Yさんを誘って町田の世界堂へいく。
それぞれ紙などゆっくりみつくろって買い、あたたかいものでも飲もうよ...とカフェに寄った。
家族らのことや、友人の話や、くろちゃんの話などぺちゃくちゃそしてぺちゃくちゃ〜〜っとする。
時はすでに夕刻、あたりは暗くなりはじめている。
これまでのYさんならば、
「くろが待ってるから帰るわ」
と、暗くなる前には帰宅していたが、今日はちがった。
ゆっくりな時間が流れている。
ゆっくりとコーヒーをあじわう私たちだった。
「これからは時間ができたっていい方に考えるのよ」
とYさんは朗らかにそして優しくいった。
銅版画をやっているYさん、くろちゃんを亡くした翌日にも工房へいったという。
ず〜っと昔、なにかの話をしているときに、「頑張るとか頑張ろうってよくいうけど具体的に頑張るってどうすること?」とYさんにきいたことがある。
Yさんは即答した。
「優しく明るくいるってことだと思う」
頭蓋骨もしびれる一言だった。
先日アイロンをかけたパンツに毛皮のショートコートを合わせて着ていった。
お天気良く日射しもまんまんだったのでサングラスも。
ケモノ物&グラサンで、けっこうな迫力をかましてみました。
朝起きたら外は雪景色に!ありゃま。
雪大好きなスーさんと散歩に出る。
いいねいいねえ、いい顔してるねえ。
セリーヌの小径を歩く。
セリーヌの小径というのは、アタシとスーさんだけがそう呼びならわしてる道だ。
一昨年のこんな雪の積もった日に、落ちていた毛皮のショールをきつねかなにかの小動物かと見間違えて、病院へ運ぼうとしたのだった。
抱き上げたら......それはショールで、裏地に「セリーヌ」って書いてあったという結末。
で、その思い出深い小径を「セリーヌの小径」と名付けたのであった。
帰宅して、一昨日いただいてきたビーフジャーキーをあげた。
「これ、くろちゃんの形見だよ」
と、いっこいっこ食べさせた。
スーさん味わいもせずよろんでパクパクだ。
なにがなんだか......泣けた。
夕方になりかけた時間。
携帯電話が鳴った。
発信者名はじょうだんをいい合っては笑ういつもの友、Yさんだ。
「へいへいへ〜い。今焼き芋たべてんだから」
と軽口たたいて電話に出ると......Yさんは鼻声で、静かに愛犬くろちゃんの死を告げた。
焼き芋が本当にのどに詰まって、私は声も出ん。
生後2〜3日から見知っていたくろちゃん。
18年前、ある作業場で飼われていた(なんとな〜く居ついていた状態)モモコという犬から生まれ、飼い主探しも手伝った。
一時は、うちで飼おうともしたけれど、当時は「犬猫禁止」の集合住宅に住んでいたため、断念。
一生懸命飼ってくれそうな人を探したが、見つからなかったのだ。
そして......仕方なくという感じでYさんが引き受けることになったのだ。
Yさんちには、先住犬リリちゃんがいたので迷って迷っての決断だったと思う。
消極的引き取りであったが、もともと大の犬好き一家だもの、一家総出でのかわいがりにくろちゃんは素直で可愛げのあるいい子の育った。
アタシが時々(ほぼ毎日)遊びにいくと、すっごい勢いでドタバタジタバタして歓待してくれた。
そのくろちゃんが死んだ。
大急ぎでYさんのところに向かう。
だびにふされるのは、午後7時だという。
ぎりぎりで間に合う時間だ。
走って電車に飛び乗る。
Yさんの家のベッドでくろちゃんは花に囲まれていた。
安定のかわいさを保っている。
さわってみたらいつものようにやわらかかった。
耳はいつものようにすべすべだった。
いつものように眠ってるみたいだった。
ドタバタして歓待してくんないのがいつもと違っていただけだ。
二時間半後にくろちゃんは真っ白な小さな犬に変わった。
真っ白な骨さえかわいく見えた。
初めての仕事の打ち合わせに神田まで。
初めてうかがう会社なので、少しは仕事っぽい服装でいこうと思ってパンツにアイロンをかけた。
ピシッとセンターに折り目をつけると気持ちもピシッとするようだ。
昨年末、悪寒で三日ほど寝込んだときに「水だけ生活」をしたせいで体重が3キロ弱へっていた。
お正月に食欲の追い込みがあったが、リバウンドをみなかった。よかった。
最初からダボダボパンツだったのだけれど、よりいっそうダボダボになったので、セーターをインしてなおかつコンチャの付いた革ベルトでぎゅっとしめた。
こんな着方は久々だ。
いつもウエストは解放し放題なので新鮮な心地すらする。
あの悪寒の数日がなかったら私にはできない着方だなと思うと今はありがたくも思える。
インしたセーターは薄めの紺色シェットランド。
肘から手首にかけてムラサキ色になっている。
ムラサキの部分はボタンで取り外しができるので、七分袖のセーターでも着ることができる。
なかなか便利なポールスミスのニット。
古い腕時計をブローチにしてつけた。
歩きやすいレースアップショートブーツ、穴々に詰まった泥をブラシできれいに取り除いて履いた。
初めてのところの仕事は緊張するけれど、日ごろ緊張感のあまりないこの身にとってたまには必要なことだと思った今日でした。
...........................
