【自分流の作法でショールを】
「おしゃれのレシピ」を中心にまとめた本「おしゃれと
暮らしのレシピ」のトークショーや、掲載したイラスト
の展示会。3月から5月にかけて開いてきた。日ごろは畑
や犬の散歩にいそしむ私にはまさに激動の日々であった。
しかしたくさんの方にお会いする日々はいい刺激もたくさ
んあった。色んなおしゃれを見られるのが何よりたのしい。
「生」のおしゃれは街中にしかないから。
カフェでは、若くてスタイルがいいと何着てもきれいじゃん!とざっくり
とした感想をもち、すれ違う銀髪のご婦人にはあこがれの眼差しを向けた。
ギャラリーへ通った6日間は、寒かったり雨だったり暑かったりとお天気
アラカルト。そんな中で、あ!素敵!いいな〜と目にとまったのは薄手の
シャツや半袖ワンピースにショールをまとっている方々だった。
肌寒い日、カシミヤのショールは肩や背中にそうように優しい
ドレープを作り、夏めいた日中の麻のショールは涼し気で粋
な感じを醸し出していた。濃いブルーデニムジャケットに
コットンのボリュームスカーフをふんわりと巻かれている方も。
室内外での寒暖の差や湿度はこれからどんどん増していく季節
に入る。でも素材違いのショールでそれらはきっと不快ではなくなるの
では?と思う。
巻き方によって発生してくるドレープの形は無限ってところもいい!
コットン、カシミヤ、麻・・・より自然に
身に付けたいな。それには毎日なにかしらのショールやスカーフ
を身に付けるようにすれば、きっと誰にも似ていない自分流のお作法が生ま
れてくるはず。
私たちは「おしゃれ元年」をスタートさせよう。
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