
かな〜り昔、アタシが幼稚園児だったころ、冬は毛糸で編んだ長くつしたをはかされていた。
タイツとかさねばきしたそれは、母があまり毛糸で編んだものだった。
今でいうところの、レッグウォーマーであろう。
余り毛糸なものだから、妙にくすんだ、かわいくないむらさき色だったのを記憶している。
母に向かって毛糸のカラーオーダーなど、子どもができる雰囲気ではなかったような気がする。
色は嫌いだったけれど、はくとあたたかくて、通園には欠かせないものであった。
ずり落ち防止として、白いゴム(パンツのゴム)が上部に通ってた。

ずいぶんと大人になった今であるが、自分用に長くつしたを編んでいる。
ももの半分くらいまではカバーできるぐらいの長さまで編むつもりだ。
自由に好きな色を選んで編める歳になってるけど、やっぱり余り毛糸を組み合わせて編んでしまう。
ずり落ち防止に、白いゴムだけは入れないつもり。

NHKの、「和食 千年の味ミステリー」を興味深く見た。(一昨日ね)
糀菌など、菌についての細かいことの画像もたくさんあり、菌の世界って深いんだな〜と改めて思う。
日本食のすばらしさに感じ入る。
番組中で、昆布を敷いた湯豆腐を松たか子さんがおいしそうに食べていた。
日本酒をかたむけながら....。
昆布の威力もすごいぜ〜。
出汁をとる昆布は、旨味をためるために、長い年月がかかるってこともわかった。
ちゃんとした出汁と、正しくつくった発酵の調味料(塩糀とか、しょうゆとかお味噌とか、お酒とか...)さえあれば、かんた〜〜んにおいしい総菜がつくれるとさえ思った。
そこんとこ、おろそかさえにしなければね。
今日は、友だちが送ってくれた「いい昆布」と、朝買った立派な葉つき大根と豆腐があったので、さっそく料理。
テレビで見たような湯豆腐がつくれた。
豆腐、ニガリと豆乳でつくれるよね?...と、いろいろつくってみたいものが増える。
大根葉は、塩麹と酒とミリンとゴマ油で炒める。
緑色はより深い緑色になり、分量は二分の一くらいになった。
ご飯にのっけて、わしわしと食べた。
湯豆腐の出汁をご飯にかけてもう一膳。