●ホホホショップよりご連絡。
昨日までにご注文いただいたものは、すべて発送いたしました。
2〜3日しても着かなかったらお知らせくださいませ〜!
昨日吉祥寺で会った友だちは地元民なので、私が行ったことのないような路地とか曲がったりして、おもしろい店に連れていってくれた。
知り合いが参加しているという、小さなアンティークマーケット(期間限定らしい)にも!
レース編みの達人さんが出店のブースには、フランスのアンティークレースがたくさん並べられていた。
輪になってるものがいくつもあったので、
「何に使われていたものですか?」
とうかがったら、昔のペチパンツ(ズロースですな)の裾のところに縫い付けられていたものだということだった。
それはそれは繊細なレース。
頑丈さも兼ね備えられているレースは魅力的だ。
下着だもの、幾度もの洗濯にも耐久し、年を重ねるほどに、よりいっそうの魅力を増すズロース(のレース)......ぜひ見習いたい。
古いマガジンも数冊並べられていた。
月刊誌だったのかもしれない。
どれもこれもほしくてたまらなかったけれど、二冊だけチョイス。
1953年当時で20フランだけど、2015年現在では700円だ。
わら半紙にカラー印刷の色ってそれだけでもそそられる。
わくわくしながら見入る。
友だちからたのまれていた名刺とショップカードの打ち合わせに吉祥寺までいく。
新しくできたマーガレット.ハウエルのカフェを待ち合わせ場所にした。
ちょっとオシャレしていこうと思って、(会う相手がとってもおしゃれさんだし)かねてからやってみたかった男物のコートとレースとワニ皮バッグを合わせていった。
ワニ皮のバッグは友人からいただいたものだ。
持ち手に破損があり「本田さん直して持ってよ」と。
厚紙と薄い皮で裏打ちしてみたが、完全に修理はできなくてなんとも心もとなかったので、いっそ......と持ち手を取り除いてしまった。
そしてショルダーバッグのベルトをつけたのだ。
まあこの方がアタシっぽいっちゃぽいか。
襟元にはレースのショールをしたが、やはり寒かった!
おしゃれはガマン?
もちろんコートの中にはダウンを着込んでる〜。
ネックレスはAGATHAのテリア。
一昨年だったか救世軍のバザー店で購入したものだ。
.......................
