
Yさんを誘って町田の世界堂へいく。
それぞれ紙などゆっくりみつくろって買い、あたたかいものでも飲もうよ...とカフェに寄った。
家族らのことや、友人の話や、くろちゃんの話などぺちゃくちゃそしてぺちゃくちゃ〜〜っとする。
時はすでに夕刻、あたりは暗くなりはじめている。
これまでのYさんならば、
「くろが待ってるから帰るわ」
と、暗くなる前には帰宅していたが、今日はちがった。
ゆっくりな時間が流れている。
ゆっくりとコーヒーをあじわう私たちだった。
「これからは時間ができたっていい方に考えるのよ」
とYさんは朗らかにそして優しくいった。
銅版画をやっているYさん、くろちゃんを亡くした翌日にも工房へいったという。
ず〜っと昔、なにかの話をしているときに、「頑張るとか頑張ろうってよくいうけど具体的に頑張るってどうすること?」とYさんにきいたことがある。
Yさんは即答した。
「優しく明るくいるってことだと思う」
頭蓋骨もしびれる一言だった。
先日アイロンをかけたパンツに毛皮のショートコートを合わせて着ていった。
お天気良く日射しもまんまんだったのでサングラスも。
ケモノ物&グラサンで、けっこうな迫力をかましてみました。

初めての仕事の打ち合わせに神田まで。
初めてうかがう会社なので、少しは仕事っぽい服装でいこうと思ってパンツにアイロンをかけた。
ピシッとセンターに折り目をつけると気持ちもピシッとするようだ。
昨年末、悪寒で三日ほど寝込んだときに「水だけ生活」をしたせいで体重が3キロ弱へっていた。
お正月に食欲の追い込みがあったが、リバウンドをみなかった。よかった。
最初からダボダボパンツだったのだけれど、よりいっそうダボダボになったので、セーターをインしてなおかつコンチャの付いた革ベルトでぎゅっとしめた。
こんな着方は久々だ。
いつもウエストは解放し放題なので新鮮な心地すらする。
あの悪寒の数日がなかったら私にはできない着方だなと思うと今はありがたくも思える。
インしたセーターは薄めの紺色シェットランド。
肘から手首にかけてムラサキ色になっている。
ムラサキの部分はボタンで取り外しができるので、七分袖のセーターでも着ることができる。
なかなか便利なポールスミスのニット。
古い腕時計をブローチにしてつけた。
歩きやすいレースアップショートブーツ、穴々に詰まった泥をブラシできれいに取り除いて履いた。
初めてのところの仕事は緊張するけれど、日ごろ緊張感のあまりないこの身にとってたまには必要なことだと思った今日でした。
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