プリンターのインクが切れてしまった。
うちのは複合機なので、インクがなくなるとスキャンができなくなるっつう不条理さ。
スキャンするのにインクは関係なくない?なのに?
お昼ごろは、むしむしと蒸し暑く、太陽はかんかん照り。
夏のかっこでインクを買いにのしのし歩いていってきた。
汗びっしょりである。
道には葉っぱがたくさん散らばり、強風で折れた枝もいくつか見た。
バケツとかスリッパも落ちていた。
空を飛んだのだろう、スリッパ。
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昨夜の夢に、亡き父(もとたろう)が久々に登場してきた。
場面は見た事もない病室だった。
お医者さんが「ご臨終です」といったとたん、父はガバと起き上がり、ベッドの上にあぐらをかき、腕をまわしたり目を大きく見開いたりしていた。
お医者は、「死ぬ間際には、こうなるのです」といった。
母や姉、親戚の人たちが神妙なおももちで見守る中、父は元気いっぱいに動き回っていた。
夢の中の私は、そんな父にむかって「死ぬのこわくないの?」と質問していた。
父は頭をぶんぶん横にふって「まったく」とはっきり答えた。
そのあと、シーンがかわったりアングルの変化もあったはずだけれど、思い出せない。
「さてとあっちにいくとするか」とやる気を出すってさすが夢である。
目覚めたとき、妙にすがすがしい気持ちがした。
すがすがしい......というか......明るい気持ちの目覚めであった。