【もしやもしやで】
古着のモスグリーンのケープ付きのコート、気に入ってはいるけれどほんのちょっとの不安と疑惑があったのだ。
それは裏地についていたナンバーのような数字と意味不明なアルファベット文字の羅列。
買うときお店の方に、
「どこのものですか?」
とうかがったらわからないという。
もしやもしや、『どっかの軍隊のだったら嫌だな〜』と思ったけれど、気に入ったからそのへんはうやむやにしておいた。
自分にも長いこと不問ってことに。
でもやっぱり気になって、
「カーキ ケープ付きコート」
でネット検索してみたら...なんと!ま〜あっさり判明してしまった。
フランス軍のレインコートだったというのだ。
軍隊マニア(っていう?)の間ではけっこう人気の高いもんでもあるらしかった。
と〜っても残念。
軍隊も制服もどっちも好きではないのに。
でもこれからも着たいので、「モスグリーンの男っぽいコート」とだけ刷り込む。自分に。
救世軍のバザー好きだったり、フランス軍のレインコート着たりしてるけど、アタシのこと軍隊マニアって思わないでね。
黒のニットワンピースに格子のスキニーパンツ。
色ないじゃん!(黒も白も色だけどさ)と、グイと下に着たグリーンのシャツを引っぱり出し、一折りした。
友だちからもらったハッカ色の古いネックレスを思い出しそれもつける。
少し色を入れてモノトーンからの脱出をはかってみた。
昨年の11月に求婚......じゃなかった球根を仕込んであった。
ヒヤシンスである。
3個の球根は色違いで買ってきたのだが、咲くのを楽しみにしようとシャッフルしといた。
11月の仕込みは少々おそいスタートだったようだ。
4〜5日前から、ちょっとずつ花が咲き始めた。
ムラサキとピンクは花がたくさん咲いているが、もういっこはまだまだっぽい。
食卓の上に置いて、刻々と変化する様を楽しんでいる。
花もきれいだけど、真っ白な根がまたきれい!
お腹をこわしているスーさんの様子をみながら一日家ですごした。
あたたかい寝床で手足をのびのびと伸ばして寝ている姿をなんども確認。
夕方、散歩に出たがったのでいつものコースをひとめぐりする。
とてもナイスなウンチになっていてホッとした。
リバースもしなくなり、快方にむかったよう...。
黄色のセーターは薄いくせにあたたかい。
さすがカシミヤ。
ユニクロの男性ものだ。
一度二度、洗濯機で洗ったらもっと着心地のいいセーターになるだろうなと今後にも期待。
ネックウォマーの胸のところに渋いブローチをつけた。
ストックホルムから来た古いブローチ、お気に入りのひとつだ。
夕食に姉が送ってくれたたくさんのジャガイモでコロッケを20個つくった。
久しぶりの大量の揚げ物、「やった感」をあじわった。
おいしいジャガイモでつくると、当然コロッケもおいしくできあがる。
みぞれ降る中でも上機嫌で散歩にいくスーさん。
こんな日はやっぱり...エーグルのごつい長ぐつだろうと、下駄箱の棚の上からおろした。
あのケープのついたコートを着ていきたいところだけれど、この長ぐつと合わせるとどうも軍隊色が濃くなる。
それに頭部にはベレー帽である。
ひとり軍隊になってしまう。
で、いつもの黒のコートにしておいた。
スーは一昨日から嘔吐とP〜をくりかえしている。
元気はあるけど。
今日は夜中の3時に玄関で、くーんくーんと鳴いて散歩をせがんだので、「ちょっとだけね」と夜中の散歩に出かけた。
日頃、スーからの要求はきわめて少ない。
ウンコがしたいから外につれてって...とヨシヨシとなでてちょうだい...のふたつぐらいだ。
この犬っころができるだけ気持ちよく暮らせるようにと願ってやまない。
寒い夜だ。
小型ホットカーペット買ってきて、寝床の毛布のいちばん下に忍ばせた。
今、丸っこくなってホットな上で寝ている。
どんだけ私を幸せに気持ちにさせてくれるんだ?この犬っころめがっ。
ホホホのお店にご注文メールをくださる方々。
ご注文の他にもちょっと書き添えてくださる方が多くて...とてもうれしい。
