まな板に乗せ、これは塩辛にしなくちゃバチがあたると、持ち重りさえする肝を感じて即座に思う。
塩糀と日本酒で味をなじませる。
かぼすをきゅ〜っと絞りかけてもおいしいかもと思う。
ちょっと固い部分は、角切りした大根と煮付けた。
どっちもおいしく、イカしたおかずとなる。
自家製塩辛では、イカよりどろっとしたところが好きだ。
ごはんにどろっとかけてまりまりっとかき込むおいしさよ。
白湯にかぼすを一絞りしたかぼす湯はさっぱりしたお湯になり、これがまたイカ肝ごはんと合うのであった。
このba-sanはむかし、おしゃれなおねえさんだった。

若くて背の高かった恋人も、今ではいいji-sanになりました。

「私お味噌つくろうと思うけど、あんたもやる?」
やらいでかいなっ!
塩糀にどっぷりとはまっている「糀の友」が、そう声をかけてくれ、大豆と生糀を送ってくれた。
大豆500グラム、生糀500グラムとレシピもいっしょに。

大豆、糀、塩だけで本当にお味噌がつくれるものなのだろうか?と一瞬思う。
白っぽいもの同士をまぜあわせただけで?お味噌の茶色はいったいどこからくるのか....と。
そんなことを考えていたところ、じわりじわりと眠っていたような記憶がよみがえってきたのだった。
ながの、やなぎまち、祖父のいえ、うすぐらい蔵。
並ぶ樽。
台所と土間のような空間で続いていた怖いほどうすぐらい蔵は、お味噌の糀と、カビ臭いにおい。
おばあちゃんはお味噌をつくっていたんだったと思い出した。
私にとってそれは「おばあちゃんちのにおい」そのものであったのだ。
子どものころだったし、仕込むところを見ていたのか見たことはなかったのか....そこんとこ...覚えていない。
仕込み方も知らない。
ときどき祖母の家で食べたお味噌汁は、ナスやにら(生えていた)が主で、たっぷりと大きなおわんにつがれてだされた。
つぶつぶのいっぱい入っているお味噌汁だった。
届いたばかりの大豆を一晩水につける。
おおきくふやけていた。
翌朝、いそいそとそれを家の二番目におおきい鍋で水煮する。
三時間以上かけてとろ火でゆっくりと。
銀色夏生の文庫本を読みながら待つ。
おばあちゃんは何をしながら待っていたんだろう。
きっと読書などと、そんな優雅っぽい待ち時間をすごしたりはしなかったのではないかと想像する。
煮え上がって、あら熱をとった後つぶしにかかった。
つぶつぶが残るように注意をはらいながら。

甘くさい大豆のかおりが私の台所を支配する。
「しょうゆ豆がね...」「たまりを...」「味噌づけに...」「おてしょを...」
祖母と母の話し声がした。
おばあちゃんの家の台所にワープする。
黒光りする木の床。
すすけたカマド。
新聞紙に包まったおおきな白菜、ごろごろごろ。
わけわからんが、泣きたくなった。
泣いたらあの時のように「泣くな泣くな」といって、梅酒の梅の実を松模様の灰色のおてしょにひとつ取ってくれただろうか。
くれる人も亡いので泣かんとこう。
糀と塩をせっせと混ぜ合わせ(この作業は塩糀作りで訓練ずみ)、つぶした大豆と合体させる。
手のひらでぎゅっぎゅとにぎりながら。

