肩に、ケープが付いているモスグリーンのコートは男性ものの古着。
そでは長すぎるからみっつも折り返した。
一枚仕立てだが頑丈にできている。
ごわごわとした厚地の布には折り紙のようなシワも寄る。
これ一枚では寒いので、中にはしっかりダウンなどで、防寒対策をしなくてはならないけれど、ゆとりは満々にあるので着込みがいがある。
男っぽくて、頑丈そのもののコートはぜひ思いっきりオンナらし〜く着こなしたいと思う。
今日はバスケットを持ったけれど、マダム風にワニ皮のハンドバッグもいい。
靴はブーツじゃなくパンプス...といきたいところだけれど、パンプスを持ってないので光沢のあるローファー。
むらさきがかったタイツで足元すっきり。
レースのチビスカーフなど首のところからのぞかせて...とかね。
小雨や雪の日に、このケープが力発揮してくれることを望む!
防水スプレーをかけておこうか。
昨日ストックホルム土産でいただいた赤いテリアの貯金箱。
かわいくてかわいくて手に乗せてはまじまじ&じろじろ見ていたら、後ろ足のところに、小さなサインのような浮き出た文字を見つけた。
老眼鏡を鼻にしっかとかけなおして見れば...sting.lと、本当にちっさく、書かれている。
まさかね、スティング.リンドベリ?じゃないよね?
リンドベリは陶器(みどりのきっぱりした葉っぱの柄でおなじみの北欧のデザイナ)の人だしなあ...。
でももしかして?と半信半疑でネットで検索してみたら、なんと当たり!であった。
この貯金箱はHandelsbanken(ハンデルス銀行)のノベルティーとして配られたものらしかった。
首に巻かれたリボンにもそう書かれているし。
これはリンドベリのデザインなのか〜、いわれてみれば、そういう目でみれば、まさしくリンドベリな風味がするもんなあ...である。
(サイン見つけるまでは気づきもしなかったくせに、ワシってば)
初代の貯金箱は黒テリアだったらしい。
その後、1960年代に赤い子と青い子が生まれたということもわかった。
赤い屋根の犬小屋に住む、ピンクのテリアは、子どものころから持っているおもちゃだ。
今でいうところのドールハウスのようなセットの中のひとつ。
昭和35年ごろ、さかんにこのセットで姉と遊んだものだ。
子ども心に、なんてかわいい犬!!!と思っていたことは記憶にも鮮明。
私が人生いちばん最初に出会ったテリアと、昨日出会ったテリアは奇しくも同級生。
ご対面させてやりました。