小田原から長野へは、新幹線の乗り継ぎで二時間ちょいだ。
新幹線の乗り継ぎって、贅沢感と旅行感がより出るなあと思う。
お土産にお菓子とかまぼこをトランクに携えるなど、ますます「旅」。
長野駅前で姉と待ち合わせ、父母のお墓参りを済ませたらなんだかホッ〜とするのはいつものことだ。
二人で遅めのおそばでランチする。
少し話し込んでいたら、すでに夕方近くに.....。
小田原に到着したらば、真っ暗になっていた。
いつも前を通るお寺と神社。
真っ暗だと、印象がずいぶんと違うもんだ。
足がすくむ....というか。ビビるというか。
毎朝スーさんの散歩でお寺と神社の前を通るとき、ちょっとだけ手を合わせる。
ご近所の神社なので、素通りもなんだしなあ...と信心ないながらも手を合わせている。
「今日もニコニコして過ごせますよーに.....」などと思いつつ合掌していた。
長野帰りに小田原で見た月は、めずらしい色であった。
オレンジ色っぽくもあり、柿の種っぽいツヤもある月だ。
月見上げながら、お寺と神社前を通過する。
通過しながら、いつも願う「今日もニコニコして過ごせますように.....」とはどうも消極的すぎるような気がふとしたのだった。
次回からは「今日も笑って過ごします」とにっこり合掌しようと思った。
なんなら「きっと一日中上機嫌でいきます!」っくらい宣言してもいいのではないか。
願いより表明だなと思った。
柿の種っぽい光を放つ月。
いい月夜である。
帰宅後のビールうまし。
上機嫌の夕べ。
にっこりである。
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