昨日の続きね。
迷い犬を見つけ、保護し・・・というところまではなんとか守備よくやってのけた私だったけれどその後、飼い主さんところまで送り届けるという新たな使命が発生した。
当然発生する。
白犬は、しば犬くらいの大きさ。
紐をつけるときはゆっくりと座り込み、頭なでたり触ったりせずに話しかけつつするといいかもと、実行したよ。
「ねえ、車いっぱい来るから一緒に渡ろうよ」とか「いい子だねえ」とかなんとかとにかく喋り続け歌い続けた〜♪
もちろん「♪迷子の迷子の白犬さん、あなたのおうちはどこですか〜♪」である。
最後に出てくる犬のお巡りさん、困ってしまってワンワンワワン。
「あ!迷子になったのは子猫ちゃんだったー」と毎回同オチ。
何回歌っただろうか、1時間半ほど放浪した私たちの間にはそこはかとない友情のようなものも生まれて・・・は来なかった。
いきなり妙な紐をつけられ、知らないおばさんになぜ引かれなければならないのか?と疑心暗鬼になっていたに違いない。
どこをどう歩けばいいのか全くわからないってな感じで、ウロウロ円を描くように歩いたかと思えば急に走り出したりして冷やつく。
この間全くすれ違う人もなく、聞くこともできなかった。
「ねえ、あそこのお家に行って、知り合いじゃないかって聞いてみようか」
と提案する。
「じゃ、そうすっか〜」というように、ゆっくりと歩き出す白犬。
道路の脇脇を選んで、何か探るようにクンクンしていた。
目指すお家に到着し、庭先から「すみませ〜〜〜ん」と声かけ。
「しーちゃん、どうしたの?」
と出てきた呑気なおじさんの声。
あ!知り合いだった!よかった!と思ったら、なんと飼い主さんちだったのだ。
犬のほっとする顔を見た。
明らかにさっきまでの顔つきと違う顔。
口角上がり目はタレ目に。
奥さんも出てきて、喜んでいたけれど、しーちゃんがいなくなったことに二人とも気が付いていなかったんだって。
そんなもんである。
私はキリッと言う。
「広い道路を渡ろうとしていました。轢かれていたかもしれないです」
そんくらい言わしてもらいたいっ。
「もうバカ犬なんだから〜」
と言いながら、しーちゃんの首あたりをもみくちゃにしていた飼い主さん。
偶然ながら行き着いた我が家。
いや・・・今思うとだけど、しーちゃんはずっと「あの家」目指して歩いていたのではないか?
ただ散歩に付き合わされてたのアタシ?
久しぶりに犬に引かれる腕の感触とか、犬に話しかけつつ歩く暮れなずむ道。
思い出す多くのこと。
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