「いつもブログを楽しく読んでます」とか書かれてると、もうウッキウキ〜である。
なかに、「着るものの参考になります」とあったりするとひとり赤面しつつも、ウッキウキ〜が倍増。
お役にたってるのか?わし?と、こちらから感謝をいいたいです。
先日、なにを着ていいかわかんなくなってきている、と書かれたメールをもらった。
だよね〜だよね〜と私も同感する。
「着たいものを着たいように着ればいいじゃん」が基本方針の私だけど、ほらさあ...重ねるもんってあるもんねえ。
寄ってくる年波にうまいこと乗れてないんじゃないかい?自分?ってふと思ったりして。
その「ふと思う」が連続していくと、わからなくなるんだな。
姉もそうだ。
帰省したおりに、二人でちょっと駅前のデパートやお店をのぞく。
姉の好みは熟知しているので、「あ〜おねえちゃんはきっとこれを選ぶんだろうな」とすぐにわかり当たる。
そして、私はそれを阻止にかかるんである。
「それよりこっちの方が断然似合うよ!」
とかってね。
4つ年上の姉は、【Mc.シスター】がジャスト青春時代であった。
アイビーファッションメインの雑誌だった。
当時姉は欠かさず買っていた。
それ、姉、まだひきずってる......と思う。
私が欠かさず購読してたのは【オリーブ】であった。
どんだけくり返して読んだことか。
どんだけマネしたことか。
それ、私、まだひきずってる......と思う。
若い時に受けたファッションの洗礼は後々にまで影響するものだと思う。
友だちと言い合う。
「私が無理っぽいものを買おうとしたら、ゼッタイにいってね、それはもうおかしいよ!!って」
と阻止を頼み合う。
若い時から好きなものは好きである。
ずっと好きでぜんぜんかまわないと思う。
そこんとこを根っこに持ってだな、そこんとこをだな発展させていかないとダメだ。
年代に合わせた発展系をみいださないと、折り合いがつかない残念な着こなしになってしまう。
難しくもまた楽しすぎるぜ。
オシャレってやつは。
一昨日はハラハラでドキドキのお犬騒動をしていたが、このネックレスも一時失いかけたのであった。
ないないない!と一人どたばたしたけど、あるべきところにちゃ〜んとあったのである。
友人がくれた壊れかけたバレッタ、元の髪留めには修復することができずにネックレスに加工したものだ。
なので裏面にはバレッタの留め具の一部が残されたままだ。
そんなとこにもまた愛着。
こたつカバー大のショール、三角形で腰に巻いていたけれど、ちょっとコートをはおって外に出るときはお腹のところがプックリ...というかごろごろするので四角の半分折りにしてキルトピンで留める。
こうすると、お腹のところの出っ張りもなくなるしあたたかさもそのままでいいのだ。
丈もちょうどいいスカート丈。
えらいぞ!こたつカバー。
今日も今日とてチェックと犬。
テリアとチェックってもともと出身地でもいいコンビだものね。
黒いコートは便利で、着る頻度がたかい。
先日つくった赤いバッグを差し色につかえる。
つくっといてよかったな!
娘と孫っちがお昼ご飯を食べにくるというので、ロングソーセージをはさんだホットドックと焼きおにぎりとパスタを作った。
炭水化物もんばっか!
残り物とアリ物でつくったからそうなった。
キャベツのせんぎりを気持ち添えたぞえ〜。
家の者全員でもりもり食べた。
そのあと、散歩がてらぶらぶら歩いてアイスクリームを食べに行く。
寒い公園であつい抱擁をかわす二人。
かか(お母さん)とと(お父さん)じじ(家人)ばば(アタシ)と回らない口で一生懸命いう孫っち。
ときどき間違えたりしてね。
かわええのう。
一週間ほど前から、テリアのブローチをコートのエリにつけていた。
つけっぱなしにしていた。
それは気に入り度数80っくらいの、好感度の高いものであった。
ピン部分とテリアはチェーンでつながっていて、ゆれるテリア。
今日もいつものコートを着て、駅前の銀行まで歩いていったのだった。
ふと襟元をみると、テリアがいない!
