
男性もののモスグリーンのコート。
ワニ皮のハンドバッグなど持ちたいけれど、そのような「お出かけチャンス」はめったにはない生活。
テーブルクロスかランチョンマットにしようと思って買っておいたコーティングされた赤い布でバッグをつくることにした。
それなら散歩や近所への買い物時にラフ〜に日々持てるしと。
四角く縫って、ハトメを打ついつもの形式の簡単バッグだ。
大きなドット柄だし、ちょっと大きめのバッグにしてみた。
モスグリーンとの色の配分もこのぐらいがよかろうと思って。
派手めの色のシュッとした革手袋...といきたいところだけれど、スーの散歩時間は寒い寒い。
もこもこのミトン手袋でないとダメなのだった。
女らし〜く着こなすのはなかなかねえ。まだまだだねえ。

朝の散歩のときに、スーさんがおしり(肛門)を地面にこすりつけるような仕草をした。
これは!肛門線しぼりのサイン!と、お散歩コースを動物病院方面へと進路を急遽変更だ。
以前、肛門線というのをしぼらないといけないということを知らなくて、スーに痛いおもい(←肛門が爆発&流血事件)をさせた経験があるので大急ぎで病院へ向かった。
飼い主がやるのがいちばんいいのだが、私はうまくしぼれないのだ。
「たくさん出ますね〜、まるで歯磨きのチューブから出るみたい」
と獣医せんせいはいって、おもしろいようにニョロニョロとでるくっさ〜いウミみたいなのを採取してくれた。
日頃はえばりん坊のスーでだけど、診察台の上ではいつも従順な態度の犬になる。
「この子は本当におとなしいいい子ですねえ」
とかなんとかほめられつつ、スーはしぼりきられていた。
スッキリしたのだろう、帰り道のスーの足取りはいちだんと軽やかになっていた。
●肛門線しぼり......、実家で飼っていた犬は、そんなことをしなくてもいい犬であった。
犬によって、自然に排出できるものとそうでないものとがいるらしいね。
黒のニットのワンピースの上に赤いコットンのスカートを重ねばきしてぬくぬく。
腰痛は冷えるとでてくるので、腰まわりはあたためぬいている。
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11日、12日とテレビで「オリエント急行殺人事件」を見た。
アガサ.クリスティーの原作を三谷幸喜が演出という。
名探偵ポアロシリーズで以前見ていたので、興味深く見た。
アガサの原作では、殺人犯を見逃した探偵の苦悩が色こく出てたし、犯人たちも仇討ちを成し遂げたという喜びに満ちてなどいなかった。
殺人は殺人である。
三谷幸喜、エンディングはぜんぜん違う風に演出していた。
探偵は、犯人たちの心情を理解したようにきれいさっぱり見逃し、犯人たちもヤッタ〜!と喜んでいた。
年の初めだしね、めでたくまあハッピーエンド風な終わり方もありなのかも?
それに三谷だしね。
それにしても、草笛光子!きれいだったな〜〜!!
みとれました。