袋にとじこめて出来上がりを待つ体勢をととのえた。
ととのえた袋をにやついてなでていたら、息子が、
「暗いところに静かに保管しといた方がいいんじゃないの?蔵とか」
とクールに正論を述べた。
蔵ないし。
流しの下のところ(調味料のびんの入ってるとこ)に入れよう。
袋をハンカチで包んだ。
ハンカチに包みたい気分だったからさ。
お味噌作りにさそってくれ材料を分けてくれた友よ!!ありがとう!
きっとおいしくできる!
なんたって一回ワープしてきたからなっ。
モーニングバードにひこーき乗り登場!
ダンディーとおちゃめさを両立する男、高橋淳。
アタシの見どころの「塗りまくった壁」「張りに張った床」は写らず。
.....だって撮影場所が....Hさんのお兄さんちだったんだ。(こんなオチ?)
娘んちと思い込んでいた自分がなさけなか〜〜!
息子さん(Hさんのお兄さん)の言葉、
「だって飛んでないと死んじゃうから」
に妙な説得力を感じた。
淳さんの前に登場した12才の男子、カイト君もまたかっこよく、すがすがしい二人の取材だった。
なぜかちょっと写ったカイト君のお母さんが印象に残る。
33才で、14才のお姉ちゃん、三ヶ月の赤ちゃんとカイト君との4人暮らし。
人生いろいろあったのかもっ...。
明日の午前中の番組、モーニングバードに、かっこいい飛行機乗りのおじさんが出るという。
みなくちゃ!と思う。
高橋淳さんは、現役パイロットである。
先日90才の誕生日をむかえられた。
今も若いもんの指導や、テストパイロットもこなされている。
(詳しい人物像....は検索してみてください。いっぱい書かれていました。)
先日のお誕生日は娘さんのH家で祝われたそうで、そこにテレビ朝日の取材が入ったそうだ。
インタビューされたそう。
そう!!H家といえば.....私も足しげく通ってリフォームを続けている家なのである。
アタシの一番の見どころは、「塗りまくった壁」である。
淳さんはきっとあの壁を背に話されたはずだ。
「張った床」ももしかしたら写りこむやもしれぬ。
9時ごろが、淳さんのコーナーらしい。
「歳をとったらおしゃれになれ!と言いたい」
と、いつだったか語っておられた。
明日はどんなこと話してくれるのかなあ〜。
モーニングバードが楽しみ!
なにしてたんだろーなー?と思いかえす。
高校生。
夜のFMのニュースなんかを聞いて.....はなかったけど。
2012年10月9日。
月をすべる雲さえ見えないね、今晩は。
光る尾を引く流星群。

このba-sanはピンク色の部屋に50年前から住んでいる。
愛犬の名前はパンク。

満月と三日月はべつなものだと思っているba-san。


はじめて自立する人形になった。(たまたま、偶然)
きのこっておいしいですよね、どう料理しても不味くはならん。

塩糀で下味をつけた鶏肉をフライパンでしっかり焼く。こげめはぜひ必要。
かぼすチュ〜ッでいただく幸ったら、もう....。

包丁がなまってて、白髪ネギがうまくできなかった。
研がないと...。
切れ味も味のうちだし。
雨宿りで飛び込んだ「多摩アカデミーヒルズ」で、こんな展示が!
壁面にものすごくラフな展示。
@パン屋さんの奥のところに。
ラフだけど、すごく良かった。



雨はすぐやんでしまったし、先を急いでもいたので、チラ見で退出してしまった。
明日もういちどみに行くつもりだ。
オベリンのシルエット、人相学....とボードに。
謎だ。
多摩アカデミーヒルズは桜美林大学の関係施設である。
おうびりん、オベリン、なにか関係がある?
オベリン氏は、シルエットの切り絵の作者?
あ〜明日が楽しみ。
これらはいったい.....。
写真を撮っていても、なんともいわれないし。
ライティングもなんともてきとーだし。
なぞなぞなぞぞな?
にわとり15羽の世話にあけくれているba-san。
このba-sanもゲンズブールで生きてきた人。