チェーンが切れてる!嗚呼。
きっと道に落として、失のうてしまったのだ。
ガッカリである。
アタシは言い訳を考える。
自分自身に対してのである。
●テリアのブローチは他にもあるし、まいいじゃない?(サバサバ系を装ってみる)
●自由になりたかったんだな、あのテリアはさ。(ファンシー系思考発動する)
●もともと縁がなかったのかもね。(運命説も持ち出してみる)
ダメだ...どれもあきらめがつかない。
そこに、オプティミストな私がジャーンと登場する。
家を出るとき、ちゃんとテリアの存在を確かめたわけじゃない。
家のどこかに落ちてるとかも...可能性として0じゃないと。
かすかな可能性にすがるようにしてよろよろと家にもどった。
わざと明るく振る舞って、「ここに隠れているんかな〜♪テリアちゃん〜」とか、「はよ出てこんかーいっ!」などといいながらあちこち家捜したがヤツはいなかった。
ガッカリの上乗せしただけに終わった。
まあとにかく脱いだコートをしまおうと、クロゼットを開けたら......なんとなんとクロゼットの床におったんでござるよ。
いろいろ詰め込まれて床さえごちゃごちゃになってるのに、その中から発見した私はすごいと思う。
執念か。
このよろこび、言葉にできない。
ここにこうして経緯を記す以外に思いつかない。
前言は全面的に修正である。
●テリアのブローチ、なんつってもコイツがいちばん!
●ちょっと散歩したかっただけなのよね〜。
●私との縁は海よりも深い。
まだ無くしたことにも、後に発見できることも知るよしもない時間に、鏡のような壁面で自分撮りをした。(よく写ってないけど)
後ろに写っているのは、多摩モノレールです。
テリアは写ってないのよね〜。
ニットワンピースの腰にショールを巻いて、家で過ごす。雨だしね。
130×130センチの正方形ショールはこたつカバーか?と思わせるような素材と大きさである。
実際、衣料品としてではなく、インテリアショップで売られていたものだ。
なにかを覆う用とか、テーブルクロスか?ホントに小型のこたつのカバーだったのかもしれない。
ウールと化繊の混合ものなのでばしばし洗濯もできる。
いつも洗面所あたりでしか顔をまじまじと見ることはないけれど、窓辺で手鏡で顔見てみたら......ギョッとしやしたぜ!
こわいもの見たさも手伝って、老眼鏡をかけてもう一度凝視した。
魚魚業〜である。
まあねえ、現実をしっかり把握することはだいじなことと、じっくり見てやった。
スーがキョトンとして見上げていた。
えんやーとっとえんやーとっとと歌いながら散歩に出た。
大漁だぜこりゃさっと!
男性もののモスグリーンのコート。
ワニ皮のハンドバッグなど持ちたいけれど、そのような「お出かけチャンス」はめったにはない生活。
テーブルクロスかランチョンマットにしようと思って買っておいたコーティングされた赤い布でバッグをつくることにした。
それなら散歩や近所への買い物時にラフ〜に日々持てるしと。
四角く縫って、ハトメを打ついつもの形式の簡単バッグだ。
大きなドット柄だし、ちょっと大きめのバッグにしてみた。
モスグリーンとの色の配分もこのぐらいがよかろうと思って。
派手めの色のシュッとした革手袋...といきたいところだけれど、スーの散歩時間は寒い寒い。
もこもこのミトン手袋でないとダメなのだった。
女らし〜く着こなすのはなかなかねえ。まだまだだねえ。
パリに住んでいるYちゃんがまた仕入れてきてくれました〜!
おなじみモノプリのエコバッグと、アクセサリーをどっさりと。
歩き回ってはこつこつ買い集めてくれたそうです。
かわいくて素敵なアクセサリーばかりです。
主に1960〜1970年代のものです。
たっくさんあるので、いっきょに全部アップは難しく......。
これからすこしずつですが、ホホホショップに連続して並べていく予定です。がんばりまっせ!
返品は郵送途中の破損以外すみませんが、受け付けません。ごめんね〜手が足りんので。
なので、よーくよーくじろじろ見て吟味してくださいませ!
