
朝からきもちよく晴れ上がった空。
庭のぼーぼーの草むしりをした。
ちょっと前に、庭を見ながら家人が、
「あ!鳥をくわえた猫が通った!鳥の足がぶらんぶらんしてるー」
と恐怖の声で言っていたので、......食べ残しのナニカが落ちてると嫌だな〜と恐る恐る草をむしる。
お残しは無かったようなのでよかったです。
私が庭に出ていると、スーがものすごくうれしそうにいっしょに庭にいる。
アタシの回りをうろうろしたり、穴を掘ったりと活動的だ。
ずっと見ていてくれるしね。
圧縮ニットのカーディガンを羽織って散歩に行ってあげる。

うれしくってうれしくて、シッポと腰もクネクネと振る。
昨日なにげ〜〜に見たでテレビで、ドキュンときた。
恋をしそうであった。
持田叙子さんという女性。
永井荷風の研究家っぽかった。
きっとそのスジでは有名な方なのだろうと思う。
カメラから目をそらさないでの語りの口調とか言葉のセンスとか、とても印象的であった。
もっと知りたい持田さん!と検索してみたらたくさん出て来た。
荷風の本も出されている。
さっそく注文する。
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犬を連れて歩いていたら、たき火のにおいが鼻孔をついた。
ああいいにおい!と連れと共に鼻をひくつかせた。
落ち葉を焼くにおいは秋ならではのにおいである。
その中に、かすかに焼き芋らしい甘い香りがまざるとまた一段と深まるんだよなあ......などと思いながら歩いていると幼稚園の園庭の横の道に出た。
きっと園庭でなにか行事があったのだろう、大勢のお父さんお母さんたちの影に子どもたちの声が重なりにぎやかだ。
細いたき火の煙が、まだ何本かあがっている。
ふいにドスンと胸を打たれた。
固いドッジボールが胸に当たってきたような感じだ。
ジーンとするしびれが胸から腕へと広がった。
20年まえのちょうど今頃。
11月も半ばごろから12月にかけて毎週末、家人と共に息子の幼稚園に通っていた。
幼稚園の有志父母仲間で、園庭に廃材を使っての遊具作りをしていたのだった。
若い父母たちと子どもらの声とたき火のにおいに、私は肋骨をジンジンさせながら、20年まえのあの秋に戻ったような錯覚をおこした。
毎週末、お父さんやお母さん方が幼稚園に集まってはあーだこーだ言いながら、設計図をかいたり絵をかいたり、資材集めなどもした。
園庭に、小型ショベルカー(←水道工事の仕事をしている父さんの所有車)が入ってのしのしを地面に穴を開けて、土台作りをし太っとい支柱を立てた。
「そっち持ってくださーい」
「オッケーです!」
「ゆっくりゆっくり」
「気をつけてー」
すずき先生とおおたき先生が大鍋で豚汁を作ってくれた。
あんどうさんがおにぎりをたくさん握り、しみずさんがお菓子を焼いてみんなにくばった。
たき火にあたりながらほおばった。
作業に熱中しきっている人たちに声をかける。
「早く来ないと豚汁が冷めちゃいますよ〜」
真っ黒になった軍手を脱ぎながら、しらいさんは笑いながらたき火のところまで走ってくる。
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