ライバル!と思いきや、意外と友好関係にある二人。


身長18センチのba-sanは、オレンジ色のスカートに皮のショール。
セルジュ•ゲンズブールいっぽんできたゆえ、いまだ独身。

うまいもん届く。
川越の友だちが、おつかれさま〜といって送ってくれたものだ。
大好物!
これ、初雁糖(はつかりとう)というのですね....。
知らなかった。
●川越銘菓 初雁糖
川越は古来さつま芋の本場で、昔は太田道灌の築いた川越城がありました。
そしていつも晩秋の頃になると雁が飛んで来て、城の上で三声鳴いて廻ったという伝説があって、このお城を初雁城と呼びました。
それゆえ芋納豆を初雁糖と命名いたしました。
手間ひまかけて蜜づけした芋菓子でございます。
どうぞご賞味くださいませ。
と袋のうらに書いてあった。
先日、義母といっしょに行った日暮里で、太田道灌の銅像を見た。
彼は馬にまたがって、狩りをしている途中のようだった。
そうか....彼の本拠地は川越だったんだ。
てなことを思いながら、おいしくいただいた。
●「浅草めぐり」あとさき
両方の両親との初顔合わせ【どぜうの会】が決まったのは、ひと月ほど前のことだった。
どきどきしながらも、楽しみにその日を待っていた。
そんなある日のこと....彼の母上からお電話をいただく。
よろしくおねがいします。こちらこそ。どーぞ。いい日になるといいですね。ふつつかな...。いえいえ。こちらこそ。楽しみにしております。ほんとに。こちらこそ。お天気良いと....。
とお話をする。
母上は「それで..」ときりだされた。
当日「サプライズ」を用意したいと。
ビックリさせる相手は、両方の父親と娘。
内通者は、両方の母親と彼。
用意したいサプライズとは.....、
「浅草のあと写真館へ行って記念写真を撮りましょう、そのとき娘さんにウエディングドレス姿をさせてあげたい」
というものだった。
入籍は済ませたものの結婚式は未定な彼ら(特に娘)をきづかってくださった優しい言葉であった。
気持ちが本当にジンジンと伝わってきた。
そして写真館や貸衣装の手配をたのまれたアタシ。
「はい、わかりました。探してみます」
サプライズを請け負った。
ジンジンと感じながらも、私の心の中には若干のハテナの芽が発芽しかかっていた。
彼らは未定だけれど式の心づもりはあるといっていたが?
ウエディングドレスって、自分の気に入ったのを着たいのでは?
主にこのふたつ。
他にもみっつよっつ。
娘はきっと予期せぬ写真撮影と用意されたウエディングドレスにおどろくであろう。
しかしそのおどろきは、企画者らのそれと一致をみないのではあるまいか。
う〜ん....辞退しようか.....しかしうまくことわる自信などまったくない。口べただし。(ホントだって!マジに)
優しい心から発せられた言葉。
それをいったん受け止めた私。
うじうじとなやみになやんだワシは、折衷案を提案した。
•両家みんなでの記念撮影を写真館でする。
•娘にはブーケと輪っかの花かんむりみたいな飾りを用意する。(ドレス着替えナシ)
•写真館で娘が「え〜!?」な顔をしたらやめる。
てな案をお手紙にしたため、髪飾りとブーケを作った私であった。
ba-san作りできたえた腕でわりと上手にできあがって、そこんとこだけは満足だった。
そして当日、浅草めぐりのあと、「伊勢丹でちょっと買い物したいから...ちょっと寄り道して」とかなんとかいって御一行を伊勢丹写真館へ連れ込むことに成功した母らであったことだった。

そして企画のバラし、初めて知らされた面々は「サプライズ〜!」というよりむしろ「怪訝」であったことはいうまでもない。
娘、案の定.....用意された小物を見て、一瞬ぎょっ!な顔。
「じゃあさ、手に花だけでいいよ」
と私。
そこに家人、
「え?かわいいじゃない。すればいいのに」
「そうかな、じゃ付けるよ」
娘は、輪っかの花かんむりをお父さんに付けてもらい、婿は胸に一輪の花を付けてもらう。
7人で写真におさまりました。
カメラマンのおもしろおかしい話術にまんまとひっかかりもし満面の笑顔で。
写真のできあがり、みんな楽しみにしていると口々に。
その後夕ご飯もみんなで食べて帰宅の21時半。
この一件、いちばん大人で冷静な対応と判断を即座に下せたのは娘だけだったのだ。
お見事であった。