朝の散歩のときに、スーさんがおしり(肛門)を地面にこすりつけるような仕草をした。
これは!肛門線しぼりのサイン!と、お散歩コースを動物病院方面へと進路を急遽変更だ。
以前、肛門線というのをしぼらないといけないということを知らなくて、スーに痛いおもい(←肛門が爆発&流血事件)をさせた経験があるので大急ぎで病院へ向かった。
飼い主がやるのがいちばんいいのだが、私はうまくしぼれないのだ。
「たくさん出ますね〜、まるで歯磨きのチューブから出るみたい」
と獣医せんせいはいって、おもしろいようにニョロニョロとでるくっさ〜いウミみたいなのを採取してくれた。
日頃はえばりん坊のスーでだけど、診察台の上ではいつも従順な態度の犬になる。
「この子は本当におとなしいいい子ですねえ」
とかなんとかほめられつつ、スーはしぼりきられていた。
スッキリしたのだろう、帰り道のスーの足取りはいちだんと軽やかになっていた。
●肛門線しぼり......、実家で飼っていた犬は、そんなことをしなくてもいい犬であった。
犬によって、自然に排出できるものとそうでないものとがいるらしいね。
黒のニットのワンピースの上に赤いコットンのスカートを重ねばきしてぬくぬく。
腰痛は冷えるとでてくるので、腰まわりはあたためぬいている。
.............................
11日、12日とテレビで「オリエント急行殺人事件」を見た。
アガサ.クリスティーの原作を三谷幸喜が演出という。
名探偵ポアロシリーズで以前見ていたので、興味深く見た。
アガサの原作では、殺人犯を見逃した探偵の苦悩が色こく出てたし、犯人たちも仇討ちを成し遂げたという喜びに満ちてなどいなかった。
殺人は殺人である。
三谷幸喜、エンディングはぜんぜん違う風に演出していた。
探偵は、犯人たちの心情を理解したようにきれいさっぱり見逃し、犯人たちもヤッタ〜!と喜んでいた。
年の初めだしね、めでたくまあハッピーエンド風な終わり方もありなのかも?
それに三谷だしね。
それにしても、草笛光子!きれいだったな〜〜!!
みとれました。
日曜日、日帰りの帰省だ。
長野は晴天だったけれど、寒さの深さがちがうというか......寒さが大人である。
こちら多摩地区なんて、くらべものにならん。ぬるい。
姉と母のホームでおちあう。
「お寿司を食べたい」
という母と3人で、近所のお寿司やさんまで〜。(←姉の知り合いのお店)
食べやすいように、ひとつのお寿司を四分割してくれた親切なご主人。
とろっとした小さな大トロを口元まで運ぶと、おいしそうに母は食べた。
かんぱちも口に運んだが、ややしかめっつらのいらんという表情をした。
大トロいっぽんが良かったようだ。
二時間弱の外出で、母は疲れたようでホームに戻って、すぐにベッドで横になっていた。
姉には姉のなんともしがたい忸怩たる思いもある。
いいんだこれで!最良の方法と思案しぬいたホーム選びをしたのだ!と心の根っこはかっことしているが、かすか〜な...なんというか...ゴメンねという思いも拭いきれないのかもしれない。
近くに住む者と遠く離れて住む者のできることは違う。
思いにも温度の差がある。
うまくおりあいをつけて、これからもやっていこうと改めて思う。
遠近の関係なく、大好きな母を思う気持ちはかわりない。
姉の嫁ぎ先の義母さんは99才でまあまあお元気。(不自由なところはいっぱいあるけど)
うちの義母さんは90才で(痛いところは色々あるけど)元気。
女子連、いろいろあっても長生きである。
男子グループは一足先にみな墓石下部で早々と寝ている。
.............................................
昨年の春だったか、モロッコに旅行してきた友人からお土産に、「アルガンオイル」をいただいた。
名前ぐらいは知っていたけれど、それまでつかったことはなかった。
いただいたのをきっかけにつかいはじめて半年。
アルガンオイルの良さがじわじわとわかってきた。
「化粧水にオイルを一滴二滴まぜて、肌の乾燥してるとこにつけるといいよ」
といわれいただいたので、その通りにつかっていたが、今では薄めもせず、原液オイルそのままに、目のまわりやほほまわりにすりこんでいる。
お風呂あがりにた〜っぷりと。
http://matome.naver.jp/odai/2135059720925502901
こころなしか?シミも薄くなってきたような。
もしモロッコにいくようなことがあったら、「政府公認のお店」で購入することをおすすめ!!と友人がいっていたよ。
これからもっと寒くなるんだろう。
それぞれの場所で春を待とう。
肩に、ケープが付いているモスグリーンのコートは男性ものの古着。
そでは長すぎるからみっつも折り返した。
一枚仕立てだが頑丈にできている。
ごわごわとした厚地の布には折り紙のようなシワも寄る。
これ一枚では寒いので、中にはしっかりダウンなどで、防寒対策をしなくてはならないけれど、ゆとりは満々にあるので着込みがいがある。
男っぽくて、頑丈そのもののコートはぜひ思いっきりオンナらし〜く着こなしたいと思う。
今日はバスケットを持ったけれど、マダム風にワニ皮のハンドバッグもいい。
靴はブーツじゃなくパンプス...といきたいところだけれど、パンプスを持ってないので光沢のあるローファー。
むらさきがかったタイツで足元すっきり。
レースのチビスカーフなど首のところからのぞかせて...とかね。
小雨や雪の日に、このケープが力発揮してくれることを望む!
