先日の二つの台風で、イチョウの葉っぱはこうなった....。
近所のお寺の門の所にある二本のイチョウの木である。
一つめの台風のあと、イチョウの木の葉っぱ全体がシオシオにしおれ、全体的にうな垂れているのを見た。
そんなイチョウの葉っぱの有様を見るのは初めてだった。
「しょんぼり」という言葉を体現してるかのようだった。
お寺のご住職から、
「塩害でやられたんです」
とうかがい、「塩害」の凄まじさを初めてまじまじと感じたものだった。
三日後あたりから、真の凄まじさを見せつけてきたイチョウの木。
うな垂れていた葉は、一部カッサカサの枯葉に変化してしまったのである。
黄色に色づいたらどんなにきれいなことだろ.....と楽しみにしていた門前の木であった。
海のそばの木の宿命なのかなあ...と引っ越してきてすぐの台風だったので、驚異でもあったことだった。
しかし!どうです、このイキイキした緑ぐあいってば!
.......これ、最初の画像の木を同じ日に撮ったものです!同じイチョウの木です。
1枚めのは海側から撮ったのも。
2枚めのは、お寺の境内側から撮ったものだ。
おんなじ木と思えん、この差、この裏表!
もいっかい、しつこく言うけど、「同じ日の同じ木」だからね〜〜。
横から見たとこの画像があればこの差がよ〜〜くわかると思うので、明日撮ってきますね〜。
海からのダイレクトな強風に一晩中煽られた半身はダメージを受けたけれど、寺側の半身は復活の兆し。
一晩で枯らす威力ってすごいなあと思う反面、あの大きなイチョウの木の生命力、ただただえらいと思う。
樹齢300年(600年だったな?)って半端な年月じゃあない。
台風なんぞも何度も乗り越えてきたんだろう。
対処法も身についているんだろう。
何かと戦うってより、自然に身を任せつつ折れるとこは折れ、でも絶対負けないかんなっ!ってところが断然えらいと思う。
そして、それ、むやみに誇らしげにしないところも好ましいぜ。
枯れた半身を見上げて掛け声をかける。
「イヨッ!かっこいいぞ!その枯れ具合!」
裏側に回って、いきいきと復活してきた半身にはこうべを垂れて合掌する。
「やるね〜!アンタら流石だよ、300年の知恵」
と。
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長野の姉が遊びにきてくれた。
小田原城の天守閣に登ったり、美味しい寿司を食べたり、干物やらかまぼこ買ったり.......小田原満喫。
シメにはスーさん連れて海岸散歩する。
誰彼なく訪問者には一応.....5分間ほど吠えまくるスーだけれど、姉にはワンワンワンと三吠えのみで、あとはすっかりなついていた。
私と同じ匂いを嗅ぎ取ったのだろうか?
容姿がよく似てたから?
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小田原城とマイシスター。
似てるかもねえ。
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