昨日はたくさん食べ過ぎたこともあり、今晩は「カブ汁」をつくった。
(テレビの料理番組でみた)
皮ごとひたすらすりおろした5個のカブ。
葉っぱのところを軽くゆでて入れた。
テレビでは、それに片栗粉で少々とろみをつけるようになっていたけれど、それは抜いといた。
レシピでは、酒、塩、しょうゆで味つけということになっていたが、私は塩糀のみでいった。
食べる寸前に、昨日いただいた「大分のかぼす」をひと絞り。
味が一瞬でまとまったし、胃にもやさしい感じがした。
カキの炊き込みごはんもいっしょに紹介されていた。
カキとショウガの千切りをだし汁で煮て、汁だけをといだお米にいれて炊く....。
炊きあがったら、具をさっくり混ぜる....ということだった。おいしいそう!
しかしカキがなかったので、冷凍のほたてとショウガで代用。
そして炊き込みにもせず、炊きあがっている白いごはんに混ぜただけ。
こちらにもかぼすのチュ〜ッを。
かぼすマジックあなどれない....一瞬にして....。
さんま、タマネギのかき揚げ、カブの葉っぱのおひたしもつくった。
やっぱり「料理の気力」って気温に関係するね。
どぜう鍋を囲んだ7人とは、家人、娘、息子、私。
そして娘の夫(カレシ→婚約者→そして夫と改名....)と、ご両親という7人構成だったのである。
ご両親とは初対面である。
このたびは、はじめまして、よろしくおねがいいたします、おせわになっております、おめでとうございます....まじめ顔でご挨拶をする。
彼らは先月入籍をした。
そういうことで、大分からご両親がおみえになったのだ。
かたくるしいところではなく、ラフ〜に和や〜かに、にょろにょろ〜っと会いたいと、浅草のどぜう屋で待ち合わせたのだ。
どじょうは家人以外食べたことないし、初めてだらけがよりフレッシュに拍車をかけていいのでは?とも考えたのだった。
にこやかにうちとける。
全員でニコニコとかんぱいと食事をした。
しかし、もんのすごく!きんちょーしたとです!
どじょう初体験のわくわくを緊張が駆逐した。
その緊張とかどきどき加減が、まったく表情や態度の外部に出ない自分が不思議なのであるけれど。
内部は爆発寸前なのに。
彼ら、結婚式はしていない。
来年の秋?冬?(未定)には挙げるらしい。
彼らにまかせる。
色々と順序は一般的ではないが、結果幸せ方向に歩き出せばそれがいちばんいいと私も家人一致したココロだ。
会うのを浅草にしたわけは、「あいさつとか食事は二時間もかからないであろう。その後の時間をいかに過ごすか」を検討した結果、浅草寺に行ったり甘味どころに寄ったり、仲見世をみんなでぶらぶらしたりもできるし...スカイタワーも見られるしなどと考えたのである。
それは成功したと思う。
私はだけど、浅草、とても楽しかったです。
落語をする店にあった「板の顔出し」を見つけてしまって、素通りできない体質の私、今日という日の大切さをついうっかり忘れてしまって....。

彼のご両親は、笑って見ておられたが
「こんな母親の娘がうちの嫁に?....」
とがっくりかもね。
がっかりさせてしまったかもしれないけれど、両家の親どおし、来春ji-san ba-sanになる予定だ。
お後がよろしいようで。
浅草めぐり...完
お昼ご飯はどぜう。
どじょうを食べるのは初めてだった。
どんな状態で出てくるのか?どんな味なのか?
わくわくでどぜうの飯田屋さんへ向かう。

どれにしようか....。

どじょう鍋を注文した。
骨と頭を取り除いたのと、丸ごとのとチョイスできたが、どっちも食べたかったので、両方注文。
興味津々のあまり.....写真を一枚も撮らなかった。
(いや、ホントは撮れなかったの。その訳はパート3で)
食後、トイレに行ったらお店の裏道が見えるドアが開いていたので、ちょっとのぞいてみたら、なんと、板前さんが、調理まえのどじょうさん方のめんどうを見ている現場だった。
上から下へ、下から上へとどじょうの面々はそれは元気に泳ぎ回っている。
ドングリを持参してなかったことが悔やまれた。

我々7人は、これを鍋にして、食べたのだったんだ〜。
鍋を囲んだ7人とはいったい.....続く
秋晴れの今日、浅草へ行く。
「本日定休日」の履もの屋の閉められたシャッターに描いてあったイカした絵にずきゅんとくる。

道々ふと見上げた看板の絵のなんとも愛らしいこと。
このお店もお休みだったが....。
いったいなに屋さんだったんだろ?

裏道で、人なつこい猫にすり寄られた。
「おばあさん顔だ」と家人。
正座であいさつしてくれてるのか。
「こんにちは。お互い元気でやろうね」

大きな白い犬二匹に、浅草寺境内で遭遇する。
飼い主さんから水をもらって飲んでいるところ。
いい水を飲んだことだろう。
子どもらになでまわされていたので、私も混ざってなでまわしてきた。

「雷門」の大きな赤い提灯のところは定番なフォトポジションなので、たくさんの人々が次から次へと「赤い提灯込み」の写真を撮り合っていた。
人力車の兄さんが、
「撮りますよ〜」
親切な声をかけていた。
私は、お兄さんがイケメンだったので、お兄さんを撮った。
ナイススマイル!!
重さを知られたくなかったので、人力車には乗らず....すまん....。

おみくじをひいたら、ぜんぜん好もしくない結果だったので、それは引かなかったことにして(練習練習とココロの中でつぶやいて)本番で引いたら大吉!だった。
それを採用として、小さく折り畳んで財布に入れた。
ズルしたとはまったく思っていませんから....。

くれぐれも五番は引かないようにね!
浅草...........続く