防水スプレーをかけておこうか。
昨日ストックホルム土産でいただいた赤いテリアの貯金箱。
かわいくてかわいくて手に乗せてはまじまじ&じろじろ見ていたら、後ろ足のところに、小さなサインのような浮き出た文字を見つけた。
老眼鏡を鼻にしっかとかけなおして見れば...sting.lと、本当にちっさく、書かれている。
まさかね、スティング.リンドベリ?じゃないよね?
リンドベリは陶器(みどりのきっぱりした葉っぱの柄でおなじみの北欧のデザイナ)の人だしなあ...。
でももしかして?と半信半疑でネットで検索してみたら、なんと当たり!であった。
この貯金箱はHandelsbanken(ハンデルス銀行)のノベルティーとして配られたものらしかった。
首に巻かれたリボンにもそう書かれているし。
これはリンドベリのデザインなのか〜、いわれてみれば、そういう目でみれば、まさしくリンドベリな風味がするもんなあ...である。
(サイン見つけるまでは気づきもしなかったくせに、ワシってば)
初代の貯金箱は黒テリアだったらしい。
その後、1960年代に赤い子と青い子が生まれたということもわかった。
赤い屋根の犬小屋に住む、ピンクのテリアは、子どものころから持っているおもちゃだ。
今でいうところのドールハウスのようなセットの中のひとつ。
昭和35年ごろ、さかんにこのセットで姉と遊んだものだ。
子ども心に、なんてかわいい犬!!!と思っていたことは記憶にも鮮明。
私が人生いちばん最初に出会ったテリアと、昨日出会ったテリアは奇しくも同級生。
ご対面させてやりました。
ど黄色のセーター、着始めればどうということもなし。
着慣れていなかったというだけだった。
茶色に細かいドット柄のスカーフを首に巻き、セーターの下にはみどり色のTシャツを。
久々にジーパンをはく。
冬にジーパンは足がひやっとするけれど、タイツとかスパッツをはくのはなんだかはばかれる...というか、尻まわりがきついです。
午後から、青山に3人集合。
3人とは、みっつのボタンのメンバーである。
ストックホルムから一時帰国中のSさん(古いブローチを買い付けてきてくれた)とふつーの会話。
日本はなんでもかんでも豊富に売っているとか、明るいとか、こっちのほうが寒いとか、孫のはなしとか。
Aさんは、春の展示会の準備のはなしなど...コーヒー飲みながら楽しいひととき。
3人とも、今年初めての「都会にお出かけの日」になった。
帰り道、バーゲンしていたジャーナルスタンダードラックスに寄る。
お客さんはわれわれだけで、試着するする、次々するする、どんどん着る着る。
で、3人共なにも買わず。
店員さんはあきれただろうか?
店員さん交えて、4人でのおしゃれの会話がはずみこれまた楽しいひとときになった。
「また来ますね〜」(本気で言いました)
Sさんから、「蚤の市でこれは本田さんだ!と思った」といってテリアの貯金箱をいただいた!
めちゃめちゃかわいいのです。
鍵は紛失しているので、開けるときは壊すしかない?
