娘一家と温泉に一泊。
空の上等さ、さすが信州の高原!と思う。
特に秋の空気はまた最上級であろう。なにがクリアーって気道の
通りが良くなっていくのが実感できるのだから。
鼻に力を込めてどん欲に吸い込み続けていたかった。
出かける準備のとき、荷物は少なめにとスカーフを3枚用意した。
一枚は正方形の柄物、ウール。
もう一枚は長方形で無地のコットンである。
これでコートやカーディガン、首巻きショール、そしてスカートまでフォローできるので
持ち物の節約ができると思って。
首周りのボリュームは小顔に見せる効果大だし、なにより華やぐ!
コートより手軽に持ち歩け、保温も嬉しいところだ。
車移動だったので、ショールで大正解であった。
チノパンツの腰回りがちょっと寒いときは「長方形」をオーバースカート
にしたり、ドライブインで休憩するときには「正方形」をカーディガンの
ように羽織った。
三枚目に用意したわかめ状の綿マフラーは頭に巻く用。帽子がわりにもなり見た目のおしゃれ度数は
アップする思う。
少ない持ち物で最大限の着回しを考えるのはやはり
旅ならではのことだ。
長野行きの真の目的は母の四十九日の法要だった。
すっかり終えたとき、これから私の人生の二学期なんだなと
強く思った。食べ物もおしゃれも家族もまだまだ
味わいたい。
ずっと穏やかで平和でありますように......と願わずにはおれない。
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●「東京新聞おしゃれのレシピ」(9月12日)掲載
【集中力】
夏から秋への季節の変わり目はいつも寂しいような。
暑さからやっと解放されたというのに、あー夏も終わるんだなあと胸がいつもきゅきゅっと切なくなる。
先月、母が亡くなった。
今年の秋は、「胸のきゅきゅっと感」も五割り増しである。
そんな折りにたくさんのイラストの仕事をいただいた。
注意深く書き込まないといけないところもあり、気を引き締めてかかった。紙に向かい書きちらしていると、だんだんとハイになってくる。
パソコンに向かうタイミングもスームーズだ。
こういうのを「没頭している」というのだろう。
一段落ついた時の達成感と充実感。
救われる思いすらした。
家事や、朝の服選びに没頭するひとときも同じに思える。
ほんの一時でも、なんにも聞こえなくなるほどの集中力から得られるものは多い。
合成皮革のプリーツスカートを購入した。張った腰骨のあたりからプリーツが開いて
しまいボリュームのある下半身になってしまいそうだったけれど、
試したことのない素材感とキャメル色に惹かれて手に入れた。
一休サンのように目を閉じて「どう着たらいいのか?」と考える。
プリーツスカートにプチ没頭し答えを引き出す。
気持ちにメリハリをつけることを意識すれば切ない気持ちに浸って
ばかりはいられなくなる。
もう気持ちのいい秋は始まっているしね。
●「ベネッセの介護相談室」ホームページに掲載
https://kaigo-sodanshitsu.jp/informations/karada/selfcare/age100walk/age100walk_03/
https://kaigo-sodanshitsu.jp/informations/karada/disease/knowledge_sick_02_2/
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