赤い髪のba-sanも当然いらっしゃる。

このba-sanは、水たまりが好きでたまらない人。

雨が降るとよろこびいさんで出かけていく。
近所のいい水たまりスポットを熟知している。
水たまりが好きなだけで、水玉模様にこだわって生きているわけではないです。

今年初のba-san。

「ba-san初め」だかんな、ちょっと気合い入れて作んないとな...と力みすぎてなかなか顔が決まらなくて、いっかい刺した顔の糸を切って、刺し直した。
これは掟やぶりな行為なのであった。
「自分掟」として「顔は一回で決める」としていたから。あちゃ!
まぁ〜ba-sanのいうとおりに気楽に気楽に....と気を取り直して「どんな顔してんの?」と聞く。
針を持ちながら私はいつもいろいろ相談事をもちかける。
「静かな饒舌」という技をつかってba-san方は答えてくれるのだった。
ことしもよろしくね!と白髪をていねいに整え直す。