今日、電車の中で見聞きしたこと。
キャリーバッグをひいている人(以下キャリーちゃんと表記)が文句をいわれてるとこを目撃した。
座席に座っていたら、目の前で......。
乗車のときに、キャリーちゃんの前を歩いてた人がキッと振り向き、
「押さないでよっ!」
と、ビシと言い放ったのだ。
キャリーちゃんは、一瞬ビックリした顔をして、それでも
「ごめんなさい」
とあやまり、そして悲しそうな表情になった。
前の人はぷりぷりを後ろ姿ににじませながら去っていった。
キャリーちゃん、よりいっそう悲しそうな顔になってうつむいていた。
私が田中邦衛であったなら、キャリーちゃんのそばまでいき、
「おらあ見てただよぅ。アンタはぜんぜん押しちゃいなかったぜ、ああ見てたさぁ。前の人が下がったからアンタのその、四角くて?固い?その持ちもんに当たっただけだってさ」
と、口をひしゃげながらつぶやいてやりたかった。
肩パンポンしながら、「呑むまえに飲むっ!」とかつけくわえて。
両者を不愉快な思いにさせるキャリーバッグって、なかなか罪なものである。
自分のキャリーバッグの柄を強くにぎりしめ、扱いにうんと気をつけたいと思ったよ。
金麦のビールCMは粛々と続いている。
もうなん編も見た。春夏秋冬見た。
そしてあの嫌さレベルの継続ってすごいと思う。
嫌がっている人より、大好き!という人の方がきっと多いから続いているんだろう。
いやいや......「嫌」という感情をいだかせることによって、反対に目をひきつけさせる?ってな手段もあることだしな。
わからんぞい。
好き派多数とはかぎらないのかも。
男の人って、ああいったモロなかわいいおくさんが本当に好きなのかな。
女の人には憧れの対象になってるのかな?いいな〜♪って。ホントに?
ここへ来て、この夏あらたな「かわいいおくさん」が躍りでて来た!
同じくビールで。
今度はゲゲゲの女房だった人が、げんきにかわいく登場である。
初めてゲゲゲの方のCMを見たとき、金麦初見のときのような、身の毛がよだつ感情は湧かなかった。
よく似たコマーシャルなのに。
演じた女優さんのせいなのか?
「おしょうゆ系」のかわいいのおくさんも年季が入っているけれどまだまだ続くようだ。
今は「酢系」のCMも担当しているよう。
ああいうおくさんウケはいいんだろうなあ、とは思うものの、アタシはやっぱり「嫌」の印象ばかりだけど。
てなこと、少々前ならば「自分との対比」のような感情で見て、アタシにああいうのはありえない、いやだいやだって言えてたけど、今はどーもね、もうその対比では見られない。
年頃の子どもらを持つ身、すでにOBABAとも昇格したこの身上。
「こういう嫁がもしも来でもしたら...(ブルブル)」という目で見、姑根性まるだしで見るようになってきているっぽい。
アタシ、金麦もお酢も買ってるしこの先も買うから、もうやめれ〜とテレビに念を送るばかりだ。