お金なんか入れません。
いいのだ、見てるだけでウフウフ♪しちゃうテリアの貯金箱〜。
黄色のセーター。
クリーム色とかタマゴ色なんてえもんじゃないケミカルな、ど黄色である。
着たことのない色をいっかいは着てみようじゃないかっ!と鼻息も荒々しく、昨年手に入れていた。
しかーし...どう着たもんやら...と考えあぐね。
まずは白のシャツと合わせればいいと思うけど、どうも気分ではない。
ブルーのしましまワイシャツも合うだろうけど、それもどうもなあ、なんだかなあ。
と、ど黄色セーターを持て余し。
あまり着たことのない色シリーズで、ピンク色のTシャツも持っていた。
無印良品の男性部門のそれも激セールで春だったかに購入してたもの。
ではではと、合わせて着たことのない配色にしてみた。
そうしたら、なんと落ち着いた。気分が。
顔がパッとするようだ。
マフラー二本をはぎ合わせて作ったスカートをはいた。
着たことのない色同士って、意外と合うのかもしれない。
意外は楽しさにつながっていく。
おととし編んだ筒状のニット。
首に巻いたり、散歩に出るときは頭に巻いたりしている。
使い込みすぎて伸びてきてしまったので、首に巻くときはブローチで幅を縮めるようにして使っている。
昨年から持ち越しで続いている仕事、また新しい仕事のはなし。
版画工房へも行きたい。
やることややりたいことがいっぱいある。
それはやっぱり幸せなことなんだと思う。
がんばってこー!
NAOMIさんのブレスレッドを、新年のホホホショップに並べたらすすす〜っと素早く注文をいただいた。
ありがたいことである。
本年もホホホショップをよろしくお願いいたします。
予告もナシでいきなり並べてしまってすみませんが...これからも多分いきなりになると思われます。
今日は、あたたかさ満々で気に入っている裏起毛のパンツで過ごした。
ロングカーディガンでおしりもすっぽり。
ブレスレッドを発送するために郵便局まで走る。
もふもふした「毛もの」のえりまきは友人からいただいたものだ。
私の「毛もの」好きを見込まれてゆずってくれた。
毛足の長い毛、だれの毛なのかな?
そういえば...おととし、毛皮のショールを小動物と見間違えて、ひとり格闘したことがあった。
雪の上にケガしてうずくまっているように見えたんだっけ。
くやしくもいい思いでである。
友人からもらった毛もののえりまき、落とさないようにしよう。
誰かをおどろかせないためにも〜。
......................
年末年始にお笑い番組をたくさん見た。
「だめよだめだめ」というのも、よくわかった。
しかし笑いどころがわからん。
ハライチというコンビのネタが面白かった!
地味な方の人が意味も不明なお題のような言葉をいうと、それについて派手な方の相方さんがおもしろいことをいうのだ。
地味な方の人がいう、「ナントカであ〜る」とか「ナントカなや〜つ」っていうのがアタシのツボだった。
昨年末、無印良品でタートルネックのニットワンピースを買った。
このワンピースの上にフレアースカートを重ねたら、さぞかしあたたかかろうと思って。
今日は、裏が起毛された生地の細身のパンツをはき、それからニットワンピースを着込んだ。
この着方もあたたかだ!
白地に格子もようのパンツ、一見ハデだけれど、黒色のワンピやコートと組み合わせればいいのでは?と思って購入しておいたものだ。(@近所の手芸店。¥1600)
おととし、幅広のヘアバンドや帽子をたくさん編んだ。
昨年はれいのネックウォーマーだ。
......そして残ったのは、半端な量の毛糸。
それらをいっきょに消費しようと「残糸のみ」でネックウォーマーを一枚編んだ。
カラフルなので黒っぽい服装の時に使える便利な一枚になった。
よーく吟味して買ってきた毛糸で編むより、何年も持ち越したり使い道がなかったりの半端な毛糸で、な〜んも考えずにつぎ足して編む残りものが織りなすハーモニーは格別なりね。
いっぱい作ったけれど、これがいちばん気に入ったかも〜。
そんなものなんだろうなあ、お気に入りって。
昨年はいろいろあった。
ことしもきっといろいろあるんだろうな。
娘一家と義母と家族みんなでお正月をむかえられたことをいちばんに寿ぐ。
あけましておめでとうございます。
今年も「ホホホの本田」をよろしくおねがいいたします!